購入後、3ヶ月で壊れたエアコンコンデンサーだが、サービスキャンペーンの通知がやってきた。初回車検後に壊れることがネットで話題になっていて今頃無償修理かと思ったが、中古屋の保証修理で直したので懐は傷んでない。
某主催推奨の干物を買いに行った。
用宗の干物は意識したことが無かったが、駿河湾産で丁寧に作られた干物なら美味いに決まってる。
出発は猫の世話を終えて遅めの9:30頃。
西湘BPが小田原で工事通行止めの影響か、GW直後のせいか、日曜でここまで空いてるのは昨年の緊急事態宣言以来かもしれない。
箱根新道もガラガラなのと春メンテのお陰で、箱根越えが面白いと感じたのは久しぶりだった。三島側も路面の改修が進んでてER-6fの弱点である下りの荒れた路面が苦にならない。
懐かしき沼津を抜け、昼食プランAだった由比の浜の食堂はコロナ禍で閉鎖中、プランBに変更し美保に向かった。
五郎十は学生時代御用達のとんかつ屋だが、そのボリュームと味は未だに唯一無二の存在だ。卒業以来、上品で小綺麗なとんかつ屋は数多く行ったが、”がっつり豚肉食わんかい”と真っ向から挑んでくるとんかつ屋はここしか知らない。そもそもロースカツの脂身を取るなんて邪道の極みで、すっかり小綺麗になっちまってとボヤく以前の問題だと思うのだが・・・
懐かしさにキョロキョロしてたらカツを揚げるのに時間が掛かるので、ロース生姜焼きにしないか?と親父さんが声をかけてきた。隣席の量を見てさすがに残さず食えるか?と心配になっていたので渡りに船で変えたが、ロースカツと同じお肉を焼いて出てくる以上、これも当然ながらボリューム満点である。
肉質は柔らかく、脂身も程よく入っていて、タレも肉に負けず主張しすぎず一気に完食した。味噌汁も出汁の効かせ方が伊豆などの旅館風?で、豚汁風では無いのが良い。
学生時代はご飯をおかわりしていたが、さすがにそんなことは出来なかった。
日本平まで移動して休憩した。頂上付近は綺麗に整備されて観光地化され記憶通りなのは道路の雰囲気だけだが、荒れ荒れな路面に歳月を感じる。
一旦、用宗を通り過ぎて大崩れ海岸を軽く往復してみた。
海の上を走る国道として有名だが、これだけのインフラを整備・維持するコストの割に抜け道でしか無く、生活道路としても使う人がどれだけ居るのか?と思ってしまう。
用宗駅に戻って目当ての干物屋さんを検索。思ったより小さく、若者が店の横でBBQをやっていて楽しそうだ。
予定通り15:00着で、家族分の干物を見繕って、おまけに昔ながらの塩鮭を買った。
保冷材を入れてくれたが、お買い物用のぺらぺらな保冷バックでは心許なく、コンビニでロックアイスを買って西日対策にした。
帰りもひたすら下道で寄り道は途中の袖師埠頭で地球深部探査船「ちきゅう」の勇姿を70Dで撮影しただけ。箱根超えに備えて沼津で給油したら、久し振りに25km/l超えをマークし給油の必要が無かったようだ。
三島から箱根の上りは超快走路で気持ちよく走れた。今までは小さなギャップでリヤが少しずつ流れるのが怖く、高速コーナーはおそるおそる走る感じだったが、グリップ感が抜けにくくなって安心して寝かせていけるようになった。少しずつ改善してきて残っているのはスイングアームのベアリングだが、どうしたもんだか・・・。
自宅へ着いたのは19:30過ぎ。必要最低限な買い物の外出にしては楽しめたし、干物も美味かった。昔ながらの塩鮭を使った鮭ご飯は絶品だ。
次は息子の帰省予定に合わせてクルマを出そうかと。