貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

GPz Session5 その2

2017-06-07 08:08:00 | GPz1100



十津川村湯泉地温泉は歴史ある温泉で南北朝時代の楠木正勝、戦国後期の佐久間信盛の墓が残ると看板が建っていた。




泉質は硫黄泉だが、過去のSessionで訪れた草津温泉や妙高燕温泉の”ザ硫黄”ではなく、枯れて穏やかな泉質でその香りがほのかに残って硫黄泉で有ることを控えめに主張していた。湯治という感じがする。
紀伊半島には火山が無く、硫黄泉も無いだろうと思い込んでいたのが最後まで行き先不明だった理由だ。



2日目も1時間ほど峠道を走って休憩するパターンで熊野を目指した後、尾鷲、志摩と海岸線を北上した。絶好の晴天で北陸の最高気温22℃前後に合わせた服装を後悔したが、蒸し暑さが無かったのが助かった。



南紀は世間一般はR42を使うので海岸線沿いの国道や県道は快走のワインディングが続く。主催のA1改A3を750軍団が追いすがるフォーメーションはお馴染みの風景で、四輪に引っかかると次は風景に癒やされるのだが、前が空くとそんな余裕が無くなることの繰り返しだった。



尾鷲市の道の駅マンボウが最後の休憩場所兼昼食場所だった。
2日目もまともな昼食が取れないのがSessionだったが、今回は落ち着いてマンボウを食すことが出来た。
ここで当日帰宅組で最遠方とみられる長田さんが早退したが、彼の1100はスタータークラッチがお亡くなりになったので、皆で押し掛けをして送り出した。



解散場所の鳥羽に近づくと車が増え快走ワインディングではなくなった。こうなると眠気との戦いで標識の距離が減っていくことだけが楽しみになり最終目的地到着は16:30だった。



R425通行止めの迂回で聖者の行進では無くなったらしいが、それでも予定通りの走破だった。シングルディスク仕様のGPz750を自宅に連れ帰った団長がなんちゃってGPz900Rなバイクで現れてSession5終了式に登場した。
彼は遠隔地参加で早退ばかりだったので初めての終了式参加だ。



今回は初参加小沢さんがターボ、味村さんのターボデビュー、オイル下がりのかちかち山ターボとターボ尽くしのSessionだったかと思う。細かいトラブルが絶えなかったがそれでも全行程走破の予定時間に終わったし、自走不能が無かったのも初の経験だった。
その点でも貴重なSessionになった。



解散後は小沢さん、アキラちゃんの3人で伊勢湾フェリーを使って伊良湖に渡ることにした。このフェリーを使ったのは大学3年の時なので30年振りくらいになる。1時間の船中はSessionやミーティングの話題で持ちきりで、初参加小沢さんは興奮が覚めやらぬ様子であった。



下船して、下道を行くアキラちゃんと再会を約して、Googleナビ提示の豊川ICから新東名経由で帰宅した。
浜松SAで遅い晩飯を取り、近いうちの750ターボカフェ訪問を約して帰着したのは23:30だった。



我がGPzの様子だが、とうとうヘッドからオイルが滲む持病が再発したが、それ以外は楽しむことができて良かった。

主催並びに聖者なメンバーの皆さん。又の共に走れる日を楽しみにしてます。

総走行距離 1,137km
合計給油量66.15L
平均燃費 17.2km/L
区間最高19.7 最低14.3
経費は4万円超え
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GPz Session5 その1

2017-06-06 08:08:08 | GPz1100


GPz Session5に参加した。



朝四時過ぎに起床し、五時出発。
集合場所は新東名清水PA下り、7:30出発を指定されたていた。
下り線集合であることで東北や新潟以北の可能性は低く、奥飛騨から立山や黒部の方ではないかと推測していた。
17:00時の解散予定で都内帰着が0時を回るだろうと案内されていて都心から500kmの円を描いた西半分のどこかとし、紀伊半島は良く行っているのでそれを除外したのが想定だ。

狙い通り早めに到着し朝ラーを食して戻ってきたら、静岡、関東勢がほぼ集合していた。


ただ、早速なにやらゴソゴソやっている。750A1改A3はボルト脱落でリヤブレーキがお亡くなりになり、フランジナットが無い人も居る。何やら色んなものが出てきて事なきを得るのが不思議な集団だ・・・



遅れてやってきたターボはかちかち山になっていた。
整備は1ヶ月前をめどに済ませ、試走と手直しを2週間前に済ませ直前は磨き、給脂程度に留めるのが理想だが、中々そう上手くはいかない。



当初想定をあっさり裏切って刈谷PAで休憩。
この段階で奥飛騨、北アルプス方面は消え去った。山陰から福井にかけてもルート的に可能性が薄い。よって四国か紀伊半島に絞られた。




結局、東名阪から西名阪の関PAが最終集合場所で、奈良の団長、神戸の渋ちゃんが待っていた。
ということは紀伊半島がくさいが、四国はまだ行けそうだし日本海側も行けないことはない。

更に昼食休憩分待たされて、結果発表は十津川温泉だった。
というか、参加したGPz Sessionで昼食が取れ、予定通りの時間で行き先発表が有ったのは初めてだった。

後は県道や大きな数字の国道を継いで南下していく。いつものSessionと違って道路看板でどの辺りを走っているか分かるのが一番違う。はぐれても宿まで自力で行けるという安心感が有る。




団長がパッドピンが脱落しパッドを落とすという聞いたことも無いトラブルに見舞われたが、その場でシングルディスク仕様にモディファイして宿に向かうことが出来た。
この集団は何かトラブルが起きても予備品や一般的では無い工具がひょいっと出てきて、応急修理には困らないのが不思議だ。アレ無いというと直ぐに誰かが有ると言う。パッドピンは落ちる物だと始めて知ったが、平然と落ちるからワイヤロックした方が良いと言われ、フロントはパッドピン自体がベータピンだし、リヤは抜け止めにベータピンをさす構造で脱落防止済みなの問題無いと安心したりした。

最後に熊野本宮大社の前を通ってまだ明るい内に宿にたどり着いた。
これは自分が参加したSessionでは初めての出来事だったが、折角来たなら少しくらい入湯が遅れても熊野本宮大社へお参りしたかったのが本音ではある。



最後に熊野本宮大社の前を通ってまだ明るい内に宿にたどり着いた。
これは自分が参加したSessionでは初めての出来事だったが、折角来たなら少しくらい入湯が遅れても熊野本宮大社へお参りしたかったのが本音ではある。



料理は特に鹿肉と三輪ソーメンを使った溫麵が絶品だった。
地の物をふんだんに使って野趣溢れる田舎料理でもてなすと言うより、地の物を使いつつ洗練して調理したという感じを受けどことなく京風なんだろうか?と感じた。十津川村という地域はそういう歴史がある。



ひとしきり盛り上がって一段落したところで食器を片付け、モニターを持ち込んでドラレコ上映会になるのも最近の定番になりつつある。
〆に露天で暖まり直し、〆のチューハイで体が落ち着かせて就寝した。





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