貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

Dトラのバッテリが突然死した

2014-06-30 08:15:23 | Dトラッカー
この台湾製バッテリ(CTX 7L-BS)は8年も使ったので、大往生と言うべきかもしれない。



MFバッテリは寿命が尽きると急に使えなくなるのは知っていたが、普通に乗っていて信号待ちでエンストしたらセルが回らないほど急に駄目になるとは思わなかった。前日にトリップがクリアされ、時計が2時間遅れるという謎の停電が発生した以外は全く兆候は無かった。端子は腐食しているが、電圧異常は無し。



押し掛けで自宅に戻りOptimMate4で充電したが、特に異常なく1時間ほどで満充電になった。それでもスタータリレーがカチカチ言うだけでセルはびくともしないので、完全に容量(電流)不足だった。バッテリージャンプでセルは回るのでスタータリレーやセルの異常でも無いし、アイドリングで13.8V、空ぶかしでも電圧が増減するので発電系の問題でも無い。
1週間経過後でも13Vほど有ったので、サルフェーションや極板崩落ではなく老衰だ。ここまで使えたのはBAL1734でフロート充電したからだと思う。



ネット通販で買ったのは台湾ユアサのYTX 7L-BSで送料込み4,000円ほどだった。昨年台南に出張したとき、GS系の工場の前を何度かを通っていて、新しい生産拠点だなと感じたことがある。中国製? CTX 7L-BSなら送料込みで3,000円足らずで買えたが、今回はあそこで作っているかも?という理由で1,000円余計に出すことにした。



発注後3日間で届き、バッテリー液を入れてOptiMate4で一晩補充電を済ませた。
バッテリー液は毒劇物なので、譲渡履歴の管理が必要らしい。



セル一発で再始動した。さすがに新品はセルの勢いが違う。
ただ、今回のように電圧に異常が無い場合は突然死の予測が出来ない。単車は押し掛けすれば良いが、四輪は常時フロート充電するのは辞めた方が良さそうだ。

ついでに、オイルとエレメントを交換して10年目のリフレッシュにピリオドを打つことにした。約1年で2,000kmほど乗って、現在は25,700kmほどになる。

使ったオイルは、昨年開封したCASTROL RS 10W-50の残りで、空冷750ではクラッチ滑りとの評判だったが、水冷の非力マシンには全く問題無い様だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再びDトラを磨いてみる

2014-06-23 08:33:00 | Dトラッカー
マフラーから磨いてみた。
サイドカバーから出ている部分は磨かれていたようだが、使用感たっぷりでそのまま装着する気にはならない。なにせ、旧型ラフロRSVは20年選手だ。



今回活躍したのはスコッチブライト ベベルグリーン#400番で、磨き跡をつけずにステンの焼き色除去が出来る優れもの。



腐食痕で灰色になったサイレンサーエンドは、どぎつく光る感じに仕上がった。



本体は焼き色と焼き付いた異物をベベルグリーンで落とした後、オフセットサイザルでサイレンサ部分を準鏡面まで持って行き、仕上にピカールで手磨き。



1時間ほどで、サイドカバーが写り込むまでに仕上がった。



次はフロントフォークと三つ叉。トップブリッジは以前に鏡面化したが、他も磨いて10年間の錆を落としてやる。三つ叉とアウター下部のアルミパーツはこの段階で準鏡面化済み。



フォークの下部も磨いたが、うまく撮影できず。



これならわかりやすいかも。



ハブとスポークを綺麗にしたいが手が入らないので劣化していくばかりである。



新車時とは趣が変わってきたが、光るべきところが光っていると気分が良い。



ボルトの錆が気になるので、ボチボチ変えていく予定だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧型ラフロRSVマフラーの消音 あきらめ編

2014-06-16 08:06:02 | Dトラッカー
更に消音活動を進めてみた。
おたま蓋が効果的だったので、インナーサイレンサーの入口も塞いで見た。真っ直ぐに出さないことが狙いだ。



蓋用にツナ缶を加工し始めたら、もっと良い物が見つかった。
フォークオイルの空き缶の蓋がちょうど良い。



ワイヤでオイル蓋を固定し、インナーサイレンサーのグラスウールが飛ばないように前半はスチールウールを巻く。



試走したところ、低中速は完全復活し純正と変わらずになった。ただ、高回転も純正同様フラットになり苦しげである。さらにアイドリングは大人しくなったが、開けると耳障り
な破裂音が復活して余計に五月蠅く感じる仕様だった。
これでは金と手間をかけて、五月蠅くしただけである・・・。



そこで、オイル蓋に穴を開け高回転復活を試みた。開けたのは5mmを3箇所ほどである。

それだけで5,000rpm以降のふけ上がりの軽さが復活し、回すのが楽しい特性が戻ってきた。
純正に比べて低中速は若干弱いが、同時にエンブレも緩和されて扱いやすい。オイル蓋は性能への寄与が大きいようで、面積に妥協点があるようだ。
破裂音も無くなったので、このまま使ってみようか?という気になった。

音量的には良くいる250スクータ改のレベル。絶対的に五月蠅いのは間違いなく、いつまで我慢して使えるか?というところだったりする。
取りあえず、これでパワーアップの下準備は完了だ。後は”FCR”か”ふよふ”しかなく、ヤフオクを確認する日々が続いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧型ラフロRSVマフラーの消音 その2

2014-06-09 08:14:29 | Dトラッカー
ここまでは何となく予想していたことで、中低速も遊びに行ったままなので、排圧も足らない。出口を42mm->20mmに制限するだけでは不足なのだ。
TRXはエンドバッフルで結構な効果が有ったが、850 2気筒と250単気筒では排気の量が圧倒的に違う。



インナーサイレンサーの取り付け位置は、サイレンサー出側の方が良いので、可能な限り出側に寄せて、さらに入り口をネットで塞いでみた。



ネットは100均のザルで、なるべく目が細かくなるように取り付けある。



さらに排圧でグラスウールがボロボロになったので、エキパイ側はスチールウールを巻いてグラスウールの飛び散り対策を加えてみた。





結果は・・・ あまり変わらない。108円が無駄になった瞬間である。


そんなこともあろうと、穴あきオタマを調達してあって、これを排気管内部に仕込んでみた。



1100のBITO管の内部にも同じような排気リストラクターが仕込んであるので、250単気筒ならこれでも大きいかも知れない。



100均商品とはいえ、今時はステンなので加工性がきわめて悪い。
グラインダーで切って、削ってなんとか形にしてみる。



取り付けはステンワイヤーだが、恒久処置は考えないと駄目だ。



排圧も増すのでスチールウールも増量しておく。デイトナのグラスウールは柔らかすぎてどんどん飛散するのだ。



今度は結構期待して、エンジン始動。
ブリッピングの破裂音が見事に収まり、音大きいね!レベルまで落ちてきた。これなら使っても良さそうな気がしてきた。
中低速さんも適度に戻ってきて、高回転の伸びも純正よりは良い。

もう少し静かにしたいので、さらに弄ってみる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧型ラフロRSVマフラーの消音 その1

2014-06-02 08:02:38 | Dトラッカー
想像以上の爆音だったので、サイレンサーをバラしてみた。
エンドキャップを外すのに苦労したが、マイナスドライバーで叩き出して内部構造が判明。




爆音から感じた通り、ザ・直管!



エキパイから出口まで遮るものなく、内径42Φが膨張室からそのまま繋がっている。
グラスウールも硬化して、消音効果などまるで期待出来ない www
中低速が無いのも無理は無い。



早速、インナーサイレンサーとグラスウールを調達した。



これで内径が半分になり、開口部面積としては20%まで絞られる。規制前純正とほぼ同等だ。



前オーナもインナーサイレンサーを入れていたようで、固定穴が開けられていた。まずは出口側にインナーサイレンサーを固定してみる。





メッシュのエキパイにデイトナのグラスウールを巻く。



さらにアドバンテックのグラスウールを巻いて、サイレンサーをグラスウールでいっぱいにする。



音量は確かに下がったが、まだ五月蝿い。音質が弾けるようになって、開けた時に非常に耳障りである。例えると五月蝿いハーレーグラス。
中低速も抜けたままで、高回転のフィーリング以外は純正の方がマシ。

次はインナーサイレンサーを逆に付けて、サイレンサーに入った時点で排気を絞ってみた。



これは失敗で余計に耳障りになった。弾ける部分はサイレンサー出口付近で、サイレンサー中程で内径を絞ったので、排気の流速が上がって抜けてきて、出口で一気に広がって音を出すのだろう。

インナーサイレンサーは出口付近に設置し、排圧はその前で分散させないとだめなようだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする