貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

トヨタ ヤリス

2024-12-09 08:08:08 | SJ5Dフォレスター
仕事で借りたトヨタヤリスに感心したのでインプレ。

借りた当初は後席の狭さに閉口し、その後も妙に当たりの強い足まわりや普通に感じる安っぽさにこんなもんかと感じていた。
最下グレードらしく、ヘッドライトはハロゲンで暗かったり、マニュアルエアコンでワイパーの速度調整もない。
ヘッドライトが自動点灯だけでオフが無いのもコストダウンだろう。
一方で標識を読み取ってメーターに表示したり、車線逸脱の警報や操舵修正は装備されていた。

1L3気筒の非力なエンジンで、グッと踏み足さないと加速はしない。200か250の4stオフ車と同じパワー感で高速の追い越し車線に出るには気合いが必要だ。
CVTで低回転を維持するので大人しく他のクルマと走っている限りエンジンは静かで、足クルマならこれ以上ナニが必要なのか?と思わせる。

一番意外だったのは操作感でトヨタは何かと過敏過ぎると思っていたが、普通にリニアで違和感なかった。
固めの足まわりも峠や高速ではフラットな乗り心地に転じ、ロードノイズが盛大に入ってきて静かではないが、長距離でも疲れる事は無かった。
コーナリング云々を問うのは野暮だが、中国山地の穏やかなワインディングを淡々と走るのは単車でツーリングしているようで、仕事のストレスを発散出来た。素性が良いクルマという感じがする。

通勤の燃費計表示は15.1km/l、遠出したら25km/lほど。フォレスターの倍ほど走りER-6fと変わらないか凌駕する。
たまたま給油後に淡々とR2を走り続けたが、その間1時間近く29km/l前後の燃費表示が続いて驚かされた。その後、渋滞や街中走行もあって落ちていったが、それでも長距離だけなら27km/l位は見込める。燃費計表示も満タン計測との差が殆どなくいちいち計算など不要だ。
もちろんハイブリッドの方が燃費が良いだろうが、動力源を余計に積むことで製造時の環境負荷を増やして得られた数km/lの向上だ。
意味あるのかなと・・・
フォレスターを買い替える頃はこのクラスにサイズダウンするが、純ガソリンエンジンが残っていて欲しいものだ。
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ER-6f ユーザ車検3回目

2024-12-04 08:08:08 | ER-6f
月日が経つのは早いもので3回目の車検を受けてきた。
いつもの湘南は枠がなく本来行くべき横浜都筑で、午後しか空いてないので休暇を取って挑んだ。
余裕があるし初めてなので、午前中に手続きを済ませ、検査を一番に済ませる作戦だった。

まずはお馴染みの栄和自動車さんの予備検査で光軸調整と自賠責に加入してから車検場入り。入り口が分かり難く曲がり損ねてしまった。

湘南はユーザー車検向けの説明看板が有るが、都筑にはなくウロウロしてから窓口へ。
午後のラウンドだけどと説明したらあっさり書類を準備してくれた。

で、記入して印紙を貼付して持って行ったら検査ラインへ行ってくれと。

なぜかリヤブレーキでXが出てやり直しになった以外は無事終了。小さくなった車検証を受け取って終わったのは11時50分頃。
家に戻ってLEDバルブとUS ECUに戻して今年の車検は終了。しばらくジェントルな音で走ろうと思う。
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奈良再訪

2024-11-29 08:08:08 | 雑感
出張中、暇を作って奈良国立博物館の正倉院展に行ってきた。

正倉院展は当然ながら奈良時代、天平文化が中心であまり馴染みがないのが本音で、おまけに撮影禁止なのが惜しいところ。

工芸品より長い長い巻物に綺麗な楷書で丹念に書かれていた役所文書がとても印象的だった。

古文書と言えば草書体で読めないとの思い込みがあったが、この時代は綺麗な楷書で書かれていて一文字一文字は読めるし、目録はそれで十分分かる。いずれにしろ、長い間アジアの共通言語は漢文だったということを思い出した。

正倉院展の期間中は正倉院も見学可能なので見に行った。

見学可能と言っても開門しているだけで、敷地内すらほとんど入れない。おまけに逆光で真っ黒い大屋根の建物が撮影できたに過ぎなかった。
正倉院を見に行くなら順光な午前中に限る。

奈良訪問となれば、彼に声を掛けない訳にいかないと言うことで西大寺まで迎えに来て貰った。
少し前に注目を浴びた西大寺だが、昔の古い駅舎とゴミゴミとした暗い面影など全く無い。

暗闇が迫る中、まずは登美ヶ丘小学校から訪問した。耐震補強が入った以外は校舎や校庭はほとんど変わっていないのが不思議である。

生駒山が一望できるのも同じで、周囲は大きく開発されている中、遠景と学校、団地内は変わりない。

目と鼻の先に住んでいた矢野氏と全く接点が無かったのはマンモス校かつ当時熱中していたものが違ったからだが、長じて同じ趣味で再開し長い縁が保てているのも不思議なものだ。

原風景に共通するものが有るのだろう。

彼が手配してくれたおそば屋さん、これが期待を超えるもので先日の高烏谷鉱泉に続き美食を堪能できた。

ボキャ貧なので、へー美味しいねぇと舌鼓を打つのが精一杯なのがちと情けない。

誰かに美味いものを食わせる店の1軒や2軒は確保しておかなければと、改めて思ってしまった。

中でもお気に入りは鴨付けのそばがき。

最近、鴨付け蕎麦にハマっているところにドンピシャの一品で、お代わりと言いたいところをぐっと我慢して次の逸品を待つのであった。

2種類の蕎麦を食べ比べることが出来た。

更科より野趣あふれる方かな。どちらも旨い。
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車検対応

2024-10-18 08:08:08 | ER-6f
旅の汚れを落とすついでにER-6fの車検準備を行った。



やるべき整備はツーリング前に済ませているので、洗車のついでに車検対応に変えるだけだ。
一通り洗車ワックス掛けしつつ各部の点検を済ませ、まずはLEDバルブのハロゲン戻しから。
光量はLEDだがハロゲンの方が綺麗に照らすので光軸検査で安心だ。ここでボケをかましたのが躓きの始まりだった。


次は肝心のサイレンサー交換だが、中間パイプが固着してビクともしない。ガスケットにラスペネが効くか?と思いながらラスペネ攻撃を加え先にECUを国内仕様に戻した。



US仕様でもガス検は通るんじゃないか?と思うが、これも自分で測定出来ないので戻すに越した事はない。
ついでに配線整理などして交換完了。



相変わらず中間パイプはビクともしないので貫通ドライバーで叩き出して事なきを得た。
そして、純正サイレンサー装着も手こずった。
元々リヤタイヤとのクリアランスが無く知恵の輪作業だが、結局リヤタイヤを外すはめになった。



すっかり辺りは暗くなってしまい続きは翌日へ持ち越し。結局、たったこれだけの作業に1日半もかけてしまったが、これも趣味なので無事終了すればビールが旨い。
受験は11月下旬だが、しばらく単車に触れない見通しなので3連休で助かった。
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令和の米騒動冤罪主張ツーリング

2024-10-08 08:08:08 | ER-6f
妖しい茶封筒でGPzセッション番外編への召集が掛かったので行ってきた。
ただ生憎1100は10万km記念のやりたい事が山積みのまま車検切れ、今はとても手が出せないのでER-6fの出番となった。



朝6時出発目標だったが雨支度で6:20出発、浜北IC集合なのでこれでも1時間は余裕が有る。
カッパのバタつきが酷く左車線走行を強いられたので途中でカッパを脱いだが、結局ほとんどカッパは不要だった。



ひとしきり歓談して出発時間を迎えたが1名不着。はるばる山口から参加された方が1時間前に刈谷PAに着いたとの連絡が有ったきり音沙汰が無い。1時間遅らせて出発というセッション恒例の待ちアトラクションとなった。
日が射して暑くなる中、1時間経っても現れずやむなくセッション走行が始まった。いつもと違い経路と目的地が明確なのでどこかで合流できるだろう。



時折小雨が降る中、濡れ落ち葉祭りを絶賛開催中の兵越峠を越え、道の駅遠山郷に到着。



初回GPzミーティングも雨の兵越峠を越えて飯田を目指し、その後何度もミーティングで走った道だ。だいたい覚えているもので何もかも懐かしい。
件の人物はここでようやく合流したが、山口Zミーティングを主催されている方で、何を血迷ったか1100に飽きたらずターボに手を出したとのこと。綺麗にレストアされていたが、早速ANDFオイル洩れというお約束に見舞われていた。あれは蓋をするのが一番だ。



宿に明るい内に到着というセッションの悲願を達成すべく、次の休憩は割愛して再び走り出す。今回は750が7台、1100が2台、ターボが2台にZ800とERの総勢13台となった。単車の集まりは集まるだけでも宴会だけでも片手落ち、共に走ってナンボだと思う。



天候は変わらずだったが、先頭集団はそれなりにペースが上がったようで最後尾でも気持ちよく走ることが出来た。なにせ複視で視界がガチャガチャなので、視野に入る単車の台数は少ないに越した事はない。
やがて雨が本降りになってパンツに雨が滲みてきた頃に宿へ到着した。


3時過ぎというセッションとしては順調過ぎる初日走行で、納屋に13台を押し込めたらセッション夜の部が始まる。夕食まで2時間半はさすがに長く、大浴場で汗を落としたら軽くビールでアップしながら、高烏谷鉱泉看板の創作懐石料理に備えた。



宴席は嬉しい事に大広間ながらテーブル席が設けられ、ぎっくり腰が治りきってない我が腰には大変に有り難かった。女将が一品ずつ出してくれる料理はどれも絶品で手が込んでいて、中でも鯉の唐揚げには脱帽した。長野は鯉こくや洗いは普通に出るので何度も食べてきたが、こんなにおいしい鯉は初めてだ。気になる小骨も丁寧に下処理してあって、餡に絡んで身がほろほろと溶けていく。



翌朝も霧が残っていたが、まずまずの回復ぶりで主催推奨の蕎麦を食べるまでが今回のセッション参加の予定だった。



連泊がデフォになった昨今、連泊ツーリングはまだ解禁してないのが残念だがコレばかりは決めた事。



おまけに事前の懸念通り、目的の蕎麦屋がお休みで初ロットなる蕎麦を食すこともかなわず、ガソリンを入れて解散となった。



高烏谷鉱泉の朝食も大変美味で、これまた美味しいお米を何杯でも食べれそうだったのを堪えただけに、昼食は蕎麦屋一択だ。
Google先生にお伺いを立てて伊那の街の蕎麦屋さんを探し、たまたま先客が居なかったので初ロット?なる蕎麦にありつくことが出来た。
美味しくて大盛りにすれば良かったが、これ以上腹が出るのは耐えがたく余韻を残しておく。果たして初ロット?なる蕎麦湯は透明感があるものなのだろうか?



帰路は高遠からR152で茅野へ抜けるか、大月から下道で帰るか迷ったが後者にした。信州とは言えかつて何度も走った道だし、小仏渋滞の方がよほど憂鬱だ。
大月から裏道志、牧場峠ともに路面状況が宜しくなく、最後まで濡れ落ち葉峠だったが、17時には自宅到着。
今回のルートは650を買ってから何度か検討したことがあり、地蔵峠の迂回もほぼほぼ固まった。晴れを狙って日帰りで訪れるだろう。



総走行距離 637km 26.65L 23.9km/L
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河口湖自動車博物館・飛行館 続編

2024-08-21 08:08:08 | 雑感
次は自動車編。
自動車の歴史を辿るようなにコレクションが整然と並べられていて、戦前の海外車両が多くどれも綺麗にレストアしてあって、とても状態が良い。多くはランニングコンディションなのだろう。
まずは言わずと知れたベンツの初号機、もちろんT型フォードもあった。



古いモノはホーとかへーになってしまうので、さりげなく置かれたバイクの写真なんかを載せておく。
別冊MC誌の愛読者として誌面で知った車両ばかりだ。
最初は陸王
祖父がバイク乗りで亡父がバイクの思い出を語る時によく出てきたという縁がある。
若い頃にいつかはハーレーと思って試乗したことがあるが、30年たってもその気がしない。



次はビンセントブラックシャドウ。
1948年に世界最速の量販車として200km超えを達成したバイク。やはり世界最速という響きが良い。




BMW R51/3
戦後に発売された水平対向2気筒の原点だ。成れの果てのR100RSに試乗したことはあるが、これまた若すぎてピンとこなかった。



トライアンフボンネビル
バーチカルツインでまだ日本車が目標としていた頃の名車だ。画像をあげた中で唯一一緒に走ったことがあるが、弾けるようなとても良い排気音を奏でる。



トライアンフトライデント
CB750Fourに対抗して出した3気筒750モデル。オイルが滲んでいるのは実動車の証だ。



CR110とCR72
第1期F1に先んじて二輪で世界をとった頃の市販レーサーでドリーム50の原型だ。



自動車博物館なのでクルマを・・・
プラモを作ったやつからピックアップしておく

ハコスカGTR
高橋国光のマシンだそうだ。市販車と一線を画すど迫力、GT-Rといえばこれがドリフトしているのだ。



フェラーリ365GT/Bデイトナ
スーパーカーブームの頃、BBと並んで紹介されてたFRにV12を乗っけたフェラーリ。



フェラーリ512BB
南港で開かれたスーパーカーショーを見に行ったな。



カウンタックLP500S
スーパーカーと言ったらコレ。



そして、コレを見るのも目的の一つだったタイレルP34



ティレルではない。



番外編その1
スバルの黒歴史となるF1エンジン 水平対向12気筒で予備予選8回連続落ちで撤退。。。



番外編その2
売り物だが117クーペ。評価はハンドメイドな前期型が高いが、好みは後期型角ヘッドランプの2L DOHCモデル。
後継のピアッツアを見たとき、どうしてこうなったんだと思った人も多かったと思う。

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河口湖自動車博物館・飛行館

2024-08-19 08:08:08 | 雑感
終戦記念日の日、河口湖自動車博物館・飛行館へ行ってきた。
家族がそろう8/16の予定だったが、台風襲来で前倒したので息子は別行動。



往路は渋滞もなく順調に河口湖畔のほうとう屋へ安着。
初見の観光客向けの店だが、真夏のほうとうも旨いぞと娘を洗脳した甲斐はあった。出汁の旨みがカボチャで消されていないのが良い。



ここから別行動で飛行館を訪れた。
出迎えてくれたたのは、そこかしこに置かれた一線を退いた自衛隊機たち。



普段は復元作業場になっているのでは?という狭いスペースに、これでもかとコレクションが詰め込まれたカオスな空間が広がっていた。
入口正面に隼二型



天井に隼一型



左手に零戦二一型



右手に零戦五二型



正面 壁側にレストア中の彩雲の機体



一式陸攻のレストア済み機体と桜花



いずれも南洋の戦場に放棄されていたモノをレストアしたもので、途方もない作業が行われたことが容易に見て取れる。
外板は大半が新生だろうが、沈頭鋲で滑らかに仕上げられていた。





実働する唯一という栄12型空冷星形複列14気筒の下にはオイル受けが用意されているところが生々しい。



当時の工業力の低さを表す例としても知られる彗星のアツタ液冷V型12気筒もあった。クランクシャフトが上、シリンダーが下向きの倒立配置で幅が狭くバランスが良さそうだ。



他にもこれでもかと言うほどの展示があったが、これが個人のコレクションというのがすごいことだ。
オーナーはCIBIEの広報活動としてハラダレーシングの代表を勤められた方で、中嶋悟を筆頭にビックリするほどなじみのある名前がぞろぞろ出てくる。
我がGPzもCIBIEに換装してあってお世話になっていると言えるのだろう。眼福だった。
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シンテッポウユリ

2024-08-10 08:08:08 | 生き物たち
我が家の空きプランターから白い百合が勝手に生えて咲くようになった。
最近アチコチで見かける野良ユリだが、きれいだし何か縁を感じて抜かずに放置していたら今夏も立派な花を咲かせた。



このユリは何ユリだろうと思って調べたら、シンテッポウユリでタカサゴユリとテッポウユリの交雑種とのこと。
テッポウユリは真っ白い花だが、一回り小ぶりで4-6月に咲き、主に球根の分球で殖える。日本固有種だが九州南部から南西諸島に自生するだけで神奈川はおろか本州には自生しない。画像は拾いものだ。


タカサゴユリは台湾原産、日本には大正時代から園芸品種として持ち込まれ、見た目の特徴としてはテッポウユリより大ぶりな花だがピンクの筋が入り、真夏に咲き、種で殖え成長が早い。画像は自宅近所で見つけたものだが、野良だと思うのでタカサゴユリの特徴がよく出た交雑種だろう。



シンテッポウユリはテッポウユリの白さと、種で殖え1年で咲くというタカサゴユリの繁殖力を求めて改良した園芸品種だ。
発表は1928年というから100年以上の歴史を持ち、今も改良が続いているそうだ。

これらのユリは園芸品種として流通しているが、シンテッポウユリとタカサゴユリは種で増えるので野生化しやすく交雑しやすいので野良ユリは交雑種だと考えれば良い。繁殖力が高い上に雑草として処分されにくい事から、全国各地で勢力を拡大していて広島の実家でも年々数を増やしている。

環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されていることもあり、増やしたり移植することは原則御法度だ。
対策は花が落ちて莢が出来たら熟して種が出来る前に摘み取れば良く、ユリはネコにとって猛毒なので切り花は家に持ち込めない。
連作障害が有って何年かすれば咲かなくなるだろうが、しばらくは楽しませて貰えそうだ。

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Ninja650ミーティング

2024-08-08 08:08:08 | ER-6f
先月末の話だが、KCBMで出会ったER-6f乗りからNinja650全国ミーティングへお誘いが有り行ってみた。


出発は9:40と遅めで外気温35.6℃と熱中症危険領域、支度で汗をかき停車する度にファンはぶん回りもはや苦行だ。
おまけに近所の下道が大渋滞し、出発早々通勤モードを発動してネットに晒されるリスクまで負ったが、R134や西湘BPは意外なほど空いていて一息つけた。
国府津PAは立ち寄るバイクの台数が真冬並みに少なく、この気温でバイクに乗るのはよほどの物好きという雰囲気が漂っていた。


ミーティングは集まってバイパラでランチ食って談笑して解散というもの。
同時に開催されたハーレーのミーティングが軽く100台以上集まったのに対し、僅か10数台だがレア車だけ有ってよく集まったなと思った。皆さんきれいに乗っていて、箱やナビは付けてもカスタムとは無縁な人がほとんどなのは時代の流れなのか、車種固有の事情なのか・・・。



解散後にA型3台を並べて記念写真を撮っていたら、遅れてC型が2台も現れE型含めER勢が7台も並ぶという光景に発展した。



貴重なひとときにはなったが、見かけることすら無い以上同車種が揃って一緒に走る機会も絶対無いので、僅かな時間でも集団走行のスケジュールを組んだらもっと良いのでは?と思った。まぁ、今時のミーティングはこういうモノなのだろう。
帰路は椿ラインを下ったが真鶴道路の渋滞に突入し路側の雑草にすり抜けが阻まれ大失敗。この季節は標高の高い快走路かつすり抜け可能なルートに限る。
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わらじカツ丼

2024-06-11 08:08:08 | ER-6f
ツーリングのチャンスが巡ってきたので出かけてきた。
どこへ行くのか迷ったが、R299十石峠が久しぶりに開通していたのでそれを目指すことにし、昨夏のブドウ峠再訪とは逆の秩父側から回ることにした。秩父と言えばわらじカツ丼だが、長野側からだと昼飯時を過ぎて食べることが出来なかったのだ。



普段通りに起きて8時過ぎに出発、遅めの出発は高速でカバーすべく勝沼まで利用し、雁坂トンネル越えで秩父を目指した。
新たな試みとしてYahooカーナビに案内させるというのがあって、談合坂SAで目的地をセットしようとしたが非常にやりにくい。iPhoneなので操作に慣れない上にテザリングのせいか反応も鈍い。
とはいってもセットしてしまえばコチラの物で迷いがちな甲府盆地をすんなり抜けることが出来たのはさすがだった。ただ、休憩の度にiPhoneと格闘して写真など撮る暇無し。
結論として目的地設定が楽なGoogle Mapに案内させ、ナビ不要時はYahoo カーナビの運転中表示と使い分けるのが良いとの結論に達した。



Google Mapに案内して貰って、小鹿野町にある安田屋小鹿野本店に到着。
店構えは昭和レトロな目立たないものだが、バイク乗りの口コミから広まって今では秩父名物になったと言うだけあって並んで待っているのはバイク乗りが目立つ。
30分以上待たされて出てきたのが、標準?のわらじかつ2枚乗せ900円也。



薄いとはいえとんかつ専門店のような厚みが無いだけで、並のカツ丼程度の肉厚はあって食べ応えは十分だ。甘いタレがご飯までたっぷり掛かっていてこれが美味でソースカツ丼より好みである。とりあえず乗っけときました的な蓋にも意味があって、取り皿代わりにちょうど良い。
もう10歳若かったら3枚乗せにしたのにと思ってしまった。


満ち足りた思いでR299を西に向かい、次の目的地である十石峠へ向かった。ブドウ峠が定番過ぎて十石峠の記憶はほぼ無いが、こちらも酷道ぶりは引けをとってない。



そろそろ登り切ったと思う頃に大規模な皆伐で急に開けたりと面白かった。



立派な展望台が建っている辺りは予算がある国道たるゆえんなのだろう。長野側はあっさりしたもので、この峠は秩父側から抜けるのが走りやすい。



一旦、小海線に交差するまで西に向かい、その後は小海線に沿った県道で小海町から南相木村へ向かった。この辺りは走り慣れた快走路でナビなど不要でいつもの南相木村のスタンド前で休憩した。ここへ来るとツーリングは終わりのような気がするが、まだまだ結構な距離が残っている。



馬越峠は大きく変わっていて、まず立原高原キャンプ場なる施設が立派に整備されていてキャンパーたちが結構来ていた。ちなみに馬越峠が今回のツーリングでの最高標高地点で1606mほどある。



変わるもんだと思って峠を超えると川上側は木が伐採され、まるで高原のような風景が広がった。



やがてレタス畑になる様で、もう山の中の峠道を下ると言うより農道を下っていく感覚に様変わりしている。働いている人は日本人では無い人も多く、人手不足は深刻なようだ。
信州峠までは至る所レタス畑だらけで、川上村はレタスバブルが到来しているのだろう。



みずがき湖からは、茅ヶ崎広域農道を使って甲府昭和ICを目指した。山梨は広域農道が気持ち良いので、今後はこちらを使うだろう。
帰着は19:30頃、走行距離522km 燃費24.6km/lと高速を多く使った割に今回も好燃費だった。
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