今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

パンダエクスプレス

2017-04-06 21:03:53 | アメリカ

旅行中は忙しすぎて、ほとんど食事らしい食事をしていないのですが、フードコートに行く度に、シンガポール人のレイチェルの顔が、パッと嬉しそうになるのは、中華レストランのパンダエクスプレスの看板を見つけた時。他の店には目もくれずに、一目散にパンダに行きます。

「またパンダエクスプレス?昨日もパンダだったじゃん…」

と、アメリカに来たんだから、とりあえずアメリカらしい物が食べたい私とは正反対で、パンダがあれば絶対パンダ。

「今日はパンダじゃないのにしよう!」と違うものを探してフードコートを一巡するのですが、ハンバーガーもタコスもピザも食べたくないとなると、消去法でやっぱりパンダ。

私がパンダの載ったトレーを持ってレイチェルのテーブルに行くと、

「Yuko もパンダにしたの〜」 と嬉しそうに言うので、

「いや、他に食べたい物がないから、しょうがないしー」とささやかな抵抗していました。

このパンダ、何がいやかというと、まず見た目が良くない。フライドライスも焼きそばもチキンもベジーもトレーの上に乱雑にお玉のようなものでバンバンと山盛り状態で渡されます。

こんなに大量なフライドライス食べられないし、繊細な美意識の日本人には耐えられない〜。

日本に帰ってきて、「アメリカで何食べたの?」と聞かれる度に、パンダの話をしていたら、何とパンダのファンだという日本人が身近にいることを知りました。それも2人も。

「うっそ〜、パンダが好き?ほんとに?」

聞けば、オレンジチキンが絶品だと言います。そんなの食べたっけ?

美味しくないけどしょうがないと思って食べていたので、パンダの本当の美味しさを見逃してしまっていたのでは?

と、思っていたら、運命のいたずらか、川崎のラゾーナのフードコートにパンダが初上陸して大人気になっているというニュースを見ました。

パンダ、きた〜〜〜〜!

ということで、懐かしの川崎ラゾーナに行って、前の会社の友人とパンダに行ってきました。

  

日本のパンダは盛りつけが上品です。黒のトレーにもこだわりが感じられ、美味しそうに見えます。

さて、アメリカのパンダと比較してどうだったか?ですが、一回り小さいパンダって感じで、オレンジチキンとエビとブロッコリーの炒め物はおいしかったです。フライドライスは驚くことに、アメリカで食べたライスの方が美味しかった!

パンダがこの先どうなって行くのか、興味ありますね、見守りたいと思います。

そうそう、レイチェルに、「Good news があるよ、パンダが東京にもオープンしたよ」と教えてあげたら、「日本に行ったら、別のものが食べたい、パンダは no thank you」と言っていました。

なんだよ、あれほどパンダパンダって言っていたのにね。


アンテロープの中

2017-04-02 13:58:07 | アメリカ

アンテロープの入り口から中を覗くと…

 

いきなり岩の造形美のような洞窟に入り込みます。まさに異次元の世界!

えーーー、なん、なん、なんだこれ?

えっ、えっ、えっ、と動揺する間もなく、みんながいきなりスマホで写真を撮り始めます。

全体の景色を見るよりも、ほぼスマホから見える四角く切り取った画面を見ているようなツアー。

というのは、ツアーのガイドが、フォトスポットを教えてくれて、この角度からとか、色の調整まで教えてくれるので、みんな必死になっていい写真を撮ろうとして、写真の撮り合い合戦のようになるのです(苦笑)この場所は、マイクロソフトのスクリーンセーバーになった所だとか言われると、それこそ真剣、必死です。現代ならではの病気(?)私もすっかり病気にかかってきました。

ちなみにここには自然に刺さっている枝が残っています。流されてここにたどり着いた物らしいですが、まさに現代アートのような作品になっています。

そしてこの写真を撮ろうと必死になっているのが先の写真です(笑)

私のお気に入りの1枚はこれ。

ハート型になっているのが分かりますか?このハートは美しかったです。奇跡の造形。素直に感動しました。この色の暖かさといい、ハートの中が心臓のように動いているようにも見えますよね。

このような作品が素人でも簡単に撮れます!今だったら、iPhone7が一番優れているようです。なんと私はこの旅行の1ヶ月前にiPhone7 に変えたばかり。みんなから羨望の眼差しで羨ましがられました!

アンテロープはプロのカメラマン向けのツアーが別に用意されています。一般のツアーは1.5時間ぐらいなのに比べて、プロのツアーは4時間。この中で写真を撮りまくるようです。実際にマイクロソフトに売った写真は6 Million USDという高値がついたようです。すごい!

こんな美しい場所ですが、同時にかなり危険な場所でもあります。雨が降ると鉄砲水になって流れ込みます。その鉄砲水が繰り返し襲ってきたので、このような造形が作られたのですが、今でも雨が降ると水位は2メートル以上になったりするそうです。

よってこの場所へは個人で行くことはできなくて、必ずツアーに参加しなければ行けないことになっています。

次回は現代アートの数々をご紹介します。