今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

世界遺産2 フユマーン廟

2019-05-12 10:12:46 | インド

 ムガール帝国第2代皇帝フユマーンの死後、妻が建てさせたお墓で、完成したのは1569年です。

見事なシンメトリーのシルエットで、タージマハルも影響を受けたと言われています。ここからインドを代表する建築物が作られていったというルーツになる建物です。

建物の中央にはお墓があります。これは人工的な部分で、この下の階に本当のお墓があるようです。意外とシンプルでここに死者が眠っていると思わせるような独特な雰囲気はほとんどなく、お墓よりも建物のディテールに注目が集まっている建物でした。

この後で見るインドのほとんどの歴史的建造物には、砂岩で作った幾何学的な彫刻が施された窓がありました。これはムガル帝国の特徴のようですね。インドは数学が得意な国ですが、このころからその片鱗があったのかも。それぞれの窓に違う幾何学模様の窓がはめ込まれていて見事な造作でした。

チケット売り場の窓も幾何学模様です。左右の窓口の違いは分かりますか?インド人用と外国人用に分かれていて、なんと入場料が15倍も違います!外国人が600ルピーに対して、インド人は40ルピー。ぼったくりだ!

番外編ですが、インドには野犬がたくさんいます。

わんわん吠えて近寄ってくるのではなく、大体こんな感じでそこら中に寝転がっています。同じようにそこらへんにいる牛、ヤギ、ロバ、羊等々はすべて買主がいるらしいのですが、犬だけは野生らしいです。犬をペットとして飼う習慣がない国なのでしょうか?不思議。。。

公園を掃除していた人たち。女性は色鮮やかなサリーを着て作業をしています。働きにくくないのだろうかと疑問に思いましたが、日本も昔は着物を着て作業をしていた時代があったから同じような感覚なのかも。ミレーの落穂ひろいみたいな情景で気に入っている写真です。ですが、この日の気温はすでに40度近かった。インド人はたくましい!  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿