シカゴ滞在中は朝、昼、晩と日本にいる時の2倍ぐらいは食べていました。
私がこの旅行中に食べたものの一部を紹介
これらはすべて一人分の量。当然アメリカ人でも食べきらない、残ったものはすべてドギーバックで持ち帰る。
連れて行ってくれるお店は、「ここのお店は美味しくて人気のお店なんだけど、量も多いから気を付けて!」 という枕詞がつくお店で、
ウェイターが料理をテーブルに持ってくるたびに、「ワァオ~」という歓声が上がる。
私が観察したところ、人気がある店=量が多い、という方程式が成り立っているようだ。
量が多いことは至福の喜びを与えるのかも。食べきれないのにね。。。
ところでアメリカ人の食生活には欠かせないのがフレンチフライ。サイドディッシュには必ず登場し、フレンチフライだけでお腹いっぱいの
量が提供されるけど、当然食べ過ぎは肥満の原因。
そこで、わが社は大胆にも、食堂でフレンチフライを出さないことを決定したらしい。代わりに出されたのがベイクドポテト。同じポテトだから
いいじゃないかと思いがちだけど、アメリカ人にとってランチにフレンチフライが食べれないことは、社員のモチベーションを揺るがす
大問題に発展して、大ブーイングになってしまったらしい。それでも会社は社員の健康改善のために1年間提供しなかったけれど、とうとう
根負けして1年ぶりにフレンチフライ復活!それが私が滞在していた週に解禁になり、社員はみんなハッピーハッピー。イェーイ
アメリカ人にとってのフレンチフライは、日本人にとってのみそ汁?韓国人にとってのキムチみたいなものなのかな?
アメリカの肥満問題は医療制度を進めるうえでの大きなハードルになっているけど、フレンチフライの一件をとってもみても、食生活の改善は相当困難を極めそうです。
US本社が力を入れている「ダイエット兼エクササイズプログラム」に参加した社員数は、シカゴの社員数1000人に対してわずか3人!
冗談のような話だけど、これが現実みたいですね~。