今日という一日

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北欧の旅 ストックホルム市内観光

2012-06-17 23:04:48 | 北欧

茶道海外交流という大役を早々に終えた私たちの次なる目的は、観光、食べる、ショッピング!それ以外なし!考えることといったら、「明日の天気はどうだろう?着るものどうしようかな?」と、おみやげの心配と、同室の直子さんとのお風呂の順番ぐらい?

ホテルに着けば、自分でチェックインをする必要もなく、添乗員がカギを配ってくれて、スーツケースもベルボーイが運んでくれて、朝食の時間から、出発の時間、部屋同士の電話の掛け方まで教えてくれる。モーニングコールもやってくれるし、あ~楽ちん、楽ちん。

そんなわけで、何の予備知識も予行練習も下調べもなくても、主要な観光スポットはすべて網羅できてしまい、効率性は抜群。

ただ唯一の欠点は、自分で行先を決めるわけでも調べるわけでもないので、連れて行かれてから、「ここはどこ?」になってしまうこと。特に北欧3カ国は似たような場所が多いので、多分1年後にはごちゃごちゃになり、地名も分からなくなってしまいそう。

ということで、ブログに書くという作業は、記録に残す上で最高のツールであるのです。実際、帰ってきてから資料を調べて、「へぇ~、こういう場所だったんだ~」と学習し直しております(笑)

さて、前置きはこのぐらいにして、朝からホテルのブレックファーストでもりもり朝ごはんを食べた私たちは、1日ストックホルム市内観光に出かけました。

ここはガムラ・スタンという町で、古い街並みをそのまま残している街で、レストランとショッピングを目当てに多くの観光客がやってくるところです。ストックホルムは1戸建ての住居よりも圧倒的にアパートの方が多い街で、アパートはほとんどが下駄履きになっていて、1階は事務所やお店が入っています。古い建物の外壁はそのまま、でも中は上手に近代的にリフォームして使っているようです。

 

私たちがここで食べたお料理はスェーデンの代表的なお料理で、マッシュポテトの上に肉団子がのっているだけの素朴なもので、それをクランベリーソースと一緒に食べるというもの。友人に聞いたら、このお料理は千葉にあるIKEAのレストランで出されているらしいですよ。クランベリーの甘いソースとのマッチングが意外とイケる。最初は試しにちょっとずつ混ぜて食べてみたのですが、「あっ、これはイケる」と気づいてからは、躊躇なく大盛りで混ぜました。

 

このエリアは狭い路地があちらこちらに伸びていて、魅力的なお店のウィンドーについつい目をひかれてしまうのですが、実は忘れてはならないものが、ノーベル博物館(右)です。スェーデンが世界に誇れるものと言えば、ダイナマイトの発明をしたノーベルが筆頭に上がるのではないでしょうか?実はノーベル氏はスェーデン国籍なのかノルウェー国籍なのかはっきりしないために、研究開発はスェーデンで表彰し、平和賞はノルウェーで表彰することになったそうですよ。知っていましたか?

 

ノーベル博物館も興味あったけど、私たちはガムラ・スタンでやるべきミッションがあったので、ノーベルは早々に引き揚げて、小走りでショッピング街を駆け巡りました。ここで買うものは「帽子」。実はスェーデン4回目の直子さんはどこに何があるか知っているので、路地裏の分かりにくいところも、迷うことなくどんどん歩いて行っちゃいます。その脚力のたくましさは、買い物となるとパワーターボ全開で、ついていくのにもう必死。でもおかげで素敵な帽子をゲットすることができました。

 

それからヨーロッパと言えば、やっぱり王宮ですよね。こちらはドロットニングホルム宮殿で、現在の王室一家が住んでいるところだそうです。バロック様式の建物とは左右が対称になっていて、半分を使って実際に住んでいて、もう半分は観光用に開放されています。こういう自由さは日本の閉鎖された王室とは違いますね。

スェーデンも男子の後継者がいなかったようですが、この国はさっさとビクトリア王妃が国王になれることを決めて、その次もビクトリア王妃の長女が国王になることが決まっているようです。ビクトリア王妃の結婚相手は一般の人だったため、8年間かけて王室にふさわしいように教育が行われ、ようやく結婚できたらしく、結婚式は「よく頑張ったね~、おめでとう~」と国民から大祝福を受けたようです。ローマの休日じゃないけど、王女様は普通の人が好きになっちゃったんですね。

 

さて一行はこの後、今回のハイライトの一つである、ノーベル賞ディナーが体験できるホテルに向かいました。