今日という一日

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サブプライム問題と国際金融危機

2008-06-04 21:48:32 | 経済

いきなりすごいタイトル。これは何かと言うと、昨日参加した講演会のタイトル。テレビ東京のビジネスサテライトのコメンテータをやっている五十嵐敬喜さんの講演会でした。こんな話を聞いて理解できるのだろうかと思って恐る恐る参加したのですが、これは面白かった。内容もさることながら五十嵐さんの話し方が素晴らしかった。聞き手に分かるように話すということのまさにお手本のような話し方で、難しい表現を避けて分かりやすく理路整然と話す話術に感心しました。

講演の内容はさておき、私が気づいたことが二つ。

この講演会は業界2位のヘッドハンター会社がクライアントを招待したものだったのですが、ホテルニューオータニの『翔の間』に入ったとたん目に入ってきたのはスーツ姿の男性約200人!女性はというと10人もいなかったんじゃないかという位。なんじゃこの男尊女卑は!!! 日本の社会ってまだこんなに男社会だったんだと言う現実をまざまざと見せ付けられた感じで唖然でした。20年前と何にも変わってないじゃん。長いこと外資系に居て、男女平等当たり前の環境に慣れきっていたのですが、あっちの世界の方が現実離れしていたんだということに今更気が付きました。これでいいのか日本社会。

もう一つは肩書きが付くと言う事は、こういうトップの人達に近づくチャンスが増えるってことなんだなと実感しました。今回招待されていたのは、中小大企業の社長、代表取締役クラスの人が多くて、えらくなって肩書きが付くと、こういう人達と名刺交換できるチャンスが訪れるって事なんですね。えらくなるとこういう講演会にも参加できて、知識や情報もトップクラスのものが得られるし、そうかぁ、世の中ってこういう事になっているんだと思いました。