番外編  100歳、おめでとうございます

2011-02-08 16:10:41 | 日記
現役最長老の挿絵画家、中一弥さんが1月29日で100歳を迎えたそうです。池波正太郎の「鬼平犯科用帳」「仕掛人・藤枝梅安」「剣客商売」のファンならば、あの挿絵を描いた人と分かるはずだ。山手樹一郎・吉川英治・山本周五郎・海音寺潮五郎・藤沢周平等の挿絵を多く手掛けた人である。時代小説に相応しい、なんとも言えない日本画的な線がいい。私などは、挿絵の人々がそのままイメージになっていて、他の顔を思い浮かべることができない。それどころか、映画やテレビドラマ化されると、「違うだろう、そんなデブじゃない、もっとすっきりしていたはず」などと、毒づいてしまう。
これからも、ぜひ素敵な挿絵を描き続けて欲しいと思っています。



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