船の旅 -詩と童話と銅版画 南 桂子の世界-

2014-04-30 15:35:59 | 日記

筑摩書房刊

書評を見て買った本。南桂子は1911年生まれの人。詩も銅版画も詳しくはないのだが(そもそもこの人のことは全く知らなかった)、観ていてほっとするのがとても気に入った。画の線は単純というか省略しきった絵なのだが、ほのぼのとした雰囲気がある。きっと小さな子にはとても分かり易く、想像が膨らむ絵だと思う。
1992年・81歳までの絵が収録されているが、最後までタッチは変わっていない。大人が手にとっても充分楽しめる。早速、孫に送るつもり。