ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

八王子城山から影信山

2007-07-24 19:06:34 | Weblog
 八王子城山(北高尾)から影信山に登って来た。仕事の関係で午後2時まで戻らなければならないので、急いだ。最近、飲みすぎ、食べすぎで体がなまってしまい、ちょっとまずい状態なので、少しでも汗をかこうとして、でかけた。八王子城跡の周辺の道は人がすくなく、歴史も感じながら歩けて、さくっと山歩きをするにはよい。
 八王子城は、十六世紀後半、北条氏照が築城した山城。標高466メートルの山を有効に生かした戦国時代の山城である。しかし、1590年(天正18年)6月23日,天下統一を目指す豊臣秀吉の 軍勢,上杉景勝・前田利家・真田昌幸らの連合軍1万5千に攻められ,1日で落城している。当時,城主の氏照以下家臣は小田原本城に行っていて,八王子城内には,城代や一部の家臣のみで、わずかの将兵の他,農民・婦女子など約1000人が城内に立て籠ったに過ぎなかった。豊臣連合軍は力攻めによる殲滅作戦を展開,城内の婦女子は自刃し,御主殿の滝に身を投げて,滝は血に染まったと言い伝えられている。写真は慰霊碑である。結局、戦国時代で容赦がなかったこの戦いは、小田原開城のきっかけとなり、豊臣秀吉の天下統一の大きな足がかりとなっている。
現在では直下に首都圏中央連絡自動車道の「八王子城跡トンネル」が通っている。御主殿の滝も工事のため、枯れたといわれている。
小下沢から影信山のジグザグの登りは、油断して、なぜか作業道みたいなところに出て、迷ったが、結構登り甲斐があって、気に入っている。影信山頂では、午後の予定が気になったので、急いで下りて、11時40分小仏発高尾行きのバスに間に合った。

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