かつて、上野と金沢とを結ぶ夜行急行列車 能登が定期運行されていた。
2006年の5月、小生は、能登に乗って北陸線まわりで大阪への帰郷の旅に出た。
我ながら物好きだったと思う。
航空機や新幹線だと数時間の距離を、わざわざ9時間もかけて行くのだから。しかも、運賃がそれほど安くなる訳ではない。
しかし、夜行列車には、金銭に代えることのできない、ある種の魅力を感じていた。
それは、自分を見つめ直す貴重な時間や空間だったのかもしれない。と、今になって思う。
中央線を神田で降りる。当時、中央線はオレンジ色一色の201系であった。
上野到着、能登は既にホームに入線していた。
お約束通り、指定席はガラガラで、座席を回転させてボックスを作って、足を投げ出してくつろぐ。
同じ夜行列車でも、青春18きっぷシーズンのムーンライトながらでは決して出来ない事である。
やはり、夜行列車はこうでなくてはならない。
エアークッションを置いて簡易ベッドを作り海老寝体制に入る。
快適ではあるが、なぜか、寝付けなかった。
余り眠れないまま、終点の金沢で降りる。
ここで、朝食とするが、ホームにある駅ソバでは、トッピングが自由に選択できた。このお店、今でもあるのだろうか?
金沢からは、サンダーバードに乗って、車窓を楽しみつつ、一路大阪へと向かう。
そして、新大阪に到着。ここからは関空特急はるかで天王寺へと向かった。
あれから7年。
もう一度、能登に乗っておきたいと思っていたが、残念ながら、とっくに能登は廃止されてしまった。それどころか、夜行列車そのものが絶滅に瀕している。
いずれ、夜行列車は無くなってしまう。それも仕方の無い事なのだろう。だからこそ、思い出なのである。
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我ながら物好きだったと思う。
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しかし、夜行列車には、金銭に代えることのできない、ある種の魅力を感じていた。
それは、自分を見つめ直す貴重な時間や空間だったのかもしれない。と、今になって思う。
中央線を神田で降りる。当時、中央線はオレンジ色一色の201系であった。
上野到着、能登は既にホームに入線していた。
お約束通り、指定席はガラガラで、座席を回転させてボックスを作って、足を投げ出してくつろぐ。
同じ夜行列車でも、青春18きっぷシーズンのムーンライトながらでは決して出来ない事である。
やはり、夜行列車はこうでなくてはならない。
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快適ではあるが、なぜか、寝付けなかった。
余り眠れないまま、終点の金沢で降りる。
ここで、朝食とするが、ホームにある駅ソバでは、トッピングが自由に選択できた。このお店、今でもあるのだろうか?
金沢からは、サンダーバードに乗って、車窓を楽しみつつ、一路大阪へと向かう。
そして、新大阪に到着。ここからは関空特急はるかで天王寺へと向かった。
あれから7年。
もう一度、能登に乗っておきたいと思っていたが、残念ながら、とっくに能登は廃止されてしまった。それどころか、夜行列車そのものが絶滅に瀕している。
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