復路:3月11日(日) →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便 羽田空港 →京王八O子:空港バス 運賃:¥780+¥11,670+¥1,700
3月11日。早いものであれから一年である。
あの時小生は東京の職場に居た。長い強い揺れに、机の上の書類は散乱し、ディスプレイは床に落ちて、その後も、深夜まで職場で従業員の対応に追われていたことを思い出す。
コンビニから商品が消えたことも、計画停電もつい昨日の様に覚えている。
もちろん、テレビで放映されていた津波の映像は言うまでもない。
黙祷....
いつもの関空快速で、関空へ。あの時と同じで、3月にしてはやや寒い。まだまだ、コートは手放すことはできない。
関空では、カードラウンジ比叡でニコチンを補給して、保安検査場へ。
なぜか、プレミアムメンバー専用保安検査場の掲示が無くなっている。どうなったのか?
まぁ、保安検査場は充分空いているから問題は無いのだが。
今宵の翼はANA150便である。
JAL192便がなくなると、帰京の際には、この便にが頼りである。
機内で仕事をするために、ラウンジでは睡眠薬は服用せず。
今回の座席は窓側なので、久しぶりに夜景など、眺めることにする。
そういえば、最近、機内では睡眠補充の機会が殆ど。余裕が無いことの現れである。
夜景を見終わり、ドリンクサービスで頂いたお茶を飲み干すと、仕事モードに移行する。、
当機の羽田到着は、22時35分と10分も早着。
流石ANA。
で、22時55分の空港バスには、余裕で間に合った。
バスは相変わらず空いており、快適。
夜景ついでに、東京タワーも見物しようと、右側の座席を確保する。しかし、
震災の日、東京タワーは、喪に服してライトダウンしていた。いつもの輝きは全く無く、薄暗い影だけが天空を突いていた。
改めて、本日が3月11日であることを思い知らされる。
京王八O子到着は24時05分。
歩きながら考えた。
自然を前にして、人間なんてちっぽけな存在ではある。しかし、知恵を出して、生き抜いていかないと。と感じた帰京の旅であった。