東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

お昼を食べて帰る【前編】

2009-09-12 06:30:00 | JAL

JAL173便からの風景往路:9月12日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J) 関西空港 →イオン モールりんくう泉南:関空スカイシャトル イオンモールりんくう泉南      →和泉砂川 :南海バス 和泉砂川 →     :紀州路快速 運賃:¥1,700+¥9,100+¥100+¥220+¥450

昨夜は24時過ぎに就寝したものだから、寝過ごす危険があったが、無事3時30分に起床。

風呂に入って眼を覚まし、身支度をする。

今朝は乗客が多いこれから乗車する空港バスは混んでいる可能性があるので、眠って過ごすために、睡眠薬を服用して出発。外は思った以上に涼しくて、歩いている間に睡眠薬の効果が薄れてくる。

約20分歩いてバス停に到着。やはり、人が多い。今朝の空港バスは混んでいる様である。

昨日、バスの予約をする時に、5時30分のバスが満席だった事、そして、予約したその前の4時30分のバスの座席指定が、珍しく後ろの方に割り当てられた事。これらから、混雑は予測できていた。

バス到着不幸にして予測は的中。いつもなら、隣席ブロック状態で、例え眠れなくとも悠々羽田に向かうべき所、今朝は隣客が居る。

搭乗するJAL173便が、かつての様に6時40分発であるなら、混雑予測が立った段階で、空港バスは決して利用しない。快適に過ごせるからこそ、¥1,700もの運賃の値打ちがあると思っているので、混雑する事が分かっているならJRの方がコストパフォーマンスが良い。

しかし、現在、JAL173便は6時25分発である。

始発のJR&モノレールで羽田に行くと羽田到着は6時15分頃。遅刻である。故に、混雑すると分かっていても、4時30分発の空港バスしか選択肢は無い。

因みに、この空港バスは、電話かネットで予約し性別を入力すると座席が自動的に指定するシステムになっている。性別を入力するという事は、小生の隣にうら若き女性が来る可能性は殆ど無い。

ジャイアンだったらどうしようかと思っていたが、隣に来たのは細めの若者。マナーを弁えた方の様で、まだ救われた。

始発の空港バス。隣に人が来たのは、約3年ぶりの事である。

既にマスク、アイマスク、耳栓をして睡眠体制に入っているが、流石に隣人が居ると気を遣って眠りに入りにくい。睡眠薬を服用していても、である。いや、混んでいると分かっていたのだから、睡眠薬の分量を増やすべきであった。

広々と2席占有している時には、それほど気にならなかったのだが、キチンと正規の座り方をすると、西東京バスのシートはボロボロ、ペコペコである。背もたれに凭れていると、首が痛くなってきた。

やはり、京王バスグループ、西東京バスのバスはダメだ。かつて、夜行バスで八O子~大阪を行き来していた頃、同じ夜行バスでも、近鉄バスだとよく眠れて、多摩バス(現在では西東京バス)では余り眠れなかった事を思い出した。

あの頃から、京王バスグループのバスはボロだった。できれば避けるにこした事は無い。

西東京ボロバス。回数券もないし、割引も無いし、今時ネットでクレジット決済も出来ない。これしか無いから乗っているが、もう少しなんとかならないものか。

睡眠不足に加えて睡眠薬の服用により非常に眠たいのだが、シートがヘナヘナで振動がモロに伝わるので眠れない。そして先程言った様に首が痛い。まるで「眠らせない」拷問である。

それでも、首都高環状線を抜けて直線区間に入ったあたりで、睡魔が勝って、時々意識を失う。が、隣に人が居るため、膝を横に曲げる訳にはいかず、膝が前のシートに当たって眼が覚める。

こんな事を5回6回繰り返していると、羽田2タミへ到着してしまった。

予想通り、ANAの乗客が多いためか、2タミで一気にガラガラになった。だから、隣は降りるか、前の空席に移動するかと思っていたが、依然、小生の隣に居座り続けている。そんなに、オッサンの横が良いのか? 小生なら、例え5分でも、直ぐに移動するが。

羽田北ウィングの様子ぼーっとした頭で、終点1タミで降りる。でも、少しは眠れたので辛くは無い。分量は少なかったかも知れないが、睡眠薬を服用していて良かった様な気がする。もし、睡眠薬が無かったら、全く眠れなかった事だったろう。

9月に入ったが、早朝の羽田北ウィングには人が多い。特に、スカイマークが入っている北端の方には沢山人が居る。

いつもの様に、DP保安検査場を経て、DPラウンジへ。

空港バスの混雑とは裏腹に、今朝は、なぜか空いている。小生の他に1名しか居ない。

例によって早朝サービスのベーグルを頂く。9月になってベーグルの種類が変わり、ブルーベリーと全粒粉になったが、もちもち感と美味しさは変わらない。
ベーグル
因みに、Bagel&Bagelのミニベーグルは楽天市場からお得価格で購入できるので、こちらを参照されたい。

ふと外を見ると、建設中の新国際線ターミナルに明かりが灯っているのが見えた。早いものである。後1年ほどで、羽田の姿も大きく変化するのだろう。
工事中の国際線ターミナルに明かりが灯る

小生が単身赴任を開始した2003年9月末、国内線ターミナルは一つしか無く、羽田に到着したANA024便は、今の1タミ北ウィングに到着した。その後、2タミが出来て大きく変わり、間もなく、新国際線ターミナルが出来る。

発展するのは良いことだが、羽田へのアクセスが悪化することだけは絶対避けて欲しいと切に願う。

6時10分頃にラウンジを出て、19番搭乗口へ。
19番搭乗口優先搭乗

搭乗すると、CAさんから、丁寧なご挨拶を受ける。出発間際まで、隣が開いていたので、今朝もクラスJ隣席ブロックかと期待したが、出発間際に隣の人がやってきた。

ところで、昨夜のニュースで、JALがデルタ航空と提携すると報じられていたが、今朝の日経でも1面に記事が出ている。
デルタ航空出資打診

デルタは、スカイチーム、JAL●ワンワールドであり、アライアンスが違うのにそんな事が可能かと思ったが、デルタの方が持ち出してきた話らしいので、もし、仮にこの提携が実現したら、JALはスカイチームにくら替えする事になるのだろう。恐らく。

一方でJALは、同じ●ワンワールドワンワールドのアメリカン航空にも支援を打診しているらしい。しかし、国土交通省はデルタの提携にかなり乗り気と報道されている。

JALも生き残りに必死である。

日経新聞を読んでいる間にベルト着用サインが消えた。しかし、今朝は、雲が多く富士山は望めそうもない。まぁ良い。その方が心おきなく眠れる??というものである。

富士山は見えないが、上空の青空は早くも秋の気配を感じさせる。
秋空

ドリンクサービスでは冷たいお茶を頂く。

飲み物を飲んでいる間、当然、新聞は前ポケットに仕舞う事になる。すると、CAさんが目敏く”新聞、お済みでしたら、...”と言って、新聞を取り上げようとするのだが、これはちょっと、まだ半分も読んでいないのだから...。

伊丹便ではどうか分からないが、最近の関空便では、日経新聞の搭載量が少なく(多分、コストダウンのため??)ちょっと出遅れると、リクエストが通らない事がある。

多分、だれかが、日経をリクエストしているのだろうが、だからと言って、飲み物を飲むため、手を離した空きに取り上げようとするのは如何なものか? 悪気は無いのだろうが。

着陸準備に入り、降下が始まると、体がふわっとして段々と気持ちよくなり、いつの間にか眠ってしまった様である。着陸のショックで眼が覚めた。10分弱熟睡できたので、これでかなり気分はスッキリとした。
JAL173@関空

空港ロビーから見る田尻スカイブリッジ関空到着は7時45分。定刻より約5分遅れ。機長のアナウンスでは50分頃到着と言っていたので、それよりは早い。

本日、午前中は家族は不在。帰ってもだれも居ない。

”お昼は食べて帰って”と言われている。

それで、関空周辺を寄り道をして帰る。もちろん、お得なサービス、ファンクルを活用してお店を訪問する事を企んでいる。【後編に続く】

お昼ご飯

※ファンクルとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、飲食代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステム。

きちんとしたマスクでインフルエンザ対策を。入手は早めに。

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