往路:6月23日(金) 京八王子→あべの橋:夜行バストレンディ号 天王寺 → :関空快速 運賃:¥8,250+¥210
久しぶりに、夜行バスで帰郷する。
今宵の宿は、近鉄高速バストレンディ号である。
元々、今週末は帰省しないつもりでいたが、子供の用事があり、ローコストで東京-大阪を往復することにした。
出発地は、京王八王子バスターミナル。東京宅から近く、小生にとっては便利な場所ではある。近くにコンビニもあって、旅の準備には事欠かない。ここから、朝昼は、羽田空港/成田空港方面のバスが発車し、夜間は、金沢行き、大阪行き、京都行きの長距離夜行バスが発車する。目立たない場所にあるが、東京西部のバスの拠点になっている。ちなみに、先週土曜日早朝、羽田空港行きのバスに乗車した。
ちゃんとした待合室もあり、京都行きのバスが発車する23時10分までは、利用可能なのはありがたい。このあたりが、路上でバス待ちをするツアーバスとは大きく違う。
ここは、京王バス系列の営業所も兼ねており、空席があれば、当日でも乗車券を購入することができる。しかし、クレジットカードが使えないのは、今時、困ったものである。本当は、トレンディ号の回数券を購入して、回数券で乗車券を求めようとしたのだが、カードが使えないため、不本意ながら普通に一回分の乗車券を現金で購入した。
その点、トレンディ号の共同運行会社である近鉄バスなら、大阪阿部野橋にある営業所(近鉄電車の改札口に向かって右側にある)では、乗車券のみならず回数券までもがカードで購入できるので、航空会社のカードでマイルを貯めようとしている人にとっては、回数券自体でお得、マイルが貯まってさらにお得と、2度お得である。
さて、22時15分頃に近鉄バスが到着する。多分、昨夜、大阪から八王子にやってきたバスと思われる。いつも昼間はどこで眠っているのだろうか?
4月末に乗車したスーパードリーム号プレミアムシートとは、比べ物にはならないが、一般の3列シートの夜行バスの中では、座り心地、リクライニングの深さとも、近鉄バスのシートはやはりピカ一である。同じトレンディ号でも多摩バス(京王バス)運行便や、一般のドリーム号とはかなり格差がある。紙パックのお茶のサービスがあるのも近鉄ならではである。
と、いう次第で、疲れていたせいもあり、消灯後10分も経たないうちに深い眠りに落ちてしまった。途中、一度目覚めたような気がするが、直ぐに、再眠。
翌朝、最初の停留所であるJR茨木駅前で起こされるが、そこから、梅田到着まで、また眠る。そして、阿倍野橋到着まで、ゴロゴロとして過ごす。まぁ、昨夜はよく眠れた方である。やっぱり、近鉄バスとの相性は良い。
とは言っても、スーパードリーム号プレミアムシートには遥かに及ばない。値段が全く違うから比較は無謀だが、やはり、平面に近い状態で足を伸ばして眠りたい。
スーパードリーム号や、メガドリーム号など、最近のJRバスは元気が良い。近鉄バスも負けずに、フルフラットの夜行バスなど、新商品を開発してもらいたいものである。