そういえば以前、
『私的、「泣ける」映画 - 洋画編 -』というのを書いたが。
邦画についてはまだ書いていなかったので、少し。
横浜公園で見たチューリップは可憐で春のイメージそのもの。
......とは言っても、私は邦画をほとんど見ないので、
何かお勧めするといっても、選択肢がとても少ないのは、
否定しようのない事実なのだが。
それでも、「これだけはぜひ!」というものがあるので、
興味のある方、未見の方には、
いつかその作品を見ていただきたいなぁと。
開港150年周年イベントに向けて、何かとバタバタしている横浜ですが。
あと少しで、ここから停泊する客船が見えるようになるようです。
私としては、倉庫のままでよかったんだけど。
笑って泣けて、未来に希望が持てる一本。
その、『良い映画』の王道をいく作品は。
【クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲】
である。
出勤するゴンザの車に同乗し、ランチを兼ねてのプチおデート。
で、職場近くで降ろしてもらって、
ついでに彼のデジイチを借りて、うろうろしてみました。
やっぱ私のボロと違ってきれいに写るねぇ(腕はともかく・笑)
「子供の映画、しかもアニメ作品じゃん」
このお勧めを、そう、鼻で笑う方も、中にはおられるだろう。
ましてや、子供に見せたくないアニメにも選ばれる、
『クレヨンしんちゃん』では、「見る気が起きない」と、
そういう方もあるかもしれない。
しかし、いつもながらの笑いをちりばめた中にも、
美しく、ノルタルジックなこの作品は.....
大人が鑑賞してこそ、その良さがわかるという、素晴らしい作品なのである。
あ、そうそう!
サントリー本気野菜の苗ですが。
今年は『若獲りパプリカ』というのも出たので、
入手可能だった、『ライムホルン』を買ってみました。
出来れば『グリーンホルン』も欲しいなぁ。
また見に行ってみよ。
まあ、考えてみれば、子供を映画館へ連れてゆくのは親なのだし、
その親の気持ちを動かさなければ、
観に来てもらえないとなれば、
そこをターゲットにするのも、自然といえば自然だけども。
それ以前に、この作品には、ただひたすら、手を抜かず、
良い映画を作ろうとしている製作者の意志さえ感じられる。
特に、いつもはおふざけ満開のしんちゃんが見せる男気には、
もう、涙に次ぐ涙で。
オトナの皆さんの号泣は必至であると思う。
こちら、畑でその収穫を終えようとしているほうれん草を、
きのこと合わせて炒めたもの、ですが。
いつもと違うのは、ローストしたにんにくに、エシャロットが加わっていること。
うん、味と香りにぐっと深みが出て「美味い~♪」
......と、いうわけで、私的泣ける映画・邦画編は、
【クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲】
に、一も二もなく、決定!
ちなみにこちら、映画誌【映画秘宝】が毎年選定する映画ベスト10で、
2001年度。
アニメーション枠だけでなく、
すべての洋・邦画を含めた中で1位に輝いているそうである。
(同誌におけるベスト10で1位になった邦画は、現在までに本作のみ)
世にいう映画評論家でさえ、絶賛しているこの作品。
騙されたと思って、ぜひ一度ご覧あれ。