猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

私的、『泣ける』映画。   - 邦画編 -

2009年04月11日 20時15分58秒 | 映画

 

そういえば以前、
『私的、「泣ける」映画 - 洋画編 -』というのを書いたが。

邦画についてはまだ書いていなかったので、少し。

 

横浜公園で見たチューリップは可憐で春のイメージそのもの。

 

......とは言っても、私は邦画をほとんど見ないので、
何かお勧めするといっても、選択肢がとても少ないのは、
否定しようのない事実なのだが。

それでも、「これだけはぜひ!」というものがあるので、
興味のある方、未見の方には、
いつかその作品を見ていただきたいなぁと。

 

開港150年周年イベントに向けて、何かとバタバタしている横浜ですが。
あと少しで、ここから停泊する客船が見えるようになるようです。
私としては、倉庫のままでよかったんだけど。

 

笑って泣けて、未来に希望が持てる一本。

その、『良い映画』の王道をいく作品は。

【クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲】
である。

 

出勤するゴンザの車に同乗し、ランチを兼ねてのプチおデート。
で、職場近くで降ろしてもらって、
ついでに彼のデジイチを借りて、うろうろしてみました。
やっぱ私のボロと違ってきれいに写るねぇ(腕はともかく・笑)

 

「子供の映画、しかもアニメ作品じゃん」

このお勧めを、そう、鼻で笑う方も、中にはおられるだろう。

ましてや、子供に見せたくないアニメにも選ばれる、
『クレヨンしんちゃん』では、「見る気が起きない」と、
そういう方もあるかもしれない。

しかし、いつもながらの笑いをちりばめた中にも、
美しく、ノルタルジックなこの作品は.....

大人が鑑賞してこそ、その良さがわかるという、素晴らしい作品なのである。

 

あ、そうそう!
サントリー本気野菜の苗ですが。
今年は『若獲りパプリカ』というのも出たので、
入手可能だった、『ライムホルン』を買ってみました。
出来れば『グリーンホルン』も欲しいなぁ。
また見に行ってみよ。

 

まあ、考えてみれば、子供を映画館へ連れてゆくのは親なのだし、
その親の気持ちを動かさなければ、
観に来てもらえないとなれば、
そこをターゲットにするのも、自然といえば自然だけども。

それ以前に、この作品には、ただひたすら、手を抜かず、
良い映画を作ろうとしている製作者の意志さえ感じられる。

特に、いつもはおふざけ満開のしんちゃんが見せる男気には、
もう、涙に次ぐ涙で。

オトナの皆さんの号泣は必至であると思う。

 

こちら、畑でその収穫を終えようとしているほうれん草を、
きのこと合わせて炒めたもの、ですが。
いつもと違うのは、ローストしたにんにくに、エシャロットが加わっていること。
うん、味と香りにぐっと深みが出て「美味い~♪」

 

......と、いうわけで、私的泣ける映画・邦画編は、
【クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲】
に、一も二もなく、決定!

ちなみにこちら、映画誌【映画秘宝】が毎年選定する映画ベスト10で、
2001年度。

アニメーション枠だけでなく、
すべての洋・邦画を含めた中で1位に輝いているそうである。

(同誌におけるベスト10で1位になった邦画は、現在までに本作のみ)

世にいう映画評論家でさえ、絶賛しているこの作品。

騙されたと思って、ぜひ一度ご覧あれ。


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8 コメント

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あの・あのクレヨンしんちゃん (いなひこ)
2009-04-12 03:42:37
どんな映画かな?ってワクワクしてたら、もう以外も以外でした。 あのクレヨンしんちゃんですか。

もうこの頃は見たことないけれど、以前は息子が買っていた漫画本で見ていました。しんちゃんって、大人用の漫画だなって何時も思っています。
中でも印象深いのは・・・。
おじいちゃんにしんちゃんが、どうしてパパがおじいちゃんの子供なのかを聞いている場面。
おじいちゃん 「おーばあさんを押し倒してナ、そこに・・・」 この時にみさえさんが「お義父さん やめてください」
この場面は、大笑いしてみた。

レンタルしてみて見たいです。
題名忘れちゃうから、メモしなくちゃーね。
返信する
他もいいわよ。 (虫主婦)
2009-04-12 18:28:36
さすがerimaさん、お目が高い。
劇場版クレヨンしんちゃん「ゲキシン」が、
非常に完成度の高い良作であることは、
アニメ界では有名だそうです。
「子供に見せたくないアニメ」として、テレビでは有名ですが、
映画はそんなことないんです~

第10作目『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』は、
文化庁のメディア芸術祭アニメーション部門大賞などたくさん賞を受賞しています。
ゲキシンだけは、大人の鑑賞に堪え、
なおかつ子供と楽しめる内容にする、
というのがコンセプトだそうです。
つい先日第16作がテレビで放送してましたね

返信する
見通し (くてくて)
2009-04-12 23:37:42
>ここから停泊する客船が見えるようになるようです。

先日記者道の上から日本大通りがすっきり見えていてびっくり。
道が記者道の下をくぐりぬけ、象の鼻がみえる岸壁まで続いています。
最初からそうだったら違和感もなかったのでしょうが、あったものがみえないと、特に逆からだと当分さみしいとおもいます。
返信する
それほどとは! (じゅりりん)
2009-04-13 17:31:34
クレヨンしんちゃんのオトナ帝国の逆襲はいい!と幾度か聞きましたが、
それでもそうなの~~~??とさして見てみようとも思わなかったのですが・・・
映画通のerimaさんでさえそれほど絶賛する出来だったとは!!
うう、見たくなってきたぁ
返信する
ぜひぜひ! (erima)
2009-04-13 22:31:45
いなひこ様

↑で虫主婦様もおっしゃってますが、劇場版クレヨンしんちゃんはとても良い作品が多く、大人のファンも多いです。
特に、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』は、昭和に生まれて育った者なら、何気ないひとこまに、自然に涙があふれてくるような、そんな素晴らしい作品です。
そして、ラスト近くには、おいおい泣いてしまうような感動も...。

そういえば以前私が、「ゴンザはクレヨンしんちゃんに似てる」とここに書いた際、GONCYA様が映画のしんちゃんを指して、
「家族を愛しぬく、男の中の男」「一度受けた恩義は絶対忘れない、男の中の男」とおっしゃっていたことがありましたが...
まさにそのとおり、劇場版クレヨンしんちゃんは、「家族とは、友情とは、愛とは、勇気とは」を教えてくれる映画だと思います。

そして中でもこの、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』には、劇中にベッツィー&クリスの曲が流れたりと、本当に素晴らしいのです。
機会がありましたら、ぜひ、いなひこ様にも見ていただきたいです。
返信する
6本だけ。 (erima)
2009-04-13 22:46:44
虫主婦様

今数えてみましたら、私は都合6本、劇場版しんちゃんを見たことになるようです。
初期のものを見逃しているので、借りてきて観たいな~と今思ってるのですが、そういえば『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』も、とてもよくまとまって出来ていて、文化庁の賞をもらっても納得の感じですね。
やはり個人的には『嵐を呼ぶモーレツ』が最高峰ですが。

そうそう、このあいだ放送された『金矛の勇者』も見ました。
これは個人的に、今、零戦に乗っていた方の本を読んでいることもあって、空戦のシーンにものすごく感じるものがありました。

本当、劇場版しんちゃん。
ものすごくよく作られている映画だと思います。
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慣れるかなぁ。 (erima)
2009-04-13 22:53:31
くてくて様

ちょうど先日、赤レンガのバルコニーから象の鼻を眺めていて、ものすごい違和感を感じていたところでした。
防波堤の遺構部分を生かしたのは素晴らしいことだと思うのですが、見慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。

観光地化も、150周年イベントもいいけれど、「イベントが終わったらどうするのかなぁ」とか、いろいろ考えますよね。
もうちょっと、愛情を持って街づくりをしてくれるといいのですけど。
返信する
もうぜひぜひ! (erima)
2009-04-13 23:01:37
じゅりりん様

もう、ぜひぜひ!
騙されたと思って、ぜひ一度見て下さい。

ものすご~く泣けるので、ティッシュ箱は必須ですが、とても良い余韻の残る映画です。

クライマックス近く、しんちゃんを描く線が(わざと)荒くなるのですが、それがまた、そのシーンを表すのにとても効果的で...
この映画が、大人が全力を出して、心血注いで作ったものだとわかります。

私とゴンザは二人して号泣でした。
もちろん笑いのシーンもたくさんあるので、楽しく見られますよ~。
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