頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

人の気持ち

2007-05-10 10:11:17 | Weblog
私は今まであまり人を憎んだり、嫌ったりすることがないとは言わないけど、少ない。逆に言うと、憎んだり、嫌ったりするほど、仲良くならないからだと思う。
割り切って付き合うかも知れない。あまり、深入りしない冷たい人間なのかもって、思うことのある。

夫の病気、三男の病気、そして、私の病気。たくさんの、お医者さんと、話をした。特に、三男が入院していた大学病院なんかは、何ヶ月か事に主治医が変わり、他のお母さん方は、もめたり喧嘩になったりされたようだけど、私は、なぜか、そういうのがなかった。
はじめ、ぶっきらぼうな先生でも、こっちの気持ちをしっかり伝えたらわかってくれる。そんな、気持ちで接していたら、変わられる頃には、いい先生だったって思いに何度かなった。

今、その、気分。
つぶれかけの、市民病院に、赴任された整形外科の先生。たぶん、この先生も、1年もたたないうちに変わられるのだろうから、あまり、真剣に患者さんのこと診ないんだろうな。ず~と、そう、思って診てもらっていた。

ところが、ところが、

リハビリの仕方を変えようと言う事で、その前に検査をすることになり、MRI
をとった。その、結果を聞いたときの事。
「今まで、いろんな資料とか、今までのカルテとか、調べられる全てのものを調べ
 て見ました。」
と、、、、その、言葉にちょっとびっくり・・・
そして、また、検査の結果をみて、
「この、検査の結果を相談できる全ての人に相談して見ます。大学の専門の先生に
 も、相談してみようかと思います。返事、しばらく、待っていただけますか?」
と、言われた。
今まで私は、足掛けでここの病院におられるんやろな・・と、いう気持ちで見ていただけにほんとに、びっくりした。

この先生は、今月末で転勤されるのは事実だけど、最初から足掛けのつもりで診療されていたのではない。私の先入観で、その、先生が頼りない先生のように思ってしまっていたことに気がついた。

先入観って、恐いもんだって、思った一日でした。