頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

忘れていた・・・・・

2007-04-10 10:19:03 | Weblog
特になにもなく平穏に一日を過ごしていたこの頃。自分が難病だなんてすっかり忘れていた・・・・
でも、ある出来事で現実に引き戻された。そうや、私は病気やったんや!

私の病気はエルドハイムチェスターといって、病名をつけたお医者さんもびっくりするほど稀な病気。宝くじが当たる確立よりも低いと、笑ったくらい。骨が弱いと言う事で、病名がわかった時点で主治医3人から車椅子を勧められた。めずらしく稀な病気で、治療法がわからず、なお、発病からの生存が過去最高で7年と宣告されたのが、5年前。
足に痛みはあるものの、そんなに、体調に変化があるわけでもなく、毎日の生活が著しく変わっていくものでもなく、自分が病気であること、ましてや、余命のことなんか、ほんとに忘れていた・・・・

でも、今まで診ていただいていた先生から、足に加重をかけて歩く事を目標にリハビリをしてみようか?と、思ってもみないことを言われたことで現実に引き戻された。発病した当初、主治医から一生車椅子での生活を宣告され、仕事も止め、家も大金をかけて改修し、やっと、今の生活に慣れたところなのに・・・
発病した時には悪い状態であったけど、今は、歩いてもいい状態に快復しているものか?それなら、ある程度納得できるが、今、診てもらっているお医者さんは、私の病気の事をよく知らない方ばかりなので、私にしたらとても不安。

ほんとに、歩いてもなんともない状態であるのなら、これからの私の人生はすごく変わると思う。でも、当時、私の前で頭を下げてまで車椅子で生活をするように指導されただけに、今、何も知らない先生から歩く事を進められても信じられないなは当たり前ではないのか。

と、言う事で、私の足を手術し病名をつけた先生に連絡をとることになった。私にとっては、一緒に苦しみ悩み乗り越えていただいたその、先生が一番信用できる。

2日ほどして、忙しいのにかかわらず詳しく返事を戴いた。その中に、発病当時の状態が悪かったので5年経った今、こうして私から連絡をもらうなんて思ってもみなかったと書いてあった。

ほんとに、ほんとに、病気である事をすっかり忘れていた。ただ、車椅子に乗ってるだけで、他の人となんら変わりないと思っていた。でも、そうだから、今まで明るく普通に暮らせていたのかも知れない。なんか、急に、恐くなってきた。

もう一度、自分の病気を把握しなおすために、少し遠いけどその信頼のおける先生の病院まで訪ねていってみよう。自分のこれからの人生をしっかり歩いていきたいから・・・・

体は不自由でも、病気でも、心まで、病気にはなりたくない。

グーフィー

2007-04-08 09:27:55 | Weblog
久々にクロスステッチに挑戦してみた。ちょっと、思うところあって今、家族一人一人に手作りのものを何か作ろうと思っている。私が一番好きなのは編み物。
夫は、手編みのセーターを喜んで着てくれたけど、次男は最初から「毛糸のセーターなんかいらんで~。チクチクするし、嫌いや~」
と、作る前から拒否状態。

そんならと、手芸店へ行ってクロスステッチのキッドのカタログをもらってきた。「クッションつくるし、どれがいい。」
と、選ばせたらグーフィーを選んだ。

何日かして完成!おまけに名前入り!

息子にしてみたら、彼女からもらったもんやったらうれしいだろうけど、母親からもらったんではね~

でも、いい。母からの押し売りだ~

今度は誰に何を作ろうか?またまた、押し売りの作戦中。

ギャンブル

2007-04-08 01:26:00 | Weblog
体調が悪かった次男もようやく元気になりいつもの息子に戻りつつある。ヤレヤレ。

仕事が休みの夫は昼ごろからパチンコに出かけた。
最近、パチンコにはまっていて仕事の早い日には帰ってきてからも出かける。

家に相手をしてもらいたい小さい子供がいるわけでもなし、少しでも一緒にいたい新婚さんでもあるまいし、私は一向に構わない。
それどころか、パチンコに勝っているのか、去年の10月ごろから、タバコ代やこずかいの請求がない。
それどころか、食事に連れていってくれたり、息子にサッカー用品を勝ってやったり、私の洋服を買ってくれたりと、パチンコさまさまである。

夫にこづかいをわたさなくてもいい分、私のこづかいが出来ている。ギャンブルにはまって家計が危なくなるようなことは、結婚して26年したことのない夫であるから、パチンコに行くことじたい何の抵抗もなかったけど、最近はパチンコさまさまである。

今日も、電話がかかってきた。

「焼肉に連れて行ってやるし、用意してまっとって!」

ようやく体調の戻った次男も、

「食欲が出てきてからでよかった!」・・・・と。

こんな、ギャンブルなら大賛成なのに・・・ね。

子離れ パート2

2007-04-05 09:54:51 | Weblog
次男に対して親離れをしなくては・・・と、思った矢先、「おかん、熱が40、6℃もあるわ~」と、ふらふらで二階から降りてきた。
いつもの顔とは全く違う、しんどそうな目。

その日、一日、用事でどうしても家を空けなければいけない私は外出中も気になって仕方ない。夕方帰って来て真っ先に息子に声をかけると、病院嫌いの子が、病院に連れていけと言う。子供の時からのかかりつけの医師の診察を受けに連れて行った。診察室に名前を呼ばれ入って行った次男。ついて行って医師と話をしたいけど、20才にもなる息子のたかが、風邪くらいに母親が一緒に診察室まで入っていくのは、やっぱり、まずい????平気な顔を装いながら、待合室で待っていた。
「お母さんも入って・・・」と、看護師さん。正直、ホッとして、中に入って行った。息子は、点滴室で横たわっており、私は医師から検査の結果を聞いた。

職場に電話をかけるにも、40℃を越すと夢うつつというか、うなってばかりいてとうてい、かけられる状態ではない。私が、かけるのも、やっぱり、おかしいのかな?と、思いつつ、息子の状態を見てるとやっぱり、無理。悩んでる間に出勤時間は迫ってくる。
結局、高熱で本人が電話をかけられない状態だと言う事を言って職場に電話をした。

子離れ、子離れ、と、思いながらも、やっぱり、気になってしかたない。

親離れは上手にするようだけど、親が子離れするほうがむずかしいのかも・・・