7時間の時差でバスクカントリーからこんにちは。
オウジです。いや、ハチオウジです。
先週末にアモーレビータ(UCI1.1)を走ってきました。
2月のヴェルタバレンシア&ムルシアは1クラスに似合わぬ、ほぼプロツアーチームの参戦だったのと違い、今回はモビスターのみがプロツアーチームで、残りをプロコンチネンタルとコンチネンタルチームが占めるレースでした。
ミーティングではやはりモビスターが王道レースをしたいとのこと、次にカハルーラルがチームで動くと確認、これらが入っていなければ確実に追いつくから任せればいいとのことでした。
スタートアタックは8オウジw
なんか、すごくモビスターとカハルーラルが行かせたがっているオーラだったので、一発で決まる可能性もあると思いました。
が、残りのコンチネンタルチームがそんなチャンスをみすみす逃すはずもありませんね。
先頭が団子状態とアタックを繰り返す状態になりました。こうなると脚だけで無く、勘が冴えていないといけません。
チームメイトはほぼ動かない作戦だったので、団子の頭にはオウジ(8)と中井(兄)がチャンスを伺っていました。
が、チャンスゲットならず。。
仕方なくモビスターが仕切る集団に落ち着きました。
何と言っても平和!!
オランダ&ベルギー、北フランスのレースと違い、なんか集団が平和!
みんな久しぶりに会う仲間たちと握手して挨拶しています。
集団の位置取りもケンカ腰では無く、秩序にそった感じでした。
先頭をモビスター、次にカハルーラル、次がエウスガディって感じ。
その後はみんな入り乱れて走行。入り乱れた方が結果楽なんだよね。。
コーナーに入るときも秩序があるので、結果立ち上がりが自然で、どこにいても良い感じ。
地域やコースレイアウトで大きく変わるのは自転車レースの面白いところですね。
そうこうするうちに、アモーレビータの街に突入!
あっ、アモーレビータとは街の名前です!なんかおしゃれな名前ねw
300メートルくらいかな?の標高差を3回登る設定で、さすがに位置どりが始まりました。
チーム右京も全選手がまとまって前方へ上がりました。
登り始める瞬間、土地勘の無い8オウジは後方に下がってしまいました。
これも経験が必要で、初めての地域、レースでは多少仕方ないですね。
でも、道幅もあり、先頭から3秒もロスして無い感じ。問題なしでした。
モビスターのアシスト3名が降ってきて、本格的にレース開始!
登り始めが速い!
想定では3分しか出せない強度で登り始める!アカン…
見事に中腹、2分地点で集団後方に、3分地点でちぎれ始めるメンバーに紛れ始め、4分でパワーダウン。。
あとでリザルト確認したら、半分は遅れていまいした。
これがプロツアーなら10人くらいしか落ちないでしょうけど。。
ステージレースでは無いのでグルペットと言っていいのかわからないですが、ほぼそのままのパワーでゴールまで走行し、10分遅れ。
58位でした。
優勝はモビスターの選手、やるな!と思ったら、4位と5位が…チーム右京!
サルバとオスカル!!マジ神か!!!
ヨーロッパツアーの1クラスでシングルに二人!こりゃすごい。。
ちなみに35位で6分遅れ。
パワー解析したところ、ほぼベストを出しても35位だったかな。。
まずはベストに持っていき、さらに強いチームメイトと練習して、現在3分しか出せない強度を4分、そして5分に持って行けばつまりは優勝いけちゃいます!
と言うことで初戦はチームとしては上出来、個人としては目標を明確にできた良きレースでした。
さて、そんな王子(8)と中井(兄)はそのままスペインに滞在です。
バスク地域です!初めてなんですよ。
事前にビルバオの歴史や観光名所を調べたり、サンセバスチャンでのカフェタイムを想像したり!していましたが、なんかすごい山奥に滞在しています。。
走り出して15分で20分登れる場所が複数あります!
最高ですねw
しかも、ビビるくらい車が来ない!
いや、街には車止まってるんですが、なぜか車がこない!
しかもたまに来ても抜かす時は2メートル離れてくれる。
こりゃ日本でスペイン人が「日本は車が近すぎる」と言うわけだ。
いや、日本人の8オウジも日本は車が近すぎると思いますけどね。。
そんな感じで、アモーレビータを終えて、次のレースに向けてちょっくら頑張ろうと思う、そんな今日この頃でした。