こんばんは。
第4ステージを終えて八王子に帰りました。
最終ステージは約220キロのロングレース。
チームとしてはリーダーの増田選手から1分ビハインドで2位から15位まで並んでる総合順位を上げる事。ベンジャミンね。
レースはスタート直後から17キロ地点で800メートルまで登る峠での戦いから始まりました。
総合順位のシャッフルを狙うチームが激しく揺さぶりをかけていました。
ブリヂストンなんかは特に強く攻撃をしていました。
登りという事もあって、リーダーの増田選手自ら動く場面も多く、後半は荒れるだろうと予測していました。
登りでは一時20名チョイが先行していましたが、残り200キロもあるので下り切りでペースダウン、4名の逃げとなりました。
メンバーの中に1分ビハインドメンバーの吉岡選手が入っていたので、他のチームとタッグを組めば容易くキャッチ出来ると思っていました。
特に、上位に2名入っているチームやリーダーチームが優先的にコントロールしてくれるだろうと予測。その場合は優先順位では低いけど、責任を果たす為にもチーム右京からもメンバーを送り込むつもりでした。
が、距離が長いからか、登りを越えて各チーム疲労していたのか100キロを越えるまで動き出さず、12分弱まで差が広がりました。
こりゃマズいと思い始めたところで各チームがメンバーを前方に送り込んできました。
ラスト110キロで11分。まぁ最終なタイミングかな。チームスカイならもうちょいいけただろうけどw
5分までつめましたが、先頭もペース調整開始。詰めづらくなってきたタイミングで追走集団もばらけ始める。精神的な勝負もありますからね。
ラスト30キロにして、最後の峠で最終バトル開始。
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8王子はここで遅れました。。
先頭ローテーションは加わっていないけど、ちょくちょくペース維持の為に踏んだので意外と疲労していたのか…
とにかく、あとは総合上位陣のバトルでベンジャミンの好成績を願うばかりでした。
結果は流石にトップ集団は逃げ切り、吉岡選手はギリギリで総合優勝を逃し、あとは大きく変化無しでした。
チーム右京としてはジョンのステージ1勝でしたが、総合で勝負する事が出来ずになってしまいました。
残念ではありますが、やはり公道を使うラインレースは身体だけじゃなく頭も使う本物のレースで、走っていて毎日がワクワクでした。
総合優勝者が普段はJプロツアーで戦っている増田選手だったので言い訳としても通用しなくなってしまいますが、やはり本物のレースをたくさん経験しなくてはという思いが強まります。
UCIレースは次はジャパンカップまで空いてしまいますが、その間にはJプロツアーでも特に厳しい公道レースが続きます。
もちろん増田選手もいますw
リベンジの為にも引き続き、正しい事をしてがんばります!!
そんな事を思う、そんなツールド北海道でした。