こんばんは、王子です。8オウジです。
今年から乗っているYONEXのバイク、カーボネックスHR[CARBONEX HR]、すこぶる調子良いです。
↑写真のサイズ調整用に少しエフェクトかけてますw
まず最初にカーボネックスに乗る前の印象として、「悪い評価を聞かない、それどころか乗ってる人はほぼ例外なく良いと答える。」と言った感じ。少ない情報の中に選手たちが皆すごくいいと言っている点、期待が持てる。
作りは質実剛健。
最もベーシックなスローピング形状で、ヘッド、リアエンド、シートチューブ、どれをとっても無駄のない作り。
逆にいうと、特殊な走りはしないのかな?なんて予想していましたが、、、
ベーシックの最上位。
踏んだだけ進むし、重量も超軽量。フレーム単体のエアロ性能は高くないけど、カーボンの質が良いのか、細かな振動を吸収してくれるので、結果漕いでない区間でもスーッと走っていってくれる。大きな段差はレーシングバイクとあってしっかり伝わってくるが、初動を吸収しているので何ら問題ない。
ヨネックスはフレームの「しなり」と言うキーワードを強く押してきていたが、正直わからない。と言うかしなってるのが分かるレベルのフレームはしなりが推進力に変わらず、進んでいないのから気がつくのでは?
踏んだときに無駄にフレームがしなって戻ってくるような感じがしない。しかしデータ上ではしなっているようだ。つまりしなった後、それがすぐに推進力に変わっているので反対側を漕ぎ出した時に何の違和感もなくなっているって事だ。
無駄な部分もなく、素性の良さを生かして全てが高バランスで成り立っている。脚質で言うならグランツールを狙うオールラウンダー。
誰に勧められる?
近年の自転車はどのメーカーも「これは乗れんぞ!」って言うものがほぼない。
そうなってくると自転車を紹介する時に良いところや特徴を伝えるより、この自転車はどのようなシチュエーションで活かせるか、どのような層のライダーにおすすめ出来るかって事が大事になってくる。
まず、選手レベル、レースを狙う人に完全におすすめ出来る。軽量なのでヒルクライムはもちろん、反応性の良さからクリテリウムにも対応するし、ロングのレースでも吸収性も高いし「しなり」が結果的に足を溜めることができるので間違いなくおすすめ出来る。ステージレースだってOK。
タイムトライアル、トライアスロン
これは使い方次第。個人タイムトライアルやドラフティングなしのトライアスロンの場合、カーボネックスHRよりエアロに特化したモデルがあるからそちらを勧める。でもドラフティングありの部門だったり、小柄な体格の選手にはおすすめできる。軽量級の女性には重量が重くハンドル周りの取り回しの難しいTTバイクは実はロスが多かったりするので。
ロングライドやサイクリング、ポタリングのみの方。
微振動の吸収性が凄いので疲れにくく、先ほどからお伝えしているようにメチャクチャ進むので距離も走れるようになるしおすすめ出来る。フレームの寸法、ジオメトリーもベーシックであり、他社の極端なエアロモデルのような乗りにくさもない。ワイヤー類もとても正しく処理できるので、メンテナンス性も高く、万が一のトラブルにも簡単に対応できる。おすすめです。
万が一、硬すぎると言う方にはHRの付かないよりしなやかな素のモデルのカーボネックスがあるのでチェックしてもらいたい。
小柄な方、女性
サイズ設定が絶妙!
身長175㎝のオウジはSサイズです。
XXSまでラインナップしているメーカーは少ないですし、ヘッドチューブ長も高くなく、多彩なポジションが作れます。
通勤通学にのみ使用予定の方。
速いので楽に通勤通学できるw
テニスやってた人。
問答無用にこれでしょw
ちなみに私はヨネックスのボロンスーパーを使っていました。
いや、結果全ての人に勧めとるやん!!
逆に、今はまだおすすめできない方。
ミーハーな方。
ツールドフランスをまだ勝っていません。が、これは間違いなく世界トップレベルのバイクです。どうにか採用されないか。。いや、私たちが使って勝ちまくってアピールするしかないですね!
本気でこのバイクの良さをもっと伝えたいです!
もちろん走りで私たちがアピールするのが一番ですが、実際に試乗なりしてもらえたら絶対に良さを感じると思います。
この状況なので試乗会とかは難しいですし、展示会も延期、中止が多くなっているのが残念です。
以上、結果ほぼ全員におすすめしたい自転車の紹介でした。
さぁ、明日も最高のバイクで練習楽しみましょう!
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