趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

ベネッセアートサイト直島の旅 4

2012年10月17日 | 旅行記
「和の民宿 なか」さんの美味しい朝食をいただきました。
このおにぎりが、特に美味しかったのです。



旅の二日目、7日(日)の宿が、いよいよベネッセハウスです。
民宿のレンタル自転車で、荷物をベネッセまで運ぼうと考えていたら、
女将さんが車で送ってくださると・・・。

この申し出は本当にありがたかったです。
ベネッセに荷物を預け、本日の目的地の本村にある「家プロジェクト」まで
送ってくださり大助かりでした。

「家プロジェクト」の中には、順番待ちしなくてはならないものも有り、
お陰で最初に入れて、待ち時間無しでした。
女将さん、ホントにありがとう!!

「家プロジェクト」は直島・本村地区において展開するアートプロジェクトだそうです。
宮島達男による「角屋」(1998年)に始まったこのプロジェクトは、
現在、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の
7軒が公開されています。

最初に行ったのが、「南寺」です。
20人ぐらいの単位で、中に入っての鑑賞になるので早めに行った方がいいのです。


中は撮影が禁止でした。
ジェームズ・タレル氏の作品のサイズにあわせ、安藤忠雄さんが建物を設計されたそうです。
この、タレル氏の作品には、この後もお目にかかることになるのですが、
何ともいえない不思議な空間を作り出していて、とても心に残ります。
なるべく何も知らずに観に行かれる方がいいと思います。

護王神社です。
江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ杉本博司さんが設計しました。



石室と本殿とは、なんとガラスの階段で結ばれているのです!
一段一段のガラスの厚みが、何とも云えず美しくてずっと見ていたくなります。


本殿の地下に入ると、中にもガラスの階段があるのです。
地下と地上とが一つの世界を形成しているのだそうです。


写真は「はいしゃ」です。
かつて歯科医院兼住居であった建物を、大竹伸朗さんがまるごと作品化されたそうです。

彫刻的であったり、また絵画的であったり、
様々なモノがスクラップされていたり、多様なスタイルが盛り込まれていて、
直島銭湯「I♥湯」も楽しい建物でしたが、大竹伸朗さんのアートの世界を満喫しました。

「家プロジェクト」7軒は点在していますが、歩いて充分回れると思いました。
「石橋」「碁会所」「角屋」と回り、お腹も空いて昼食です。
 

‘玄米心食 あいすなお’というお店で玄米のランチをいただきました。



全体的に薄味なので、好みです。
美味しくいただきました。

この後、バスに乗っていよいよベネッセハウスへ。
まだ、続きま~す。。