世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

今改めて思い出し、背筋が寒くなります

2024年03月10日 | 医療 健康 美容

<今日3月10日午前11時 ウォーキングの途中の富士山>

数日前のこと、ドラゴンボール、Drスランプの漫画の作者鳥山明氏がお亡くなりました。

名前は存じていましたが、漫画は読んだことも興味を持ったこともありません。

ですから今回の訃報に接し、それほどの感慨はなく、ただお若いのにお気の毒にと思っただけでした。

しかしその死因にはショックを受けた私です。

急性硬膜下血腫!

転倒や事故などの外傷で、脳に大きなダメッジを受け、脳を保護する硬膜の下に血がたまり、

血腫ができ、それが脳を圧迫、意識障害や運動障害、様々な症状が発症します。

死亡率は60%に達し、また命を取り留めても社会復帰できる人は2割にも満たないと言われています。

夫は急性ではありませんでしたが同じ病気をし手術を2回もしました。

2017年年末、山仲間との忘年会の帰路、エスカレーターで躓き転倒、

一瞬意識を失い救急車で両国の病院(忘年会がその近辺であったようです)に運ばれ、検査治療。

その時には脳へのダメッジは確認されず、左肩上腕部の骨折との診断で帰宅できました。

<多摩川土手遊歩道の桜並木 気のせいか全体的に少しピンクっぽい>

 

それから1ヶ月後、突然夫が歩けなくなり、何が何だかわからないまま下された診断が慢性硬膜下血腫。

鳥山氏と違うのは急性ではないということだけで、症状は同じなのです。

その事件(あえて事件と言わせていただきます)の顛末は以前にもこのブログで記しました。

お時間のある時にお読みください。

夫が歩けない

慢性硬膜下血腫

春なのに~

ちょっとガッカリ

夫の場合は急性ではなかったので、大事には至りませんでしたが、もう少し強く頭部を打っていれば、

どうなっていたかと思うと今改めて背筋が寒くなります。

鳥山氏の急性硬膜下血腫の原因は明らかにされていませんが、転倒されたのでしょうか?

私たちは転倒で即思いつくのが大腿部骨折です。

しかし頭を打った時はたとえ軽くであっても、しばらくは(1~3か月)気を付けなければなりません。

特に高齢者は血管がもろくなているので軽い衝撃でも出血しやすいのだそうです。

夫は運が良かったと思っています。とにかく転ばない事、これが一番大切です!

 

 

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なおとも)
2024-03-10 17:39:38
花水木さま  ここんにちは!

私、その時のブログをはっきり覚えています。
本当にご無事で何よりだったと安心した事を思い出しました。転倒は気を付けないといけませんね。私も自分の事として気を付けます。なおとも
Unknown (tkgmzt2902)
2024-03-10 18:20:49
わたしが拝見しているGooブログ「人生ブンダバー」さんがつい最近その病気で手術され、今元気にされています。その事を書いてあるので、参考までに。
Unknown (tkgmzt2902)
2024-03-10 20:43:40
下記からが慢性硬膜下血腫の部分です。
現在の入院記事は他の病気のためです。
https://blog.goo.ne.jp/katsura1125/e/2c3b21db4862d9b33df5e1bd2167927d
Unknown (野いちご)
2024-03-11 07:20:21
おはようございます!
ご主人様、大事に至らなくて良かったですね?
私もブログに書いていますが、1月8日にスキー場の道路で滑って頭部右上に大きなコブを作りました。

すぐCT検査を受け異常なしに安心しましたが、
6か月後に症状が出てくる事もあり、
今は異常はありませんが、観察中です。
鳥山明さんの記事をみてまた恐ろしくなりました。
大腿部は気を付けますが、頭部までは気がつきません。
気を付けなければいけませんね。
なおともさんへ (花水木)
2024-03-11 07:49:36
なおともさん、おはようございます。
今回の鳥山明氏の急性硬膜下血腫に当時のことを思い出し、よくぞ夫は助かったと、胸をなでおろしました。
高齢者は頭部打撲だけではなく、尻もちだけでもこの硬膜下血腫になる場合があるそうです。
転倒はあらゆる病気の引き金になりますよね。
どうぞお気を付けくださいね。
tkgmzt2902さんへ (花水木)
2024-03-11 07:56:57
ちゃぐママさん、ブログご紹介ありがとうございます。
「人生ブンダバー」のブログ記事、発症から経過までしっかり読ませていただきました。
夫は両側に血腫ができ、最初の手術で2か所、2回目の手術で1ヵ所穴をあけました。
が、それだけでしたので(合併症無し)入院はそれぞれ1週間程度で済みました。
特にリハビリというプログラムなく、一人で毎日病院内をウロウロしていたようで、それが自主リハビリ(苦笑)。
後遺症もなくその後も元気!今日も山に出かけています。
野いちごさんへ (花水木)
2024-03-11 08:28:12
頭を打つとやはり心配ですよね。
夫は1回目の発症が転倒から丁度1ヶ月後m2回目が3ヶ月後でした。
野いちごさんは1月8日ということですから、4月、5月ごろまでは監視が必要ですよね。
夫は何の前触れもなく突然でしたので、本当の驚きました。
が、後遺症もなく退院後は以前と全く変わらず元気に過ごしておりますので、慢性硬膜下血腫の場合はむやみに恐れることはないようです。
とにかく転ばない事!風邪は万病のもとと言われていますが、高齢者には「転倒は万病の元」です。
お互い気をつけましょうね。
Unknown (tkgmzt2902)
2024-03-11 09:24:02
花水木さんのところは、ずっと経過がいいので、私も心配はしていませんでした。
普段から体を鍛えておられるので、免疫力も筋力も大きいのだと思います。
今回、ややこしい病名でも慢性と急性で違うと言うことを知りました。
いろいろ情報を得ているとパニックにならずに済むと思って、他の方の病気の記録から情報を得るようにしています。
tkgmzt2902さんへ (花水木)
2024-03-11 12:19:55
ちゃぐママさん、再々のコメントありがとうございます。
慢性の解釈もいろいろあるのですね。
ダラダラと病気が長引くのが慢性と思っていましたが、硬膜下血腫のように数カ月後に症状が現れるのも慢性というのですね。
初めて知りました。
そうこのややこし病名、くも膜は知っていましたが、脳に硬膜というのがあるなって知りませんでした。
夫のおかげで脳の構造をしっかり勉強できましたよ(苦笑)。
ためになる面白いブログご紹介いただきありがとうございます。
早速フォローさせていただくことにしました。
Unknown (ビオラ)
2024-03-12 15:55:05
旦那様が転倒して硬膜下血腫の手術をした時のことよく覚えています。
頭を打った時はその時は大したことないと思っても後から症状がでることもあり怖いものだと…
今回の鳥山さんが亡くなった件で旦那様のことを思い出してしまったお気持ちお察しします
旦那様は経過も良く後遺症も出ないで本当にラッキーでした。
とにかく高齢者は転ばないことがなによりですね
そのためにも足腰の筋力を鍛えるよう頑張らなくては、です。

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