世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

カナダの山小屋

2014年07月17日 | 海外旅行

アシニボインロッジ前の風景。私は毎日この雄大な自然を眺めながら山小屋周辺で過ごしていました。

毎日蒸暑い日が続いています。皆さんはいかがお過ごしですか?

元気になった今、毎日あの涼しかった(私は風邪で寒かった)カナダへ戻りたいとブツブツ言っている花水木です。

今日はツアーの皆がハイキングに出かけた後、1人お留守番の私が観たアシニボインロッジ、そしてその周辺のご紹介です。

気分の良いときのウロウロですので、日にちいろいろです。

これだけは私のカメラで!コンデジと一眼両方を持参しましたので、混在しております。

カナダのハイキングの楽しみ方のひとつにロッジングというのがあります。

人里離れたマウンテンロッジ、つまり山小屋に数日滞在し、その周辺をハイキングしたり、
自然の中でのんびりと過ごしたりするものです。

日本の山小屋と違い、予約定員制なので混みあうことも無く、家庭的な雰囲気の味わえるペンションのようなところです。

アシニボインロッジの定員は30名、私達10人以外は全てカナディアンでした

入山方法はヘリコプターか徒歩。ヘリコプターでは10分、歩くと6時間半かかります。大変!

  


丸太でできたメインロッジの正面です。本館以外にいくつかのログキャビンが周辺に点在しています(2枚目の画像)

出発前は男女別の4人部屋と聞いていましたが、ツアーリーダーの顔ききと力量で夫婦組はツインベットルームにして頂けました。

特に私たち夫婦には私体調不良のため本館の一室が与えられ、リーダーとロッジのオーナーに何とお礼を申し上げて良いやら。

夜間激しく咳き込んでいましたので、他のメンバーと同室でなくて本当に助かりました。

 

左の写真は本館1階ロッジリビングです。ハイキング後、このお部屋にはアフタヌーンティーが用意されていました。

右側の写真はダイニングルームです。一番奥のテーブルが私達ツアー一行の指定席でした。

大画像はリビングの格子窓から私ひとり観見上げる朝焼けマウントアシニボインです。
この時皆は早朝5時、湖面に映る逆さマウントアシニボインを観に出かけました。下の画像はその折夫が撮ったもの。

美しい!私の観れなかった景色です。(午前5時40分)

 

トイレ、シャワー室(男女別3つ)などは外にあり、夜中は真っ暗。

本館には夜間だけ小のみ用を足せる水洗トイレがありましたが、キャビンに泊まられた女性メンバーの方は
外のトイレにいかなければならず、怖くてキャビン横で用を足したとか(私のためにごめんなさい)。深夜のお花摘みです(笑)

  

<心地よいツインベットルームと廊下に飾られた昔の山の道具> 

私は向かって左側のベッドで3日間寝たり起きたりの生活をしていました。今思えば贅沢な山小屋ライフですね。

アシニボインロッジのある日のディナーです。

とても山小屋の食事とは思えません。ホテル並みの豪華版でその味には高い定評があります。

残念ながら私は全く食欲無く、ほんの僅か手をつけるだけでした。勿体な~い!

とってもフレンドリーな山小屋オーナー夫妻(右側のお2人)と美人ぞろいのスタッフたち。

この山小屋のオーナーからは最後の晩、ハイキングのできなかった憐れな私に嬉しいビッグなプレゼントがありました。

お世話になりました!

 

朝食後テーブルにランチパックのためのサンドイッチの材料が並べられます。
各々好みのものをサンドしハイキングにもって行きます。私はロッジリビングでひとり寂しく・・・・。

 

 ここは何故かハイカーが皆、シークレットベンチと呼んでいる絶景ポイント。

ロッジから200mぐらいの所にありますが、ここまで行くだけで私は息が切れゼーゼーハーハー。

でも気分の良い時にはここに座り、いつまでもぼーっと山と湖を眺めていました。

ハイキングができなくても、この美しい景色に出会えただけでも、カナダまで来た甲斐はあったと自らを慰めながら。

 


<シークレットベンチからの眺め>

 

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18 コメント

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貴重な人生のひととき・・。 (夢逢人)
2014-07-17 14:23:12
《人里離れたマウンテンロッジ、・・数日滞在し、その周辺をハイキングしたり、
自然の中でのんびりと過ごしたりする》
こうした魅了されるマウンテンロッジまでは、《歩くと6時間半かかり》、
今回のツアーの一行として、花水木さまは初めてヘリコプターに乗機したされたことは、
良き思いでの旅路、と感じたりしています。

ご主人が撮られた朝焼けマウントアシニボイン・・《湖面に映る逆さマウントアシニボイン》、
圧倒的に魅了される情景です。

《ロッジから200mぐらいの所に・・シークレットベンチと呼んでいる絶景ポイント。
・・気分の良い時にはここに座り、いつまでもぼーっと山と湖を眺めていました。》

この景観を拝見して、長らく見惚(みと)れた次第です。

こうした美景を観ながら、ベンチに座り・・過ぎゆく時と共に心をゆだねる・・
貴重な人生のひととき、と深く感じたりしました。

そしてロッジのスタッフ、食事、貴女様ご夫妻の部屋も良し・・まさに《贅沢な山小屋ライフ》です。
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ロッジ生活 (山小屋)
2014-07-17 18:50:08
ある意味では贅沢なロッジ生活を過ごされたようです。
ツアーだとスケジュールがあり、1ヶ所にのんびりと
滞在することができません。
こんな景色を眺めなていれば、風邪などどっかに
吹っ飛んでしまったのではないでしょうか?
食事ができなかったのは残念です。
カナダの食事はどこでも美味しかったです。

私はバンフで半日のフリータイムがありました。
バンフの街を散策したり、山の上の温泉まで歩いて
行って入りました。
参加者が夫婦1組と男性2人の合計4人だったので、
なかなか楽しかったです。
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夢逢人様へ (花水木)
2014-07-17 21:47:02
早速のコメント有難うございます。
最終日はだいぶ元気になり、ロッジ周辺を探検しました(笑)。
しかしこのエリアは熊の生息地でもあり、ロッジ周辺しか歩くことが許されませんでした。
アシニボインを去る日の朝、仲間はツアーリーダーと共に、レイクメイゴックの湖岸まで降りていきましたが
私はおのシークレットベンチでその様子を眺めておりました。
最後の最後まで皆さんと一緒にあるくことはできませんでした。残念です。

私の観る景色はいつも同じ。それでもこんな美しい世界があるなんてと感激しました。
別世界でした。
もう一度訪れたいカナディアンロッキーです。
やっぱり写真だけでは満足できませんもの。リベンジ!
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山小屋さんへ (花水木)
2014-07-17 22:00:39
今回の山旅は今までのツアーの中でも最も皆さんお元気、パワフルだったと思います。
予定に無いツアーリーダーの提案にも全て応えていらっしゃいました。
結構密度の濃い山旅だったと思います。

それに比べて私ときたら・・・・
惨めでしたよ。
食欲が出なかったため、体力が落ち、少し歩くだけでクラクラしました。
私がハイキングに参加することで、皆さんが楽しみにしていらっしゃるハイキングが
予定通りに行かなくなっては申し訳なく、参加を遠慮しました。
主人と2人で別メニューのハイキングができれば良かったのですが、
この近辺は熊が頻繁に出没するところで、それは許されませんでした。
皆がハイキングに出かけた後、ロッジ周辺半径200mの範囲を散歩する以外することなし。
もっとも200m歩いても息切れのする私でしたから、どうしようもありません。

今真剣に秋のリベンジを考えています。1人参加で。主人は行っておいでと、気持ちよく送り出してくれそうです。
毎日パンフレットを眺めています。
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カナダの山小屋 (nao♪)
2014-07-18 03:39:22
ヘリコプターで行った山小屋、なんて素敵な所に建っているのでしょう・・・
流石A社のツァーですね。
ここで三連泊とは熱がありながらも贅沢な時間でしたね。

我が家は主人の仕事の関係上夫婦で使うのはいつもJ旅行社でした。
ホテルだけは恵まれ、シャトーレイクルィーズで三連泊でした。
湖が目の前に見えるバルコニーのある部屋で夢心地でしたが・・・
世界中の観光客が集まる巨大なホテルで、印象としてはそれぞれ一泊した外は山小屋風、
中はホテル並みのエメラルドロッジやモレーンロッジの方が心に残りました。
流石にカナダのロッジは素晴らしかったです。

熊は確かに出るようですね。
ツァー参加者10人でタカクワ滝から山奥のヨーホレイク経由でエメラルドレイクまでのハイキングでは
ガイドさんがずっと笛を吹きながら歩きました。
途中黄色いカタクリにそっくりなグレーシャーリリーが咲き乱れていて感激しました。
アネモネによく似たお花も多かったですね。
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Unknown (☆銀河☆)
2014-07-18 10:35:45
 シークレットベンチ・・・・なんて素敵な名前でしょう。
こんなところでのんびり景色に癒されながら
体の回復を待つなんて・・・・・
見目麗しい若い男性が出てくれば、
一編の小説にでもなりそうなシチュエーション

でもハイキングに行ったのですよね。
このベンチから、皆さんを見送る気持ちは
さぞや・・・と同情いたします。

体が回復するとともに、もうリベンジを考えていらっしゃるなんて、さすが花水木さん。
立ち直りが早いです
返信する
リベンジ! (ラッシーママ)
2014-07-18 14:05:49
花水木さんの記事には全て悔しさが滲んでいます。
本当に寄りによってカナダで風邪が長引いて殆ど寝てたのですから・・・

でもロッジから見える景観だけでも、身体に元気をくれていたと思います。
花水木さんの為に用意してくれたリーダーとオーナー
夫婦からの本館の1室
ありたいですね。
又あの美味しそうな食事、殆ど食べれなくて残念でし
たが、早くもリベンジを狙ってるようで、ご主人も行って
おいでと賛成してくれ、秋には再びカナダですね。
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 (yoko)
2014-07-19 00:39:21
とても素敵なロッジですね。
秋のリベンジ?ではまた宿泊されるのでしょうか。
私どもはカナディアンロッキーでは遭遇しませんでしたがアラスカでバスからU+1F43Bを見ました。
今年は玉川温泉の駐車場でも子熊に会い?ました(いつかブログにアップします)。
明日からピレネー山脈トレッキングです。
花水木さんの旅行記、とても参考になりました。
旅行中にブログを綴るのはできそうにないので戻ってからアップします。
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nao♪さんへ (花水木)
2014-07-19 19:18:00
お返事遅くなり申し訳ありません。
このアシニボインロッジはAツアーと深いつながりがあり、
そのご縁で毎年何コースか設定されています。
なかなか予約は難しいそうです。
手付かずに大自然を堪能でいる素晴らしさは言葉では言い尽くせません。
ただ私は最終日になってハイキングはできませんでしたが、
ようやくこの大自然の美しさを心から受け入れうことができました。
時既に遅しです(苦笑)。

シャトーレイククルーズはnao♪さんと全く同じ感想です。
立地条件は良くてもあまりにビッグすぎて、落ち着きませんでした。
二度は行きたいとは思わないホテルです。

グレッシャーリリーで有名な草原は行きで覆われ、カタクリの目覚めはまだだったようです。
しかしリーダーとロッジのオーナー夫人で探しに行ってくださり、グレッシャーリリーの群落を見つけて下しました。
ツアーの仲間たちはアシニボインを去る日の早朝5時起きで往復3時間かけて朝食前に見に出かけました。
私は相変わらずお留守番。次回か次々回にそのことをアップしますね。
ご覧下さい。

今でもカナダ未練タラタラの私。毎日A社のパンフレットと睨めっこ。
秋のコースを探していますが、どこも満席です。
リベンジは来年かな~。
返信する
銀河さんへ (花水木)
2014-07-19 19:26:17
>見目麗しい若い男性が出てくれば、
一編の小説にでもなりそうなシチュエーション

銀河さん、ロマンティストですね!
私はシークレットベンチに座って、こういう時、私に絵心があれば、
具合が悪くても、有意義に時を過ごせるのにな~と思いましたよ。
最終日は皆さんを見送る元気が出ていました。

ハイキング、トレッキングの旅行は少しでも具合が悪いと、参加は無理。
皆さんにご迷惑をかけてしまいますからね。
個人の旅行だといくらでもコース変更は可能ですけど。
しみじみ体調管理の大切さを痛感しました。
リベンジね~。したいのは山々!しかし年金暮らしの身、ちょっとわがままかな~
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