世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

ハルシュタット~ザルツカンマーグートトレイル その6

2019年09月17日 | 海外旅行

ようやく旅紀行も中日。4日目の後半です。

このシリーズもやや息切れ状態で、早く終わらせたいと思うのですが・・・・。

今までの流れから自分のための思い出としてどうしても書き留めておきたい。

どうぞもうしばらくお付き合いください。

できるだけ簡単に、簡単に!画像中心でまいります。


船上から眺めたハルシュタットの街


8月25日午後はロープウェイを乗り継ぎ、再び山麓駅へ。

着後、路線バスを利用して、世界遺産に登録されているハルシュタットの街を散策しました。

この一帯は「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、

1997年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

下部が石造り、上部が木造りがこの地方の建築の特徴だそうです。

また家々の窓に飾られたお花の美しいこと!


Hall(ハル)はケルト語で「塩」、Statt(シュタット)はドイツ語で場所、町の意味。

町の名前の通り、ハルシュタットは先史時代から塩の交易により栄えた街です。

美しいマルクト広場


現在でも世界最古の塩坑が残っており、今でも操業中とのこと。見学も可能です。

バスの降車ステーション 町の入り口にはこんな石像が。塩を運ぶ人夫の像です。


ちなみにザルツブルグのザルツもザルツカンマーグートのザルツもドイツ語Salz「塩」という意味です。

当然思いお土産も塩(Salz)!

ここで多少の自由時間がありましたので私もお土産用の「塩」をゲット。

 

ハルシュタットは世界で最も美しい湖畔の町のひとつとして知られていますが、その風景はその評判に違わず、

湖と山の斜面に並ぶ家々、美しい教会の尖塔、メルヘンの世界、おとぎの国の町のような可愛さでした。

オーストリにはハプスブルグイエローというのだそうですが、黄色い壁が多かったです。

その色もとても落ち着いたイエローで町の景観にマッチしています。

傾斜地に張り出すように建てられた住居。日本人はこういった建築物を見ると、

すぐに地震でも来たら大変と想像してしまいます(苦笑)。

この日はハルシュタットの街からハルシュタット湖を渡し船でハルシュタット鉄道駅へ。

そこからローカル線でトラウンゼー湖畔のトラウンキルヒェまで公共の電車。

そしてまたそこから渡し船で対岸のホテルまで。

いろいろな公共交通機関を経験し、専用車とは違う楽しさを味わいました。

 

 

トラウンゼーはザルツカンマーグートの中で最も広い湖で、深さも一番だそうです。

トラウンゼー湖畔のHotel Hois'n Wirt(ホイスン・ヴィルト)

2日間の連泊です。とても心地よいホテルでした。

 

 


 


コメント (12)    この記事についてブログを書く
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12 コメント

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Unknown (tkgmzt2902)
2019-09-17 19:27:06
このハルシュタットだけが、花水木さんとの共通点です。
街が多かった私の旅の中で印象深いところでした。
木造の家と花と水と緑の山、最高の演出ですね。
こんなホテルに泊まりたかったです。
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ちゃぐママさんへ (花水木)
2019-09-18 09:32:30
このハルシュタットは最近のオーストリア旅行では欠かせない名所ですね。
世界遺産ですものね。美しい町でした。
できればもう少し滞在していたかったのですが、私たちのツアーの主体は街歩きではなく山歩きなので

このホテルはハルシュタット湖の湖畔ではなく、ハルシュタット湖からさらに南に数十キロのところにあるトラウン湖畔にあるホテルで、
オーストリ人にも人気のリゾートホテルでした。
ここまでが山小屋とか、山上ホテルとかで、珍しくもありましたが、少し設備面で難があったので、ここへきてホッとしました。
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Unknown (ビオラ)
2019-09-18 11:30:47
ハルシュタットの街、素敵ねぇと見とれました。
ちょっと日本の合掌造りにも似た建物が印象的です
窓辺に飾られたお花がなんともヨーロッパ的で素敵
地名の由来は「塩」ですか、古来から塩は大切なものとされていたことが分かりますね
前の記事の五本指展望台、写真で見てるだけでも怖いです
よくあの場所に立ちましたね。
高さはどれほど?旅の記念との思いが勝る場所なのかもしれません。
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Unknown (hiro)
2019-09-18 11:52:31
花水木さん、こんにちは~♪
前回の続きから、すべて拝見させていただきました。
私には夢のような景色ばかりで、ただただうっとりです。

ハルシュタットの街、どこの家の窓辺にもお花や植物が飾られ
とても素敵ですね。
マルクト広場もゴミ一つ落ちていなくてとても綺麗です。
オーストリアは陸の国境に囲まれ海がないので、塩は岩塩なのですね。
傾斜地に建てられた住居、私もすぐに地震を想像しましたが、
オーストリアに地震はないのですか?
宿泊されたホテルも素敵ですね。

2015年9月13日の高尾山の記事を読ませていただきましたが、
登りは私と同じでした。
花水木さんはそこからさらに足を延ばされもみじ台を経て
稲荷山コースで下山されたわけですから、ほんとに素晴らしいです。
私も足が悪くならないうち歩きたいです
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ビオラsんへ (花水木)
2019-09-18 13:38:57
あの有名なザルツブルグも「塩の城」という意味なんですよね。
この近辺は周囲の岩塩鉱から産出された塩の取引で繁栄を続けてきたエリアだそうです。
塩は高値で取引され「白い黄金」とも言われていたそうです。
確かに人が生きるためには欠かせないものですものね、塩は。

Five Fingers の展望台、先端に行くのはちょっぴり勇気が要ります。
それに足元が透明になっているので余計怖いです。
高さはどれぐらいなのでしょうか?
このグリッペンシュタインそのものの標高が2000mを越えていますので。
こうして改めて写真を見ると、ゾッとします。
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hiroさんへ (花水木)
2019-09-18 13:45:42
>オーストリアは陸の国境に囲まれ海がないので、塩は岩塩なのですね。

そうなんですよね、良いところにお気づきになりましたね。
湖は国中に点在していますが、海がありません。
いかに塩が貴重であったかが分かります。
ヨーロッパ、とくにドイツ、スイス、オーストリは公共性に優れ、皆で町をきれいにしていこうという意識が高いように思われます。
とても美しい可愛い町でした。

2015年、今から4年前になります。あの頃はまだまだ元気でした。
新しいコースにチャレンジしようという気力がまだありました。
今は?無理はもうできません。
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Unknown (m)
2019-09-18 18:25:31
岩の上に木造建築ですか?
おもしろいですねー
こんな街並みスイスでも見ました。
すてきですね。
一人旅は勇気がいります。
私にはむりかなあって思います。
お友達は一度一人旅を経験してからは、ずっと一人旅ツアーに参加しています。
でもやっぱり私にはハードルが高いデス。
こちらで楽しませていただきますね
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Unknown (yasukon)
2019-09-18 22:28:10
こんばんは!

どうしても長い旅の思い出を書くにはエネルギーを必要としますね。
楽しみにさせてもらっていますのでどうかご無理のない程度につづってくださいね。

ドイツに魅力を感じつつも行ったことがありませんので美しい街並みや湖など拝見しますと
後悔ばかりが頭をのし上げてきます(笑)

一枚目の画像はなんだか天草の教会のある風景を思い出すような、よく似ています。
トラウンゼーの湖の山々は中国の桂林をすこし思い出します。(全然違いますが…笑)

可愛い家にはどんな方々がお住まいなのでしょうね。
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mさんへ (花水木)
2019-09-20 14:45:30
お返事遅くなりました。申し訳ありません。
何とも日本では考えられないような場所に家が立ち並んでいました。
私たち災害の多い国に住んてる者にとって、即感じたのが素敵だけど、じしょんが怖いわね~。
そひて毎日あの高い場所まで一段づつ階段を登っていくなんてキツイわよね、と。
何とも情緒のないことです(笑)。

一人旅、本当に最近多いです。特に中高年の女性の一人旅が。
私もカナダにツアーにひとり参加しましたが、とても気楽で快適でした。
またやってみたいと思っているくらいです。
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yasukonさんへ (花水木)
2019-09-20 14:52:23
旅の記録は誰のためでもありません。
書き留めておかないとあっという間に忘れてしまいます。
私は出発前の下調べ、現地、そして帰国後の旅日記で三回旅をした気分になれます。
とても大変ですが、頑張りますね。

ドイツは行かれたこと、ありませんか?
とても素晴らしい国です。是非今からでもお出かけください。
期待外れがないことを私が保証します、なんてね。

昨日のカープの試合は最悪でした。面白いには面白かったのですが・・・。
結果がね~。疲れました~
返信する

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