区の図書館で絵本読み聞かせのボランティアをしていることは、このブログ上で何度か触れています。
このボランティアも始めて、かれこれ12~3年になるでしょうか。
親の介護も終わり、子供たちも独立し、時間的精神的余裕のできた私は、世の中のために何かできることはないかと試行錯誤、
最初に思いついたのが、子供たちを相手にしたボランティア活動でした。
学生時代、「児童文化研究会」に所属し、地域の子供会や、夏休みデイ・キャンプなどを企画した経験があります。
それを生かせたらと、早速図書館での絵本読み聞かせのボランティアグループに入れていただきました。
お姉ちゃん孫がまだ3~4歳の頃だったと思います。
孫たちのために新しい絵本の知識を仕入れることができ、一石二鳥だとも思いました。
3~4人一組で毎週水曜日の午後、区の図書館児童室で行われています。
私は第3週目当番、拘束されるのは時間的には当日30分~40分、別の日に準備に1時間。
けっして負担になるものではなく、気軽に、が、真剣にかつ責任を持って取り組んでいます。
今日はその区立図書館読み聞かせボランティアのレパートリー交換会でした。
「春、夏向けお話会 企画交流会」で実演と情報交換が活発に行われました。
実演されたのは以下の5演目!
ビッグブック 「めっきらもっきらどおんどん」(長谷川摂子作 ふりやなな画 福音館書店)
パネルシアター 「キャベツくん」 (長新太文 絵 文研出版)
おはなし組み木 「三びきのやぎのがらがらどん」ーノルウェー昔話よりー
(森島孝作成・でこぼこ工房)
ペープサート 「まいごのねこさかな」 (わたなべゆういち作・絵 フレーベル館)
私も演じ手のひとりだったので、画像は終わってからのこれしかありません。
紙芝居 「じごくのそうべえ」
中でも、おはなし組み木「三びきのやぎのがらがらどん」は見事でした。
「三びきのやぎのがらがらどん」は古典ともいえる絵本で、今でも大変子供たちに人気がありますが、
それが組み木になると、橋をわたる三匹のやぎの木の音がそれぞれ違い、
木のおもちゃでなければ出せない効果があり、素晴らしかった!
是非私たちもチャレンジしたいと思いました。目を輝かせて見入る子供たちの姿が浮かんできます。
一演目が終わるごとに、質疑応答も盛んに行われ、ボランティアの皆さんの熱意を感じ、
こんなに一生懸命子供たちの文化を護ろうとしている方々が大勢いることに感動した半日でした。
少々マンネリ化していた私には良い刺激にもなった今日の会。
これからも健康で家庭の事情が許す限り、このボランティアを続けていきたいと改めて思った次第です。