ツグミ(ツグミ科)
繁殖地であるシベリアから、大群で渡ってきた冬鳥の代表、ツグミが柿の実を食べにやってきました。群れを解いて一羽で生活しているようです。
全体的には褐色で、翼は茶褐色、眉斑と頬は白っぽい。
地上をピョンピョン跳ね歩いては立ち止まり胸を張るかわいい姿や、昆虫などの餌を食べているツグミをよく見かけますが、木の実も大好きなようで、首を伸ばして柿をついばんでいます。
喉は白く、胸、腹、脇は褐色で白い羽腺があり、ツグミ斑と言われるウロコ模様が見えます。
警戒心が強く、左右を見回しながらの食餌行動です。動作が愛らしいですね。
柿を食べ初めてから約2分、まだ食べ残しの柿が見えますが、飛び立つ姿勢に移っています。
長旅をして渡ってきたツグミが、春に北へ帰るまでの約半年、里山を舞台に様々なしぐさを見せてくれることでしょう。