最近折り紙を折っていますか?最後に折り紙を折ったのはいつですか?チョコや飴を食べた時、包装紙がきれいだとつい「鶴」を折り始めます。でも他のものは全部忘れてしまいました。奴さん、箱、風車、船・・・いつ頃折ったのでしょう。小学校時代?幼稚園?ひと頃姪っ子ビルテンが折り紙に興味を示して、一緒に本を見ながら折った時もありました。
今回JIAKDでは、折り紙クラスを開きました。講師はトルコ人のNUR(ヌル)さん。高校生の頃に読んだ本に影響されて日本に興味を持ち出したそうです。上の写真はNURさんと彼女が折った折り紙です。土曜日と日曜日の二日間開催されました。私達は雨降りの日曜日に散歩がてらJIKADオフィスまでぶらぶらしながら歩いていきました。部屋にはいってみると先生の他にいたのは2人!ちょっと寂しい・・・と言うことで私たちも飛び入り参加。あとからもう一人来て合計5名の受講者。土曜日は15名参加したそうです。
作ったのは「ピラミッド」「籠」「蓋つき箱」「立方体」「百合」「洋服」「星」。かなり高度でした。「籠」はとても難しくて何度も何度も先生に聞きました。でももう一度作れたと言われたら見ないと作れないかもしれません。一緒に参加した人たちからは「日本人は部屋に折り紙コーナーがあるの?」「何歳位から折り紙を折り出すの?」「食卓にも折り紙を飾ったりする?」などなど興味津々で色々と質問されました。
上の写真の青年は土曜日にも参加してとても気に入ったそうで、二日目も参加。その下の写真は夫作成の折り紙たちです。
トルコで「プレゼント用に包装して下さい」と一応頼むこともあるのですが、そのたびに「自分でしたほうがマシだった・・・」と思うことが多いのです。トルコ人は手先が器用でそれは素敵な編み物やレース編をする人がいるのに、包装に関してはまったく興味なし。NURさんなら、と完全包装の仕方(進物用などにする斜め包装)のビデオを見せたらやっぱり感動してくれました。
NURさんも、「レストランへ行くとつい紙ナプキンで鶴を折ってしまうけれど私が帰ったらギャルソンたちはすぐに捨ててると思う」と言っていました。1枚の紙からこんなに豊かな世界が広がることをもっと宣伝しなくちゃ、と思った今回の「折り紙教室」でした。
雨の日曜日のイズミル、見慣れた道も全然違う顔。
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