こ と の 端

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滅 ぶ 文 明 ②

2015-08-02 07:21:35 | Weblog
自らが無能であることを

自覚できていない国会の成員すべてが

強欲極まりない官僚と

手を組むことで成り立っている

日本にみられるこの特異な現状は

その必然の帰結

として

国民すべてに

愚劣な結果を押し付けた


55年体制と決別する

という意義と意欲とに裏打ちされた

当時の民主党

への

政権交代は

もっと劣悪な政府を

世に生み落とすこととなり

日中関係をこじれさせたことにより

対米依存度を逆に高めさせ

強迫神経症を病む現政府内閣に

憲法を

恣意的に解釈することを

急がせただけでなく

その合法化



強引に行わせようと謀らせた


そのことが

国民の不審を逆に募らせる

という不本意な結果を引き出した


バブル経済崩壊後から

愚劣な政策を延々ととり続けてきた

当時の与党を批判する勢力が不満を募らせ

対抗勢力を形成していた民主党政権

がもっていた陋劣極まりない認識レベル

を執拗に見せつけられた挙句の果てに

国民が

55年体制へと逆戻りすることでしかない

自公連立政権を再任する

という退行現象を

この国へと導いた

すべての当事者が

自らの業で得たその結果が

この国に

この現状を与えている


ものごとの本質というものは

それが何であれ

いつだって

簡素なものから作られている


民主党へと向けられた

国民からの強烈な批判が

自公政権を復活させることとなり

安保法制の見直しに

一見「民主的な」正当性を与える

という結果を導いた

これら一連の経過は

そのシフトがあった段階で

固より想定されていたことだった


日本経済を自らの手で破壊した

その意味で

とても愚かな旧体制が

その批判勢力として台頭したのは

政治の劣化

が産み落とした

なりゆき

の上で起きたこと


民主党に対する信認を

国民が当時与えたのだったが

新政権がもっと愚かだった

という結果が

旧体制の復活を急がせた


民主党への批判票が

旧体制へと流れたことにより

対米依存型の政治



再現される

ということは

その時点で既に明らか

な事実となっていた


要するに

国会は

成員同士が

バカっぷりを

未だに競い合っている

愚か者の品評会

であり続けていることを

率先して世に晒す

ゲに奇怪なイベント会場

を形成するに至ったのだった


度重なる経済失政の連続技が

労働環境を

短期間

でかくも劣悪化させてしまい

所得水準を圧迫して

個人消費を冷え込ませ

市場の成長力を却って奪う

その原動力となったばかりか

少子化を急がせて

総需要の減少を誘引する

最大の圧力源ともなったのだった


デフレスパイラルを生み出したのは

経済政策の連綿たる失敗と

過剰流動性を希釈させる目的で

アメリカが

国際金融資本に

対外投資を積極化させ

ドルの通貨価値を引き下げ乍ら

外貨の価値を高める

というドル安政策の実施継続

によって

対外投資を受け入れた市場から

外資が生み出した収益の総てを

緩慢に

北米大陸へと持ち去らせてきた

その事実を眺めていながら

何の手も打たないまま

ただ損失を甘受するだけの政策を

継続してきたその行為こそが

国家に莫大な損失を与えることとなり

財務体質に脆弱性を際立たせ

巨額な規模へと既に達した

国債の発行残高を

政府債務として

国民へと押し付けている事態を

消費税率の改訂を合法化させる

ことで乗り切れると断じたのは

つい先日のこと


政府に通有するこのノー天気ぶりが

市場で回る筈の流動性から

資本の厚みを奪い去らせ

枯れた市場となることを

強要するようになっただけでなく

財務体質を劣化させたことによって

赤字国債の増発と

消費税(付加価値税)の税率を

五月雨式に引き上げて

若年層の失業率を

世界中で

急速に悪化させてきた


世界経済にうねりを与えている

潮流の全貌を見損ない

無批判に

過ごしてきた

プラザ合意以降の

30年に及ぶ歳月というものが

地下資源を必要以上に燃焼させ

炭素酸化物である二酸化炭素と

水素酸化物である水蒸気とを

大気中へと

大量に放出させ

温暖化の原因となる温室効果ガスと

その結果である液体の水の増加とを

地表へと同時に与えている

この現状を生み出した


気候の変動とは

そのプロセスを指し示す経過の



を表す過程

水蒸気にも温室効果はあり

それが

地表の熱を奪って

上空を温め

高層の冷気と触れることによって

気体の水を凝固させ

液体の水

つまり

雨となって

集中的に地表へと落下させる

有害な変化を

このところ

急速に強めさせている


一般的な地下資源というものは

炭化水素の化合物

からできている

メタンCH4

がその代表例に該当する

中核的な化合物

その温室効果はCO2の24倍

も高いとされる


一つの炭素が燃焼するとき

大気中の酸素と反応し

CO2という名の化合物が作られる

メタンに含まれる四つの水素も

同様に

大気中の酸素と相互作用することで

二つのH2O分子を合成する

この相乗効果によって

温暖化の原因物質と

その結果である

気体の水

とが同時に

この地球上へと

強制的に与えられるようになったのだった


二酸化炭素は紫外線で分解できるが

水は安定した化合物であることから

自然条件の下では

分子構造を保ったまま

永遠に大気圏内へと残される

その特異性というものが

水の基本条件

としてこの惑星へと与えられていたことから

地球を

青く輝くうつくしい水の惑星

とそう呼ばせている


交流送電を成り立たせている仕組み

がもつその意味を知らずにいる

という点で

無能であることが

既に証明されている国会は

交流電流についての理解度の有無

を検証しないまま

現状を放置し

電力消費を減らせば

発電所で燃やしている地下資源が

量的に減る

とそう勝手な判断を下してしまい

事実に反する法律を制定して

止まらない温暖化を

産み落とすに至ったのである


怠慢に満ちたその懶惰な姿勢が

温室効果ガスの濃度を

年々歳々高めることとなり

実効がないことを知っていながら

温暖化防止目的の

無駄な政策投資を

四十年以上に亘って

日本政府に続けさせているのだが

その弊害に気づかないフリ

を相互に許す行為を

未だにやっている


国が衰えて

国民が苦しむようになったのは

訳がある


交流電流に関する基礎的な知識があれば

節電がエネルギーの節約には

絶対に

結びつかない

という事実を

国民の総てが

理解することは

容易であった


地下資源の燃焼を減らすことは

交流電源の場合

まったく以て

不可能なこと


それは周波数を乱す行為に他ならず

使えない電気を量産する

ことにしかならない

不毛な投資となるからだ


こと電力分野に関する限り

省エネ節電には

何の環境効果も見いだせず

そこに投資された資本はすべて

無駄となる定め

経済に負圧をかけ続けている

損失の単なる発生源

となることができるのみ


大気中の二酸化炭素濃度が

一貫して増加していた

というその厳然たる

事実が

何よりの証拠


温暖化を止めるには

一切の地下資源を放棄する

覚悟を持つ

ということが

唯一有効な措置となる


核燃料は温暖化対策としては有効ではあっても

もっと有害な

放射性廃棄物を量産する

というその点で

生命に対する最強の淘汰圧

となって

惑星が存続する期間を通じて

比類なき有害性を

あらゆる生命へと

与え続けるものとなる


環境負荷がなく

持続的安定性に優れ

そして

エネルギーコストを引き下げる

未知の電源



大急ぎで

探し出さなければならない


発電原理を再確認していれば

有効な方法と出会うことは

たぶん

ずっと昔にできていた

誘導法則をきちんと理解していれば

超伝導応用技術の実用化は

原発が登場する以前であっても

容易であった

ものごとの本質を知れば

応用はタヤスイ

単にそれだけの

こと


その方法を突き止めることができたとき

平和憲法を

世界標準とするための

基礎的条件

が晴れて整う


スネ夫総理が

核の傘

の下に隠れたがるのは

以て生まれた

臆病な性格故のこと


世界が欲しがる環境電源の

唯一の供給国

となることが

日本を世界で一番安全な国

へと押し上げる

日本語とその文化による

新文明の定着を

国際的に方向づける

主要な動因となるだろう


自然エネルギーにはない

出力の安定性をもった

過去に類例のない

優れた環境電源の開発こそが

何にも勝る

安全保障政策の独自性と

特異性とを

世界に対して

指し示す


世界を指導する役割を果たすのは

歴史に学んだこの日本

でなければならない

温暖化を止める

有効な

環境電源の供給を通じて

平和憲法を

世界中に輸出する

二番目の国

となることを目指さなければならない


理念なき文明は

貧困の蔓延による破壊によって

滅ぶのみ
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