秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

「剣神社」

2012年04月30日 08時35分42秒 | 京都非観光迷所案内

 朝、ウ~ンと体を伸ばして爽やかな寝覚め・・・、の、はずが突然襲って
くる「こむらがえり」。ここ最近頻度が高まっております、ワタクシ。

そういえば、「手足のつり」にご利益のある神社があったぞ。と、フト思いだし
たのはいいけど、手元の資料を探してまで訪ねる暇はなかったんですよネ。

先日、泉通寺近辺に所用があって、通りがかりに目にとまったのが、この
「剣神社」。つるぎ・・つる・・、あ、この社じゃなかったっけ?

確信はなかったけど、参拝させていただきました。
  

藤の花は若干、盛りを過ぎていましたが、目的は藤じゃないからしょうがないやね。
  

 

帰宅後、ネットや手持ちの資料に目を通したけど、飛魚の絵馬や子供の疳の虫除けに
関する記述はあったけど、「手足のつり」に効用があるってのが見当たらない・・・・。

もしかして、思い違いだったか。いくらなんでも「つるぎ」と「つる」じゃ、ベタすぎるもんなぁ。

諦めかけて、ペラペラ資料ノートをめくってたら、ありました、「京の民間医療信仰」(思文閣
出版)ってのに記載されておりました。

その本によると、本殿の前にある「なで石」は陰石とも呼ばれ下には剣が埋まっていると
いい、この石を撫でた手で患部をさすると完治するそうです。

しまった、石を撫でていなかった!偶然立ち寄ったもんなぁ。それに境内にはそんな効用
を示す案内板もなかったはず。時代とともに忘れ去られたのかも知れませんナ。

次にこの社を訪ねる機会があったら、ゼッタイ陰石をナデナデして脚部をさするべし!
と、いうか病院に行けよ・・・・・。  

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