HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

新宿・渋谷バラバラ遺体事件

2007年01月13日 |  思いのまま
暴行受け「いつか殺そう」と決意と供述 夫バラバラ事件(朝日新聞) - goo ニュース


嫌な事件ばかりだ。
どうして、こんなところまで発展してしまうのか。
なぜ、違う道を選べなかったのか。
なぜ、思いとどまれなかったのか。

考えてみたところで、当の本人の気持ちなどわかるはずはない

ただ、嘘の積み重ねがバレただけだ。

【殺そうと決めていた】というなら、もっと以前に別れるべきだったのだ。本当に心の底からそう思っていたならば、本当に頭がおかしいとしか言いようがない。京都府宇治市で塾の教え子を殺害した犯人と同じ動機ならば、それこそ大人になりきれてない人間なのかもしれない。

しかし、一方で 殺害された夫の暴力に悩んでいたとの報道もあり
「自分の存在を否定された」というものもある。
後者が「モラルハラスメント」であったとするならば、同情の余地があるが、だからといって殺してしまったこととは別問題だ。

正直、ワタシも昔 夫から「モラ・ハラ」に近いものを受けたことがある
自分を否定されるということが、どれだけ屈辱的か。
今、ここにいる自分を否定されるということは、自分の過去をも否定されたということになり、そして 自分を育ててくれた親まで否定された、ということになるのだ。
その時、心のどこかで、何かが壊れた音がした記憶がある。
しかし、人間って強いものだ。忘れるものだ。
今は、こうして同じ場所で同じ人と一緒に生きている。

許すということも必要だ
新しい自分になるということも必要だ
明日を見つめるということも必要だ

たくさん出来ることはあったはず。
感情の赴くまま行動してしまった人は自己責任だ。
ただ、そんな人間が出てしまったお身内の方の気持ちや立場を思うと
やりきれないものがある。

先を見て、考えて、一歩思い止まれれば、誰の人生も汚すことなく
また違った人生があったかもしれないのに。

こういう事件が起こるたび、いつもそう思うのだ。
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