HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

「ゆとり」の歪み

2015年09月03日 |  思いのまま
成長した娘たちに、話をすることも愚痴を言うこともある。
その中で、話題になったこと。

まとめる立場の人たちの意識や方向がバラバラで、
それに振り回されている、いわゆる「ゆとり世代」は心を病んでいく

ということ。

4月、勤めている職場に新人女性4人が配属された。
ワタシの部署はパートアルバイトだけで運営していて、社員はいない。
そのせいか、仕事内容を分かっていない社員がほとんどで
自分がしなくてもいいと思われたり、忙しくて出来なかったりする雑事は
ワタシたちに振られて、てんてこ舞いすることも多々ある(^^;
詳しい業務については書けないが、一度そういった雑事を承諾すると
それが当たり前にワタシたちのする仕事にさせられることも、しばしばだ。

その新人には仕事を教える人間がつくわけだが、これがまた・・

特に承認もなにも必要のない、ただのスケジュールの紙5~6枚の差し替えを
2か月前、その新人の一人が、ワタシにやってほしいと頼んできた。
その時はこちらの業務が立て込んでいてバタバタしていた時だったから
「?」な感じでいると、その新人は
「上の人に頼んでくるように言われたから」と言って来た。
状況を把握できないのかしないのか、ただぼーっと佇んでいるので
「その仕事、こちらではしたことないんですけど・・今、バタバタしてますし」
と言うと、彼女は自らものの数分で差し替えしていった。


そういった事があったにも拘らず、一昨日、別のパートさんに対して
同じような事を言って来たそうな(^^;
(その人は勤務日ではなかったのに、社員が書類を忘れていたせいでわざわざ出勤したのだった)
やんわりと忙しい事を伝えても↑と同じことを言い佇んでいたので
’空気の読めない奴だな’と思いつつも、その人は受け取ったらしい。

・・・と前置きが長くなったが、それを娘に話すと返答は

その新人さんが間に挟まれて困るんじゃない?
その子の気持ちを考えてあげてよ。

だった(^^;

確かに、言われてみればそうだ。
困るのは当の新人だ。

だけどね、そこを出来る範囲で空気読んでこなすのが社会人でしょ。
違うのかなぁ?
いやいや、次からは手が空いていればやりますけども(殴)

娘たちが、そう言った返答をしたのにはわけがあった。
長女の職場は実技系なので特殊だが、それでも入社2年目でこなす仕事ではないことをやらされ
やったこともない仕事に戸惑っていると「自らやってみろ」と言われ
やったところ別の上司からは「勝手にやるな、こっちが把握できなくなる」と叱られ
どうしていいかわからず相談に行くと「俺の時間を取るな」と言われ
本当にどう動いていいか分からなくなったそうだ。

次女はバイト先で社員並みの仕事と気遣いをさせられ、
バイト連中をまとめなくてはならず、同年代にも拘らず思考が違い過ぎて
しんどくなり、辞めた。

どこも上司が糞だな(苦笑)
長女はそのせいもあって今、休職中だ。

話は戻るが、その新人さんはとても可愛らしい人だ。
変な話だけど、彼女はそのうち辞めるだろう・・辞めた方がいい。
ワタシの勤務先は、新しい人が入ったら必ず笑顔が消える職場だ(笑)
顔から生気が消えていく(苦笑)
よっぽどワタシの部署の方が、学生たちと和気あいあいと仕事が出来ている。
まだまだ不完全な彼らに、成長してほしいと願いつつも、
世代の違いを感じたりする。

この溝を埋めるのは、並大抵ではないと感じている。
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