HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

社会人経験①

2022年03月22日 | 結婚生活 外伝
紙切れ一枚のことだけど、解き放たれた気がした。
今までの生活に戻らなくていい。
そんな風に思ったら、未来は無限のように思えた。
 
ワタシは、パートのダブルワークに限界を感じたとき、
パートはやめて、大手三社の派遣会社に登録した。
無論、すぐに職が見つかるとは思わなくて、
2~3ヶ月は無職になるだろうと予測していた。
 
トップ2の派遣会社は、簡単なパソコンのテストがあって
ワードとExcelがどの程度使えるのかということも、判断された。
大手三社に登録したものの、一社だけは現住所と住民票が同一でないといけなくて
結局は、2社に本登録することになった。
(住民票を簡単には移動できなかった理由があったから)
 
一社は「事務職って、今は難しいんですよねぇ」という言葉通り、
なんの紹介もされなかった。
もう一社は外資系の派遣会社だったのだけれど、すぐに仕事の紹介があった。
面接を受けに行ったけれど、そこは断られて、難しいものだな…と思った矢先、
今ワタシが働いている職場の紹介を受けた。
 
当時は、娘の費用をねん出するため、生活費を稼ぐため、という気持ちだったので
仕事を選ぶことなど考えもせず、面接を受けてすんなりと、決まった。
担当してくれた派遣元責任者は
「ある程度、人生を経験されている方でないと、ここは難しいんです」
と、言った。
 
この言葉は、本当に的を射たものであると、今更ながら思う(苦笑)
派遣先の長は、とても気さくな方で「すぐに来てください」と
パートの最終日終えたワタシは、翌日から勤務することになった。
 
【派遣社員】はその名の通りで、派遣されて別の会社の仕事をするから
責任のある仕事は、させてもらえない。
そのぶん、気持ちの上では楽で、双方の会社に損をさせないよう
ただ真面目に淡々と働けばいい。
20数年ぶりの事務職は、パソコンが当たり前になっていたが
限られたシステムを使っての仕事だったから、難しいことではなかった。
 
しかし、業種としては特殊なので、今まで経験したことのない分野を
経験することになった。
職場はどう見ても、年配女性が多く、最初は感心していた。
こんなに働く意欲のある女性が多い、という風に捉えたから。
 
そんな中、職場の長から「契約期間を半年に延ばしてほしい」という
要望をもらったのだけど、断った。
当時は、一緒に勤務することになった新入社員(中途採用)の人が
少々苦手で、その人との相性によっては、辞めることも考えていたから。
 
勤務してしばらくすると、職場に派遣社員が多く
そして、入れ替わりが激しいことにも、気付いた。
そのうち、詳しくは書けないけれど、配属部署で動きがあり、
ワタシは変な責任感で、ずっと勤務し続けることになった。
 
そんな中、ワタシが勤める前には、人の入れ替わりが激しく
人が居付かなかったという話が、耳に入った。
しばらくして、配属部署の年配女性が、中途採用の社員を完全無視し始めた。
(続)
 
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