HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

楽しいはずの発表会

2020年12月06日 | 結婚生活

幼稚園には、必ず発表会というものがある。
我が子の成長を見られる場ではあるので、とても楽しみな行事だ。
でも、一日を通しての発表会だったので、お昼ごはんは皆が食べるお弁当を作らなければならなかった。

ワタシは、料理が嫌いではなかった。
でも、偏食の夫に毎日毎日文句を言われながらの生活をしていると
自分の作るものすべてに、自信がなくなってしまった。
料理の時間になると、気が重くなり、夫の帰宅時間が近づくと動悸がした。

それでも、毎日、食事を作らなくてはならない。

子どもの発表会は、とても楽しみだった。
ただ、家族で食べるお弁当だけが悩みだった。
偏食の夫と長女のものを中心に、お弁当を作る。

子どもの晴れの舞台だというのに、気持ちはなにか引っかかったまま。

夫は子供の写真を思い出に残すより、自分の目で見たいと言い
撮影はワタシがするようになった。
(夫の言うことも理解できたので、それは納得している)

以後、子供の行事撮影は、ワタシの仕事になった。
家族写真でワタシが写っているものは、ほとんどない(笑)

午前中の部が終わり、お昼休憩になった。
お弁当を食べないといけない。
お弁当を開けた。

一般的なもので作ったつもりだ。

おにぎり・玉子焼き・ウインナー炒め・スパゲティ・肉団子・サラダ…


「しょぼいな・・・」

夫はそう言った。

子供たちは、美味しそうに食べてくれた。
ただ、その姿だけが救いだった。

夫は、チラチラと他所の家のお弁当を見ていた。
その姿が、とても嫌だった。

子供たちが小学校に上がると、運動会がある。
小学校は、その当時家族で食事をとるスタイルだった。
幼稚園の頃、散々だったので、サンドイッチを足すことにした。

ひと手間どころか、二手間も三手間もかかるようになったけど
夫はそれだけで満足し、ブツブツは言わなくなった。

運動会を経験した夫は、よその家がほとんど所有していた
一眼レフが気になったようだ。
我が家も買おうということになり、大手家電量販店に行った。

ワタシは撮影係として、軽い機種が欲しかった。

でも、夫はそれをいともたやすく却下した。

「その程度のものを買ったら、次は上位機種が欲しくなるから
 最初からしっかりしたものを買う方がいい」
それが夫の考え方だ。
考え方が間違っているわけではないが、自分が使うわけではなく
その機能を使いこなすだけの腕があるのか、というとそうではない。
そんな状態で、宝の持ち腐れにはならないか?という話だ。

これが、以前話した、「こだわり」だ(苦笑)

その後、この一眼レフよりも上位機種を購入し、
さらに、報道写真家が持つような望遠レンズも加わることになった。

コメント
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