結婚式には、家族、友人、大切な人たちが来てくれた。
そんな中、ワタシたちの結婚式に、姑が勝手にイベントを入れていた。
ただの花束贈呈と聞いていたが、
この結婚式の場で、全出席者に向けて要らぬ報告をしてしまったのだ。
「では、新郎の母である〇〇さんから育ての親である●●おばあちゃんへ、感謝の花束贈呈です!」
会場がざわついたのは、言うまでもない。
盛り上がりに欠ける中、なんとか結婚式は無事お開きに。
ワタシも両親も、彼の詳しい生い立ちや育った環境など、知らされていなかった。
式の後、両親に聞かれた。
「あの姑さんの花束贈呈はなんなんだ?」
ワタシも答えようがなかった。
姑が勝手に入れていたと、説明するしかなかった。
のちに、両親から、出席した親戚からたくさんの質問があったことを聞いた。
詳しく知らない両親は、「よく知らないんだわ」としか答えようがなかったと。
彼の生い立ちについては、こういう場なので詳しいことは伏せておきたい。
彼自身のせいでそうなったのではないし、
これは周りの大人が自分の人生を大切にするあまり、
子供のことをなおざりにしてしまったということであろうから。
結果的に、ワタシのこの考え方も、自分自身を縛り、
一方的なものの見方から目をそらすことも出来ず
『人の良いところを見つけましょう』といった、ある種前向きな言葉で、
自分自身の心を奥深くに押し込めてしまう、ということになるのだ。
ワタシは、このあと続く結婚生活で起こる様々なことなど、予想もつかなかった。
ワタシはただ、彼のことだけを信じて、生きるのだ。
そんな中、ワタシたちの結婚式に、姑が勝手にイベントを入れていた。
ただの花束贈呈と聞いていたが、
この結婚式の場で、全出席者に向けて要らぬ報告をしてしまったのだ。
「では、新郎の母である〇〇さんから育ての親である●●おばあちゃんへ、感謝の花束贈呈です!」
会場がざわついたのは、言うまでもない。
盛り上がりに欠ける中、なんとか結婚式は無事お開きに。
ワタシも両親も、彼の詳しい生い立ちや育った環境など、知らされていなかった。
式の後、両親に聞かれた。
「あの姑さんの花束贈呈はなんなんだ?」
ワタシも答えようがなかった。
姑が勝手に入れていたと、説明するしかなかった。
のちに、両親から、出席した親戚からたくさんの質問があったことを聞いた。
詳しく知らない両親は、「よく知らないんだわ」としか答えようがなかったと。
彼の生い立ちについては、こういう場なので詳しいことは伏せておきたい。
彼自身のせいでそうなったのではないし、
これは周りの大人が自分の人生を大切にするあまり、
子供のことをなおざりにしてしまったということであろうから。
結果的に、ワタシのこの考え方も、自分自身を縛り、
一方的なものの見方から目をそらすことも出来ず
『人の良いところを見つけましょう』といった、ある種前向きな言葉で、
自分自身の心を奥深くに押し込めてしまう、ということになるのだ。
ワタシは、このあと続く結婚生活で起こる様々なことなど、予想もつかなかった。
ワタシはただ、彼のことだけを信じて、生きるのだ。