HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

将来と、後輩たち。

2012年06月28日 |  雑 日 記
先日、来年就職する子と話す機会があった。
その子はとても優秀で、就職希望者が多いであろう一部上場企業に内々定をもらっていた。
しかし、その子は同じ業種で、ずっと憧れている別企業の試験を受けようかどうか、悩んでいた。
もちろん、内々定をもらっている企業からは「もう就職活動しないでね」と言われているそうだ。
相談されたけど、ワタシが答えを出すものでもないので、やんわりと流した。

後日、その子は憧れていた企業を受けたようだった。
そして、合格した。
でも、悩んでいると、再び話した。
客として足を運んだときの応対が、その子にとっては少々がっかりするものだったようで(^^;
しかし、大人の目から見れば、その企業の対応も致し方ないと思われるものだったので、
その応対については「気にしないように」と、ワタシは言った。

その子は決断した。

憧れの企業に。

内々定をもらっている企業には、謝りに行くと言っていた。


その子の立場で考えれば、自分の気持ちを優先して、一歩踏み出すべきだと思う。
しかし、受験生がいるワタシから見ると、別な気持ちも生まれてくる。

後輩たちが、今後、その子が蹴った企業を希望したとき、人事担当者の心情はどうなんだろう?と。

もちろん、大学受験と就職試験が違うことはわかっているつもりだが、
一くくりに見られやしまいかと、心配になるのだ。
(ワタシが心配したところで、どうなるものでもないけれど・苦笑)

というのも、以前、ある大学の指定校推薦枠が娘の学校にあったのだが、その後取り消されたらしい。
理由は、先輩が決まりを破って、その大学に行かなかったからだそうだ。
もちろん、大学に行ったとしても、その後の成績が振るわなければ、出身校への推薦枠は取り消されることもあるという。

こういうことって、’個人’を見るのではなくて’学校’単位で見られるものなんだよね。

”この学校の出身者なら間違いない!”なんてことは、ないと思うんだけどなぁ。

そういうリスクを考えながら、受験していかなくちゃいけないわけね(苦笑)


●十年前、そういうしがらみが大嫌いなワタシは、大学を一般入試でしか受けなかった^^;
(だからかな~、苦い思いも、したなぁ~・爆)


コメント
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