HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

デジタル世代の弱さ

2010年06月10日 |  子ども・親バカ
長女から電話がかかってきた。

「お母さん、定期落とした(;´д`)どうしたらいい?」


『どうしたらいい、ってあんた・・・・(呆)電車はドコまで乗ったの?』

「学校の最寄り駅まで」

『それなら、最寄り駅に電話で訊ねてごらん。んで、学校の学生課もね』

「最寄り駅の電話番号、どうやったらわかるだろう??」

自分で調べろー!!(`ω´)=3

「帰りの電車賃、持ってない・・・(T.T)」

『バカヤロー!だからあれだけお金持っておきなさいって、言ったでしょ!友達に借りないと仕方ないよ!』

「わかった」


正直、驚いた。
ワタシは、長女に対してはあれやこれやと手を貸して来なかったはずだ。
下に二人の妹がいたため、なかなか構ってやれなかったということもある。
逢う人逢う人に「一番上のお嬢ちゃん、しっかりお姉さんしてるわね」と言われていたのに、なぜ’考え’られなかったのだろう?
初めてのことで、パニくったのだろうか。
ワタシも長女だったから、子供の頃からなんでも’自分で’してきた覚えがある。
(妹二人が両親に、割と大きくなるまで世話をかけているのを、呆れた目で見ていたし・苦笑)
ましてや、ワタシはアナログ世代。自力で調べなきゃ、分からないこともたくさんあった。
長女はデジタル世代で、携帯という便利なものもあるのだ。動かずになんでも出来ることもある。
だから、’考え’が及ばないのかな。

電車賃にしても、長女には十分なだけ(友人内では最高額)のお小遣いは渡してある。
学食代は別に渡すし、度重なる画材などの出費に関しては、出してやることもある。
きっとパニックになっていて、Pitapa(後払いICシステム)で帰ってこれることを忘れていたのだろうけどね。
(落とした定期は、他社2路線分)
打たれ弱いのだろうなぁ(;´д`)

これについて、同じように思ったことがある。

へりくつ三女がキャンプに行っているのだけど、
「荷物が重いから、送っていって欲しい。お友達は歩いて10分弱の道を、車で送ってもらうんだって」と言うのだ。
もちろん、ワタシはあっさり却下。
大きな荷物を抱えて電車に乗って、周りに気を遣いながら行くということも、勉強だと思っているから。
荷物が多けりゃ、次回からは少なくする知恵も働くだろうし’自分で考える’ということをしてもらいたい。

でも、だ。

長女の時もそうだったんだけど、キャンプから帰ってくる日、迎えに来た親の車の列で、大渋滞したそうだ。
もちろん、キャンプ説明会の時にも言われるし、説明書にも書いてある。
”お車での送迎はご遠慮ください”と。
我が子かわいさのためか、それでも送迎する親は多い。

愛情と、過保護を取り違えている気がする。

ワタシはそういうところは、冷たいのだ(笑)


しかし、定期の件でちょっと自戒しなくちゃと思った。
まだまだワタシは過保護だったのか。
反省だな。

その後、長女は学生課に定期が届けられていることが分かったそうで、取りに行ってくると電話があった。
一件落着だけど、考えさせられたな。
長女も、少しは堪えただろう。




コメント (2)
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