東洋人と西洋人

昨日、偶然にも朝と夜の番組で、東洋人と西洋人の考え方・ものの見方の違いがあるということをやっていた。

ひとつは、あるイラストを見せてbeforeとafterではメインのものがどう見えるか？というもの。
それによる結果は、西洋人はメインのものだけを見て判断するから、違いはなし。
東洋人は、メインのものの周りの雰囲気を見て、メインのものを判断するから、
周りの雰囲気によってメインも変わる、といった結果だった。

もうひとつは、食事をするとき。
西洋人は、自分の食べたいものを注文する。
東洋人は、周りとあわせて注文する。
両方が一緒に食事をしたとき、東洋人が「じゃ、一緒な物で」なんて言おうものなら

「なぜ、自分の食べたいものを注文しないんだい」
と、西洋人に言われちゃうそうだ(^^;

ワタシは、若いとき逆のパターンを経験したことがある。

夫と付き合っているときの話なのだけど、
夫とその友人とワタシと、出かけた時の話だ。
昼食のために店に入り、注文した時のこと。
夫とその友人は、同じもの（ざるそば）を注文。
ワタシは、その時食欲がなかったため（ホットケーキ）を注文。
ワタシの注文で、少々二人を待たせることになった。

後日、夫と二人で出かけた時。
ワタシは夫と違うものを注文した。
その時、言われたのだ。

「なぜ、違うものを注文するの？食べる時間がずれるでしょ。
　そういう時は、同じものかよく似たものを注文するものだよ。
　そして、その場に応じた（山なら山、海なら海）のものを選ぶこと！」

後者は理解できるのだけど、前者については’人にあわすことが大人’だと諭された気がした。
でも、腑に落ちなかったんだよねぇ～
自分の食べたいものも、人のために我慢しなくちゃならないんだ、って。
足並みをそろえることが好きな人種だから、仕方ないのかな。
その中で生きていくんだもんね。
と、自然に合わせることに慣れていったんだよね。

今、世の中は個人主義的なところがあるけれど、こういったことにも変化が見られるのかな？