「ガン騒動・2」
帰宅して、すぐネットで「皮膚ガン」を調べてみた。写真も載っている。なるほど、私の太ももにあるあざと、よく似ている。そっくりだ・・・転移とか書いてある。怖い・・・・
翌日行った杏林病院は、大きかった。1度目は、熊井監督が入院された時に、お見舞いに行ったのが初めてで、今回が2回目。皮膚科の前で待った。診察室に入って、ズボンを脱いで待った。パンツ一丁が、恥ずかしい。すぐどこからか、60前後に見えるベテラン風の女医さんが来て、ルーペで私の黒いあざをじっと見て
女医「これは大丈夫ですね」
私「(ホッとして)そうですか?」
女医「そう、思います。(帰ろうとして)あっ、念のため検査します?」
私「検査???」
女医「念のため」
私「念のために、検査します」
女医「じゃ、スケジュール組んでください」
と、言い残して部屋を出て行った。若い新人風の男性医師が残った。
若い新人風男性医師「では、吉川さん、検査の事ですが」
私「はい」
若い医師「検査は、少し切開して、組織を切り取り調べます。麻酔をかけて切り取り、少し縫います。」
私「麻酔ですか?」
若い医師「部分注射です」
私「はあ」
若い医師「手術ですが、スケジュールが混んでいて、一ヶ月後の○日はどうですか?」
私「一ヶ月後??? そんなに先になりますか???」
若い医師「(冷静に)そうです、都合悪いですか?」
私「いえ、はい、わかりました。一ヶ月後の○日に」
若い医師「では、この書類ですが、手術に関する同意書です。サインして御持参ください」
私「同意書ですか・・・・」
若い医師「はい」
帰宅して、すぐネットで「皮膚ガン」を調べてみた。写真も載っている。なるほど、私の太ももにあるあざと、よく似ている。そっくりだ・・・転移とか書いてある。怖い・・・・
翌日行った杏林病院は、大きかった。1度目は、熊井監督が入院された時に、お見舞いに行ったのが初めてで、今回が2回目。皮膚科の前で待った。診察室に入って、ズボンを脱いで待った。パンツ一丁が、恥ずかしい。すぐどこからか、60前後に見えるベテラン風の女医さんが来て、ルーペで私の黒いあざをじっと見て
女医「これは大丈夫ですね」
私「(ホッとして)そうですか?」
女医「そう、思います。(帰ろうとして)あっ、念のため検査します?」
私「検査???」
女医「念のため」
私「念のために、検査します」
女医「じゃ、スケジュール組んでください」
と、言い残して部屋を出て行った。若い新人風の男性医師が残った。
若い新人風男性医師「では、吉川さん、検査の事ですが」
私「はい」
若い医師「検査は、少し切開して、組織を切り取り調べます。麻酔をかけて切り取り、少し縫います。」
私「麻酔ですか?」
若い医師「部分注射です」
私「はあ」
若い医師「手術ですが、スケジュールが混んでいて、一ヶ月後の○日はどうですか?」
私「一ヶ月後??? そんなに先になりますか???」
若い医師「(冷静に)そうです、都合悪いですか?」
私「いえ、はい、わかりました。一ヶ月後の○日に」
若い医師「では、この書類ですが、手術に関する同意書です。サインして御持参ください」
私「同意書ですか・・・・」
若い医師「はい」