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ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台54「おしまいのとき」 ポツドールvol19  スズナリ

2011年09月13日 | そんなご舞台な2011
舞台54「おしまいのとき」 ポツドールvol19  スズナリ

幕間前は、いつものポツドールのように扇情的な音楽が大音響で流れている。観客に対して、「覚悟しろよ」とでもケンカを売ってるような音楽だ。受けて立とうじゃないかという気持ちになる。ストーリーは完全に「にっかつロマンポルノ」ラストは、今村昌平監督の映画「赤い殺意」のパクリ。荒々しい暴力的なストーリーに、ひるむ観客も多いだろう。内容にいくつか不満もあるが、こういったように観客にケンカを売ってくる舞台には、なぜか心が引かれる。観客を取り込もうとする、甘いパッケージにくるまれた、有名な俳優を使い、高いチケット代を要求し、無難にそして大げさにまとめあげた、有名著名高名な演出家達の、無味無臭な舞台より、ずっといい。うん、ずっーといい!

舞台49「トロンプ・ルイユ」 パラドックス定数第26項 中野HOPE劇場

2011年09月05日 | そんなご舞台な2011
舞台49「トロンプ・ルイユ」 パラドックス定数第26項 中野HOPE劇場

馬と人間を、1人二役するというおもしろい舞台でした。隙なく、見事に構成されたストーリーは、見応えがあり満足させるものでした。しかしながら、隙をみせないところが、逆にこじんまりした感じも与えてしまったようにも感じました。最近はこういった、隙を見せない舞台があまりありません。逆に、隙ばっかりでどうしようもない、それをおもしろがるような、とんでもない舞台ばかりです。その中での、この舞台の存在価値は大きいと思います。ただ少しだけ、予定調和の中に収まりすぎたような気もします。

舞台48「毒と微笑み」 ブルドッキングヘッドロックvol.21

2011年08月16日 | そんなご舞台な2011
舞台48「毒と微笑み」 ブルドッキングヘッドロックvol.21 中野ザ・ポケット

2時間半の舞台でしたが、眠くなりませんでした。かなりおもしろかった。スートリー展開がおもしろく、先が読めない展開で、全く飽きさせません。笑いあり、エロありで、ゲラゲラ、ドキドキのノンストップ特急でした。この劇団は、もう見逃せない劇団になりました。次は、この劇団が来るぞ!!

舞台47「流星群アイスクリン」 八幡山ワーサルシアター

2011年08月15日 | そんなご舞台な2011
舞台47「流星群アイスクリン」 八幡山ワーサルシアター

リーディングでした。「味わい堂々」が出演しているので行きました。最初、「蜂寅企画」という劇団のものでしたが、ちょっときつかった・・・お目当ての「味わい堂々」は30分ぐらいで、ちょうどぴったりで、ストーリーもさわやかで、さすが!と膝をうちました。

舞台46「TRAIN-TRAIN」 下北沢・駅前劇場

2011年08月11日 | そんなご舞台な2011
舞台46「TRAIN-TRAIN」 下北沢・駅前劇場

そんなには期待していなかった分、かなりおもしろかった。テニス仲間の浅野クンも大活躍。出演者のレベルが高かったのも、大きな要素だと思います。もし、出演者が力不足だったら、かなりしんどくなっていたと思います。男女別々のバージョンで上演していて、女性陣も見てみたいと思ったほど、おもしろい舞台でした

舞台39「サッドソング・フォー・アグリードーター」 本多劇場

2011年08月04日 | そんなご舞台な2011
舞台39「サッドソング・フォー・アグリードーター」 本多劇場

久しぶりのウーマンリブでした。さすがにおもしろかった。荒川良々は怪物だなぁ・・・あのプヨプヨ感は、どんな俳優にも出せない。岩松さんも、お得な役割でとてもうれしそうな様子が、ありあり(笑) ただ、このドタバタも1時間以上過ぎると、だんだん色あせていくようにも感じました。

舞台44「サヨナラ」 双数姉妹 赤坂レッド・シアター

2011年07月29日 | そんなご舞台な2011
舞台44「サヨナラ」 双数姉妹 赤坂レッド・シアター

エチュード芝居でした。エチュードはキライでもなく好きでもなく、でもエチュードで舞台作るなら、同じ物が二度と出来ないわけで、それはそれで何だろうと、疑問に思っている自分があります。
エチュード上手な人がやると、かなりおもしろいのですが、中に下手な人が混じってると、先に進めずイライラしてくる時があります。今回も、どこかそんなところがあり、それはそれでいいのだろうか?と、考え込んでしまいました。

舞台43「わたしとアイツの奇妙な旅」 Wit Presents4th サンモールスタジオ

2011年07月27日 | そんなご舞台な2011
舞台43「わたしとアイツの奇妙な旅」 Wit Presents4th サンモールスタジオ

全く期待をしていなかったんですが、こういう時におもしろい舞台に出会うんですねぇ。予算もないので、舞台装置はほとんどありません。でもストーリー展開のおもしろさで、全くアキさせません。今年のベスト3本に入るでしょう。内容はくだらないんですが、とても心があたたまる、下ネタストーリーでした。特に出演者のIKKANさんが抜群で、彼が下手だったら、目も当てられない状況だったかもしれません。見事でした。いしだクンは、ちょっと堅かったかなぁ。もっと素直に普通であればよかったと思います。

舞台42「○○トアル風景」 はえぎわ  下北沢スズナリ

2011年07月20日 | そんなご舞台な2011
舞台42「○○トアル風景」 はえぎわ  下北沢スズナリ

最初の30分、全員で舞台にチョークで絵や文字を書く様子は、これは傑作か!と思わされましたが、1時間過ぎてくると、だんだん方法論がわかって来て、少しダルくなりました。何か大転換がないと、もたないなぁと思っていましたが、残念ながら大きな変化はなく、なんとなく予定調和で終わってしまって、何かもったいなく感じてしまいました。川上友里さんが激痩せしているのが、心配になりました。

舞台41「幹事長出番です!」劇団東京フェスティバル第8回公演 @下北沢楽園 

2011年07月16日 | そんなご舞台な2011
舞台41「幹事長出番です!」劇団東京フェスティバル第8回公演 @下北沢楽園 

もう一つだったかなぁ(笑)もっともっと笑わせてほしかった。もっと摩訶不思議な政治の世界を、バカにしてほしかったなぁ・・・客演の3人がすばらしく、他の出演者とのバランスが気になりました。

舞台40「家には高い木があった」弘前劇場2011 スズナリ

2011年07月14日 | そんなご舞台な2011
舞台40「家には高い木があった」弘前劇場2011 スズナリ

好きなタイプの舞台でした。膨大なセリフの量も、クリアしていて、練習の成果が出ていました。しかしながら、舞台のストーリー内容に比べて、全体的に落ち着きがなく、バタバタ感がぬぐえませんでした。蕎麦屋さんのくだりも、あまりうまくは行っていませんでした。末っ子の電話の下りも、その後何もなく終わってしまうのも、物足りなく思いました。この脚本はうまく修正すれば、もっとおもしろくなりそうな気がしました。

舞台38「淋しいのはお前だけじゃない」 赤坂ACTシアター

2011年07月11日 | そんなご舞台な2011
舞台38「淋しいのはお前だけじゃない」 赤坂ACTシアター

残念ながらTVドラマを見ていないので、本家を知らないのが残念でした。この頃は助監督の仕事で、いっぱいいっぱいでTVドラマを見ている余裕がなかったんだと記憶しています。本家を知っていれば、もっと楽しめたかもしれません。

舞台37「ペノザネオッタ」 ワンオア8 赤坂レッド・シアター

2011年07月07日 | そんなご舞台な2011
舞台37「ペノザネオッタ」 ワンオア8 赤坂レッド・シアター

あの傑作「ゼブラ」を彷彿させるすばらしい舞台でした。今年の1、2位を争う出来だと思いました。ただすでに「ゼブラ」という傑作があり、もうこの手は使えない。過去を振り返る手法は卒業して、「今」を映すドラマを作ってほしいなぁ。さぁ、これから田村さんはどこへ行くのだろう。そんな思いにさせられた舞台でした。

ただ、この「ペノザネオッタ」というタイトルはどうだろう?全く魅力を感じない。もちろん、この舞台の象徴と言うべき、的を得たタイトルかもしれない。しかし、製作者側ではなく、観客サイドに立ってみると、覚えられない、伝えられない、読めないフォント文字・・・マーケティング的には最低だったと思います。製作者側の思い入れが強すぎると、独りよがりになってしまうパターンに陥ってしまったと私は思います。

舞台36「世田谷童貞機構」 ドリトルチョコレート 下北沢駅前劇場

2011年06月23日 | そんなご舞台な2011
舞台36「世田谷童貞機構」 ドリトルチョコレート 下北沢駅前劇場

90分間飽きずにとても楽しく見ました。空想近未来の話ですが、突飛なお話のような、かつとても人間的なお話でした。なんか無難に収まってるところが、ちょっと不満なような感じもするのですが、贅沢な思いなんでしょうかね(^^;)櫻井さんってアナーキーな感じもするけど、意外と常識人かもしれないなぁ(^^;)