コロナ禍、それでも今季は既に予定の半分5回のトライをしているサップであるが、まだまだマイナーなスポーツである。
このサップは、今回の東京2020五輪競技に含まれているカヌー・サーフィンとどこが異なるのか?
そしてサップと共用できるカヤックとどこが違うか?
既に、「なんアラ」ブログで、何回か記述しているが、東京五輪の機会に改めて考えてみたい。
昨日、実施され、前回銅メダルを取得した羽根田選手が出場したカヌーは、渓流を駆け抜けるといったスピードとコースの難しさを兼ねそろえた競技で、勿論座って片手漕ぎのオールでボードを操ることになる。
それに対して、サーフィンは、波という難物を乗りこなすことに面白さを求め、当然立ってオールなしで、如何にバランスを取るかがカギとなる。
そして、その難しさと綺麗さの両方を採点する競技である。
以上の競技用スポーツに対して、サップの相手にするのは、比較的静かな、湖・川・海を、競うことなく、バランスを保ちながら、立って片手漕ぎのオールを使って風景を楽しむことを主目的としている。
カヤックは、上記3つの中間的なも競技にも、静かに景色を眺める楽しさも兼ね備えていて、サップとほぼ同じ(共用できる)ボードで、座って、両手漕ぎのオールを使うところに特徴がある。
以上で、4つの違いを概観したが、それぞれの特徴をミックスしたものも、既に現れていて、今後どのように発展していくか楽しみにしている。
私は、今のところ、サップとカヤックの両方に興味を持っていて、サップでは、どれくらいの波まで乗りこなせるのか、又どれくらいの時間長く立っていられるのかに挑戦したいと思っている。
カヤックの方は、昨年山中湖2キロ横断を成功させたので、こちらは、どれくらいの距離を漕ぎ続けられるかがポイントとなる。
いずれにしても、安全で楽しく続けられるスポーツとして、若者も含めて、知らない人たちに広めていければと考えている。