熱海の土砂災害事件は、大きな課題を国民に突き付けた。
やはり、自分のことは自分で守るしか策は無いと言うことを実感した事件である。
まずは、自宅周辺のハザードマップを再点検する必要がある。
私の住んでいる所は、半世紀近く前に開発された土地で、岩盤については、自身でも確かめたし、当時の建設会社である大成建設の担当者からもお墨付きを得ている。
更に、この10年前後で、相次いで発行された松田町のハザードマップを度々確かめてきた。
松田町自体、傾斜地と酒匂川に挟まれた土地なので、松田山からの土砂崩れと酒匂川の洪水に関するハザードマップはかなり完成していて、普段から災害対策にも余念は無い。
一方、私が住んでいる土地は、町から遠く離れていて、独自に開発された土地なので、以前から特に留意していた。
ハザードマップからも、土砂崩れの可能性のある個所は何点か指摘されている。
洪水の方は、先日画像を掲載した中津川がポイントであるが、団地内でもその中津川に近接している地区は要注意で、ハザードマップにも記載されている。
土砂災害も、問題の地点はハザードマップで以前から気にはかけている。
ということで、取りあえずは、こんな痛ましい事件が発生する度に、注意喚起をさせられている。
それとは別に、自分が愛車で移動する場合や、公共交通機関による移動時にも、その地点でのハザードマップをチェックする必要があることを感じている。
今回、観光客は居なかった様だが、どこかに宿泊する計画時には、そのホテルの周辺は勿論のこと、その地点に到着するまでの道路をチェックする必要性を改めて認識した次第である。