昨夜のNHK放映サイエンスゼロで、竹の生存戦略を視聴して驚いた。
世界中の竹の生存戦略には、大きく2つに分かれ、数年から数十年で花を咲かすものと、120年(なぜこの数値なのかはまだ不明)という長いスパンで花を咲かせるものがあり、後者は、普段は、根を張って成長していくパターンから、この120年という区切りで、一般の植物と同じ場所を変えて子孫を残し、その年に枯れてしまい親は寿命を尽きると言う。
前者は短いスパンで場所替えを行うために、根の張り方は、極端に短いらしい。
何となく、分かった気がするが、まだまだ不明なところが多い、竹の成長戦略である。
今回の、人類に対する危機を突き付けているウィルスにしても、その成長戦略をしっかり理解しないと、人類の存続は果たせない様な気がする。
そういえば、今私を悩ましている、貨車の周りに、突然現れた、ヤマビルはいつの間にか増えていた竹藪の笹の下に隠れているので、とても厄介である。
この竹も、120年に一度の世代交代を迎えているのであろうか?
120年前と言えば、西暦1901年の明治時代である。
新聞にそのことが記載されて、残っているということからも、そのスケールの大きさが分かる。
宇宙のスケールは、もっともっと対数単位で、考えないと理解できないが・・・。