なんでもアラカルト

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東京工芸大学生との意思疎通は図れたか?

2015-11-03 07:33:52 | Weblog
昨日、結構な雨と、風で、交通機関が乱れていて、東京工芸大厚木キャンパスに到着したのは、講義開始20分前であった。
HY先生に準備頂いたOHP(アナログ機器の象徴)と、持参したパソコンの設定を完了すると、直ぐに開始のチャイムが鳴った。

連休のはざまでもあり、この悪天候と、早朝講義という3悪条件が重なり、受講者は29名と少なかった。

そんな中、計画していた学生との意思疎通は図れたのであろうか?

結果は、微妙な所である。
講義の中身は、この20年近く継続してきた、"デジタル時代のアナログ保存"であるが、29名のアンケートを見る限り、主目的は果たせた中身となったと思っている。

全体としては、もう少し、学生の意見が当方の講義に跳ね返ってくるような覇気を期待したが、ちょっと高望みであったかも知れない。
しかし、少なくとも数名の学生は目と目と合った形で、キャッチボールが出来た感触を持っている。

只、10年前位までの大学生の感覚とは、明らかに異なった雰囲気を感じ取っている。
なかなか表現は難しいが、どちらかというと、先日まで家庭教師をやっていた中高生や、私の孫の小中生に近い感覚である。

そういう現在の日本の状況を理解したうえで、来年以降も、より良い講義が続けられるように努力したいと思った次第である。
コメント
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