なんでもアラカルト

エッセイ・イラストを対等に扱ったまったく新規な本の出版に関連する記事(Daily)

通巻4号発刊活動89>>企画・編集作業29>出版費用と「個人書店」大阪店画像2

2006-03-08 06:29:46 | Weblog
昨日に続いて「個人書店」大阪店から送付戴いた展示の様子の写真の遠影で、ショーウィンドーに「なんでもアラカルト」3冊が飾られている全体の位置がわかる。

私もいずれ訪問するつもりだが、関西地区の方には是非足を運んでいただけることを期待したい。

さて本日は「なんでもアラカルト」を出版するにあたりどの程度の出版費用がかかるのかについて述べたい。

勿論半年間をかけて出版に漕ぎ着けるわけだから人件費のことを考えるととてもペイできる事業ではない。その辺りの帳尻については又徐々に述べて行きたいがここでは決してボランティアや自己満足のために「なんでもアラカルト」出版活動を行っているのでは無いことだけは宣言しておく。

まず通巻4号1000冊の制作費用は「個人書店」見積で約60万円。先日3/1に開設したYSPS研究所から前金30万円を振り込んだ。つまり「なんでもアラカルト」の出版活動の資金的母体はYSPS研究所であることが理解戴けると思う。「YSPS研究所」に関しては同名で今年始めからブログを開設して毎週更新しているので参照していただきたい。

では出版費用はこの約60万円で済むかと言えば、先程の人件費は除外したとしても次に大きな出費部分はこの「なんでもアラカルト」の特徴である(「個人書店」大阪店のコメントにはその特徴を「CD付き書籍」として取り扱って戴き感謝しているが・・)CD製作費用である。

このCD製作にはハードとして、パソコン・スキャナー・プリンターが必要である。この部分も今回は考えない(既に投資できているものとして)とし、更にその製作人件費も当面除外する。

そうするとCD製作するのに純粋に発生する費用はCDRとインクジェットインク(CDラベルプリントに使用)だけとなる。この費用は両方で1枚に付き、約100円(意外とインクは高い)かかる。

つまり1000冊の本を製作するのに約70万円の費用が最低必要となる。

この費用を1冊定価1000円で1000冊完売したとしてやっと100万円だから、如何に出版活動が難しいか理解いただけると思う。

この辺りを充分理解しながら通巻4号まで漕ぎ着けてきた訳だが、まだ10号までの道のりは険しく皆様のご支援が無ければ達成できないと考えているのでこの数日間御紹介している「個人書店」銀座店・大阪店に足を運んでいただき、実際に「なんでもアラカルト」を手にとってご覧戴き納得して御購入戴ければ「なんでもアラカルト」企画・編集・発行者としては望外の喜びである。

以上よろしくお願いします。本日は宣伝が主体となってしまいました。



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