20日、岸和田競輪場で行われる全プロ大会のコミュニケは
こちら。
プログラムは
こちら。
ちなみに、「ガールズケイリン」は20日、岸和田でもやります。
『カーネーションカップ』っていう名前のレースだけど。
全プロ主な成績は
こちら。
これはさらに詳しい。
ところで、MCの橋本氏が「一押し」していたのが、個人追抜に出場した
岡嶋登であった。
というのは、岡嶋は去年行われた、奈良の近畿地区プロで、くしくも、2008年に同じ奈良で行われた全プロで、同大会最後の出場となった内田慶のタイムを上回る成績を収めていたからであった。
私は丁度その頃、一服しに行ってたため、岡嶋の最初のほうの走りを見てなかったのだが、確かに、岡嶋は全くペースが緩むことなく、最後まで走り通し、4分43秒641のタイムで優勝。
ま、それだけでも立派だと思うけど、もっと驚かされたのは、岡嶋は「トップバッター」で、かつ単走試技だったことだ。
1㎞タイムトライアルをとりあげるまでもなく、単走試技がどれほどしんどいものか、ということについては、競輪選手をはじめとするトラック経験者だったら知っているはず。
にもかかわらず、岡嶋は2位の網谷に8秒ほどの差をつけた。
岡嶋は今、A級2班と、競輪では全くの無名選手だが、今すぐ、団抜の強化選手に入れるべきだな。
というか、
「競輪はしばらくいいから」
としてもいいかも???
ヤマコウも、
『まだ見ぬ強者』
といって褒めてたよ。
このほか、
・男子ケイリン決勝は迫力満点の展開となったが、4角後方位置の園田匠が、内をうまく通って優勝。
・カーネーションカップ(女子ケイリン)は、石井と梶田のもがきあいの後位から抜けだした門脇真由美が優勝。
・スプリントは、予選でただ一人10.2秒台をマークした中川誠一郎が本選でも他を圧倒し優勝。
・チームスプリントは、「レアルマドリード」の布陣で挑んだ北日本が、2走の伏見のアピールにより再発走を余儀なくされたことが災いし、2位。優勝は中部。それにしても、再発走を終えた後、すっかりへたれこんでしまった第一走の佐藤慎太郎は気の毒だった。
・団体追抜は、安定した走りを見せた中部が圧勝。
・エリミネーションは、桝井幹雄が優勝。
・1㎞タイムトライアルは、屋外では出すのが難しいと思われる1分3秒台をマークした新田祐大が優勝。
あっ、前田佳代乃を見かけた。「おばちゃん」と一緒にいたから、多分お母さんかな?
【岸和田・全日本プロ選手権】ケイリン 園田が初優勝(スポニチアネックス)
「第22回寛仁親王牌」(7月12~15日=弥彦)の出場権とシード権を懸けた「第60回全日本プロ選手権自転車競技大会」が20日、大阪・岸和田競輪場で行われた。
1キロタイムトライアルは新田祐大(27)、スプリントは中川誠一郎(33)が優勝、ロンドン五輪日本代表の実力を見せつけた。新田は「屋外のバンクなので全体的なペース配分、ダッシュ力と持久力を考えて走った」と2年ぶり4回目のVを冷静に振り返った。また中川は「体調は良かったけど勝ち上がりで体力を使いきつかった。(渡辺)一成君がいないのでしっかり優勝したかった」とスプリント初Vにホッとした表情を見せた。
ケイリンは園田匠(31)が直線中を伸びて初優勝。「長い距離を走る練習の成果が出たかもしれない。この1着が本業(競輪)につながってくれればいい」と喜んだ。なお新田、中川、園田の3人は寛仁親王牌の初日・理事長杯のシード権利を獲得。3人ともに「理事長杯スタートは大きい」と口をそろえた。
なお今年からスタートしたカーネーションカップは地元・門脇が優勝。「(梶田さんを)差してないと思っていたのでうれしい。これが実戦ならいいですね」と笑顔を見せた。
▽1キロタイムトライアル決勝(1)新田祐大(福島)1分3秒885(2)坂本貴史(青森)1分4秒680(3)稲毛健太(和歌山)1分5秒359
▽スプリント決勝 中川誠一郎(熊本)2―0河端朋之(岡山)(3)雨谷一樹(栃木)
▽ケイリン決勝(1)園田匠(福岡)上がり11秒252=差し(2)浅井康太(三重)(3)藤木裕(京都)
▽チームスプリント決勝(1)中部チーム(松岡篤哉、竹内雄作、森川大輔)1分14秒329(2)北日本チーム(3)南関東チーム
▽4キロ団体追い抜き決勝(1)中部チーム(山口泰生、児玉利文、吉田茂生、川西貴之)4分26秒149(2)近畿チーム(3)関東チーム
▽4キロ個人追い抜き決勝(1)岡嶋登(大阪)4分43秒641(2)網谷竜次(香川)(3)大屋健司(広島)
▽エリミネーション決勝(1)舛井幹雄(三重)(2)椎木尾拓哉(和歌山)(3)三谷将太(奈良)
▽カーネーションカップ(女子ケイリン)決勝(1)門脇真由美(大阪)13秒109=差し(2)梶田舞(栃木)(3)奈良岡彩子(青森)