公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

誰を取材しているのか?

2006-04-25 14:51:36 | 現場レポート

24日、笠松競馬場へ。

入場する前に浦氏が私の掲示板に、

「今日もなでしこの取材があるそうです。師匠にもあるんだとか。」

ということを書いていた。そして私もその取材とやらを受けるとは思わなかったな。

この取材というのはTBSの関東ローカルの深夜番組らしく、確か日曜深夜に放送される、「ドキュメントナウ」とかいう番組だそうだ。

3レースだったか、大黒社が突然、

「この人を紹介してあげて!ホームページもやっている人です。」

と言って勝手に紹介されてしまい、カメラが私のほうに向けられてしまった。そして、

「馬券はどんなものを買ったんですか?」

と暗に見せろ、というので仕方ないから見せたよ。

このレース、結局本命で来て取ったけど大損だ。

「取りましたねぇ。」

と言われたけど大損だ。うれしいことあるかい。

その後私は何回かなでしこのところへも行ったんだが、そこでも私のほうになぜかカメラを向ける。

逆に私が持っていたデジカメでそのカメラマンに向けて写真を撮ってやったよ。するとそのカメラマンは私のほうに向けなくなった。

ま、人を撮ることは好んでやれても、自分がやられると「照れくさい」し、反対にむかつくもんだろ。マスコミの連中はそのことを常に頭に入れておいたほうがいいぞ。

しかし7レース。またそのカメラマンが、

「どんな馬券買ったんですか?」

というんで、また見せることに。

その7レース。結局馬券のほうは取ったけど、またちょっと損したな。

「取りましたか!よかったですね!」

とそのカメラマンは言ってたけど、取っても損やぞ。うれしいことあるかい。

結局その日は2レースだけ買ったけど、いずれも取って損だったので、2000円ぐらいのマイナス。でもそれくらいで収まるというのは「三位一体」のおかげなのか?

たまたま途中で大黒社が、

大月(隆寛)さん<民族学者>来てるよ!」

と言い出したんで、私もカメラマンに、

「大月さん来てるらしいからそっちへカメラ向けたら?」

と言ったんだけど、番組に関係ないから「無視」。

私も最初は、

「ああ、そうか」

という感じでしか見てなかったが、佐橋さん(オグリキャップの元馬主)が自身で経営する、「アバンティー」のぬいぐるみを今開催期間中、「格安」奉仕するとかで、私は「マルゼンスキー」のぬいぐるみを買ったんだけど、それを覚えていたおばちゃん(というか、ぬいぐるみを買ったのはその日は私ぐらいなもの?)が、

「大月さん来られてますから是非。」

とかいうんで入った。

ま、大月先生も他の人と話していたんでただ聞いているだけだったが、時折、

「福山でアラブ大賞典やるんですか?」とか、

「高崎競馬場は今どうなっているんですか?」とか聞いてみた。

すると、高崎競馬場は馬場をコンクリートで固められてしまってもう競馬場としては再生不可能なんだとか。宇都宮競馬場や足利競馬場は半分荒地状態ながらも原型を今のところとどめているんだって。

最後にたまたま私は名刺を持っていたんで大月先生と交換。

ま、競馬をするというよりは、他のことでいろいろあった日だったな。

ちなみに大黒社やなでしこについては、

「この大黒社やなでしこがあるおかげで私は笠松ではあまり負けたことがない。」

とカメラに向かって言っておいたから2人とも何かお礼せい?

コメント (6)
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寺澤部屋へ

2006-04-25 14:16:00 | 現場レポート

18日尼崎、19日園田へ行ったレポートがまだ未消化であるが、それらは後日まとめる。

23日、一宮競輪場へ。

いつも一宮の1レース始まりというのは11:25あたりで、8時ちょっと過ぎに鶴橋から出る近鉄のアーバンライナーに乗れば楽々間に合うんだけど、この日は高知記念と併売ということで1レース始まりが早かったみたい。

それでも、1レースを見ることはできた。やるのは2レースからだ。

その2レース、一度その名前を覚えたら絶対に忘れる人はいないであろう、「左京源皇」が登場。

またそのレースには、競輪選手というよりは、かつては地元FM番組(じゃなかった。岐阜放送ラジオだった)のDJとして鳴らした石黒正紀が登場。しかも左京-石黒と並ぶからこれはスジだし面白いと思って買ってみたんだが・・・

それを買ってから寺澤さんの「初心者教室」へと入る。もっとも、初心者教室っていうのは名前だけで、来ているのは常連でキャリアン十年とかいう人ばっかりだ。

すると、寺澤さんが解説していくうちに、だんだんと暗澹たる思いがしてきたね。

「石黒はダメだ。もう走る気をなくしているんじゃないか。」

「左京も番手を狙われたら終わり。」

しかし。

「ま、逃げる選手がいてその番手だからやっぱり左京だろうね。」

そしてレースは教室備え付けのモニターで見るんだけど、左京は番手を完全に狙われてジャンでは後方の位置。ダメだこりゃ。

逆に石黒はいい感じで踏めていたにもかかわらず最後が伸びない。

「せっかくいい感じで来ていたのにダメですねぇ。石黒。」

と私が寺澤さんに聞くと、

「そうだね。もうダメかもしれない・・・」

「落ちるには早すぎる選手なんだが。」

すると、周りから、

「石黒なんてもう買えないよ!」

の声。確かS1にまでのぼりつめたことがある石黒だけど、引退の日は近いのかもしれない・・・

しかしながら、ここ数日寝不足の状態が続いていたばかりか、この日は5時起き。だんだん3レース、4レースと経っていくうちに眠たくなってきたんだが、この日の5レース。

中部競輪は1・三好陽一を本命としていたが、寺澤さんの見解は新人の9・稲川翔に乗る3・礒野永悟を中心とした近畿ライン優勢なんだとか。

しかも寺澤さんの見解だと稲川が逃げて三好が捲りに回るだろうということだったので、これは混戦必至と考え、中部競輪が印をつけていた6選手の2車単ボックス買い。

このレースはドリームの焼きそばを食べながら外で見ていたが、三好がなんと逃げていた。これを2センター付近から稲川が捲る展開。

最後はきわどい勝負となったが稲川が交わして1着。しかし2着争いは三好と山本の写真判定となった。

写真判定の結果、三好がタイヤ差山本を抑えて2着。4150円か。

取ったし、ちょっと儲けた。もっとも、全30通り100円しか買ってないけど。

それでも2レースの1000円負けを完全に取り戻し、ここでちょっとプラスになった。

でも。

もし2着が山本だったら「万シュー」だったのに・・・

今年はここまでまだ万シューは取ってないからなぁ。残念だな。ま、いいか。

そのあと再び部屋に戻ったんだが、一宮の5レースが終わったあとに高知記念の5レースが始まった。しかしこのレースは前にも紹介したとおり7名大量落車レース。

この瞬間、寺澤さんは、

「さあ、3着争いは早いよ!私が現役のときも経験があるから!」

と私ら客に講釈していたが、私は、

「アホか!何考えとんねん!」

「こんなことやっててレースが成り立つと思ってんのか!」

と大声を張り上げてしまった。本当はこの部屋で大声を張り上げるのはご法度なんだけどね。

でも、他の客も次第に、

「落ちた7人はみ~なクズだ!」

の声を出すようになった。しかも高知のそのレースのVTRが出てくると、次のレースの予想そっちのけでそのシーンをじっと見守る有様。

やはり、落車はダメなんだって。落車・失格をやる選手は「恥」だ。


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