公営競技の根幹をなす「ヒラ開催」だが、もうダメなんだろうか?
ま、私の場合、競艇はまずヒラには行かないな。オール女子戦だったら話は別だけど。
何せ、サイコロを振っているかのようで、滅茶苦茶堅いか、ビックリ万シューかどっちかだからね。予想なんてやれたもんじゃないだろ。
競艇ではヒラ開催の活性化を謳い、記念・SG級A1レーサーをたまにヒラ開催に登場させたりしている。
ま、F明けの場合は必ずヒラ開催からスタートさせるという趣旨は間違っていないと思う。そうしないといきなりG1とか出たところでスタート勘が微妙に狂っているから成績もまず伴わないと思うしね。
でもせいぜい1節、あるいは休み明けの2節が限界だって。F明けでもなんでもないのに突然ヒラに(各地区のオールスターメンバーが集るヒラは別)記念・SG級A1レーサーを登場させたところで、客はその選手が勝って当たり前だと思っているし、選手も負けたら何言われるか分からないからプレッシャーを感じるだけ。少なくとも、休み明け以外だと何の意味もない開催としか思わないのでは。
ただかつて、SG斡旋停止を食らっていた頃に、今垣光太郎とか、山崎智也とかいった「真面目なレーサー」が連戦連勝をヒラでも重ねてくれていたんで救われていただけの話。
そして、競艇を見ているファンなら分かると思うが、記念・SG級A1級レーサーとB1級の連中が一緒に戦うとはっきりいってまるで腕が違う。しかしそれでもA1が「ふっ飛ぶ」ときがあるから困るわけで・・・
むしろ私は、カテゴリーがはっきりしている競輪のヒラってのは最近もちょくちょく行くことは行く。
ところが競輪のヒラは上位陣は下位と対戦がないからまだマシにせよ、中下位の連中ときたらまるでやる気のないレースに終始。
絶好のタイミングで捲っていっても売り切れで終わることもあれば、中途半端にアウトから行ってズルズル後退するケースなんて日常茶飯事。別にその選手は「競るわけでもなし」。結局「ポーズ」だけなんだよな。
ま、あの大社長もヒラについてはおかんむりだ!
TOOL4より
各地から成績が送られて来ます。私が真先に見るのは入場者と売上。函館F1は1137人。弥彦FⅡ796人。福井FⅡ856人。玉野F1910人。武雄FⅡ938人。多分防府FⅡはもっとひどいだろうし、琵琶湖F12139人。宇都宮FⅠ2630人。小田原F1も3100人。大垣FⅡ・京王閣FⅡ・松戸FⅡの都会でも5千人を大きく下廻るのが現状。多分黒字は一場も無いのでは。こんなでも極楽トンボみたいな夢を喰ってる「バク」の様な事を唱えているのがお役人に近いど素人集団、もっと実情を把握しての適確な改革をすべきでしょう。土台が腐ってしまえば、どんなにS級トップが頑張っても崩壊するのが自然の摂理。赤字開催を廃止して、まだ利益が見込まれる開催だけをやるべし、そうしないと本当に競輪はやばいです。
確かにそうだろうね。
イチローではないが(イチローはいい意味で言ったけど)、
「ヤバイっすよ!」
ま、競輪・競艇についてはヒラ開催を大幅に減らせ(あるいは全廃せい)!というファンの声が日増しに強くなっている。
なのに「我関せず」の姿勢を貫く中下位レベルの選手連。
私は何度かメールマガジンなどで競輪の開催削減に伴う番組改革案を出したけど、F2はそれでも「残せ!」と訴えてきた。
でもここまで「ひどい」とはっきりいってF2自体やめたほうがいいんではないか、と思ってきた。
どうしたらいいのかね?
あっ、競馬は「ヒラ場(平場)」がないと成り立たない競技なのでなくすことは無理だろう。オートレースは最近現場へめったに行かないからなんともいえないわ(ま、見るに耐えないのは競輪や競艇と一緒か)。